【凱旋門賞2016予想考察】マカヒキら有力馬分析
(元画像はコチラ@lunapark0531さん。)

凱旋門賞2016の予想考察です。

凱旋門賞2016の出走予定馬は、ポストポンド、マカヒキ、ファウンド、ハーザンド、レフトハンドなど。シャンティイ競馬場芝2400mで行われるG1戦です。今回は有力馬の分析を行っていきましょう。

シャンティイ競馬場のコース解説については「【シャンティイ競馬場芝2400mコース解説】凱旋門賞とニエル賞の舞台」をご覧ください。

凱旋門賞2016の有力馬分析

ポストポンド

昨年7月のキングジョージを制して以降、目下7連勝中。今年のドバイシーマクラシックではドゥラメンテに2馬身差をつけて完勝した。様々な競馬場で結果を残してきたようにどんな条件でも力を出せるのが強み。凱旋門賞はこれまでとは一転、多頭数での競馬になるが、レースセンスが非常に高いので心配はいらないだろう。レーティングは出走馬の中でトップの124。絶対的な存在とまでは言えないが、能力通りなら好勝負必至だろう。

ハーザンド

今年の英愛ダービー馬。古馬初対戦となったチャンピオンステークスでは8着に敗退。4コーナー付近ですでに手応えが悪く、直線に入っても伸びなかった。英ダービー2着ユーエスアーミーレンジャーはその後、G3で古馬と対戦して4、2着。現3歳牡馬のレベルが低いのかもしれない。レーティングは123で上位だが、人気を集めるなら積極的に買うべき馬ではないか。

ファウンド

デビュー以来、【5.10.2.1】という驚異的な安定感。唯一、着外に敗れたのは昨年の凱旋門賞だが、直線で前が壁になってしまい、力を出し切れずに終わってしまった。前走は強豪がそろった愛チャンピオンステークスで2着に好走。コロネーションカップの走りを見るとポストポンドとの逆転に疑問符がつくものの、前走のパフォーマンスを出せれば、着差は詰まっていいはず。鞍上は日本でもおなじみのムーア騎手。不気味な存在。レーティングは122。

マカヒキ

前哨戦のニエル賞は勝って当然のメンバーの中、僅差の勝利。「落鉄」や「超スローペースで着差がつかなかった」など、いろいろと言われているが、メンバーレベルが相当低かったのは事実で、突き放せなかったのには疑問が残る。レースセンスもあるほうではなく、多頭数で馬群が密集する競馬は合わないか。ベタだが、嫌って妙味だろう。レーティングは121。

レフトハンド

今年のヴェルメイユ賞勝ち馬。【凱旋門賞2016予想考察】ポストポンドらが出走予定でも触れたが、ヴェルメイユ賞→凱旋門賞というステップは過去5年だけで11年2着シャレータ、12年1着ソレミア、13年1着・14着1着トレヴを輩出。今年のヴェルメイユ賞組は本馬のみなので要注意の1頭だろう。問題は過剰人気になりやすい条件がそろっていること。おそらく実績をほとんど無視して「3歳馬」「ヴェルメイユ賞組」という二点だけで飛びつく人が多そう。実績、能力に見合わないオッズになるなら、ヴェルメイユ賞に縛られない方がいいか。

凱旋門賞2016の現時点の本命馬は…

凱旋門賞は枠順も重要になるので、変更する可能性はありますが、現時点では

ポストポンド
ファンド

を本命にしようかと考えています。当初、レフトハンドでもいいかなと思ってましたが、データ派に集中砲火を浴びそうな雰囲気ですし、それなら素直に能力を評価したいところ。ただ凱旋門賞は強い馬が強い競馬をするというよりも運を味方につけた馬が勝つレースなので、これから伏兵勢でチャンスのありそうな馬をじっくりと考えたいところです。

以上、凱旋門賞2016の有力馬分析でした。

秋競馬、開幕!真の競馬力を身につけて勝ち越しましょう!

ゆたぽんの馬券生活共同組合では毎週、勝負レースを配信しています(勝負度、参考買い目とともに)。以下に記載したのは7月2週目の勝負レースの的中例です。

夏競馬の振り返りはこちらをご覧ください(⇒夏競馬の振り返りと秋競馬に向けて)。
************************************************

≪函館10レース 八雲特別 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧フォールインラブ(4番人気1着
○⑩バリス(1番人気3着
▲⑪ブレイクザポケット(5番人気2着
△①フェイブルネージュ
△⑫ケンホファヴァルト
△④サラザン

フォールインラブが面白い。前走遊楽部特別は開幕週でイン有利の中、外々を回らされる苦しい競馬。2着フィブルネージュとは0.1秒差だったが、通ったコースを考えれば、フォールインラブ>フェイブルネージュと判断していいだろう。当時より外差しが利く馬場なので、条件も好転する。

相手はバリス。前走は早めに動いてブレイクザポケットやレジメンタルを振り切っているので、ここに入れば能力上位だろう。1番人気でも堅実駆けか。

馬券は3連複でフォールインラブとバリスから印を打った馬へ。フォールインラブ、ブレイクザポケット、フェイブルネージュとの組み合わせだけは抑えで買っておく。ボーナスで馬連、馬単、3連単。

【参考買い目】

3連複:8-10-1、4、11、12(4点)…フェイブルネージュ、ブレイクザポケットとの組み合わせが本線。

馬連:8-10

馬単:8→10

3連単:8→10⇔1、11(4点)

16年八雲特別

≪福島10レース 天の川賞 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑩ダイナミックウオー(4番人気2着
○①クラーロデルナ
▲⑭シュミット(9番人気1着
△③メイプルレインボー(5番人気3着
△⑤フジマサクラウン
△⑧エグランティーナ
×②オウケンゴールド
×⑬イダクァイマ
×⑮キャプテンペリー

ダイナミックウオーが巻き返すだろう。前走加古川特別は時計の速さについていけなかった感じ。昨夏には福島ダート1700mの横手特別で2着に好走しており、持久力戦になりやすい小回りダートの方が合っているのだろう。今回は相手関係も弱くなっており、前走だけ走れば、馬券圏内には入れるはず。少しズブさを見せるタイプなので、追える鞍上とも手が合いそうだ。

相手はクラーロデルナ。最内枠で乗り方がカギだが、前走でインを捌いてきたように器用さを兼ね備えているタイプ。鞍上的に信頼できないものの、能力的には軽視できない。

3番手はシュミット。前走はダイナミックウオーと一緒に走って先着。本馬は昨年の天の川賞の2着馬で、舞台適性もある。

上位3頭が差し馬になったが、ポジション取りが読みづらいメンバーで、マクリ合戦になりそう。最後は持久力勝負になって、単純に強い馬が上位入線するレースになるのではないか。

馬券はワイド&馬連&馬単でダイナミックウオーからクラーロデルナ、シュミットに流す(ワイドではなく3連複を買うなら、3列目は総流しくらいの気持ちで手広く流したい)。ボーナスで3連複、3連単も。

【参考買い目】

ワイド:10-1、14(2点)

馬連:10-1、14(2点)

馬単:10→1、14(2点)

3連複:1-10ー14

3連単:10→1、14→1、14(2点)

16年天の川賞的中画像

≪函館11レース マリーンステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑨トミケンユークアイ(10番人気3着
○⑪ショウナンアポロン(2番人気1着
▲⑥イッシンドウタイ
△⑧イースターパレード
△⑦バンズーム
△③ヒラボクプリンス(6番人気2着
×⑫ナリタスーパーワン
×⑤ソロル
×④ライズトゥフェイム

大沼ステークスの再戦ムードだが、その大沼ステークスは3着以下が大混戦(3着~7着まで0.1秒差)。ここは展開ひとつで結果がガラッと変わりそうで、伏兵の一発がありそうなレースだ。

トミケンユークアイの逃走に期待したい。前走大沼ステークスは果敢に逃げるも、4コーナー手前から勝ち馬モンドクラッセに並ばれる苦しい展開。ペースが速かったわけではないが、精神的にキツい競馬だった。本馬はとにかくテンのダッシュ力があるので、今回も単騎逃げが濃厚(ショウナンアポロンとはテンのスピードが違う。スタート五分なら逃げるのは9割くらい本馬だろう)。行き切ってしまえば、今の函館ダート1700mなら粘り込んでも不思議ではない。

相手はショウナンアポロン。トミケンユークアイがとにかく速いので2番手からの競馬になりそうだが、これまでのレースを見てもハナを奪えなければ、力を出せないタイプではないはず。アンタレスステークスでは予想以上のしぶとさを見せており、ここに来て力をつけているのは間違いない。トミケンユークアイとの行った行ったは大いにありうるだろう。

以下、イッシンドウタイ、イースターパレード、バンズームと差はない。馬券は3連複で1列目にイースターパレード、2列目にショウナンアポロン、イッシンドウタイ、イースターパレード、3列目に印を打った馬へ流したい。馬連&馬単も抑えておく。

【参考買い目】

3連複:9-6、8、11-3、4、5、6、7、8、12(18点)

馬連:8-6、8、11(3点)

馬連:8→6、8、11(3点)

16年マリーンステークス的中画像

≪中京7レース 未勝利 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑧メイショウケンプウ(12番人気1着
○③シルヴィーボーテ
▲⑤メイショウバラード
△⑦グレンダロッホ
△②イケジュンクイーン(5番人気2着
△①ダイワウィズミー
×⑯タガノガンチャン(3番人気3着
×⑮ニホンピロプレー
×⑨キトゥンズグレイス
×⑫アグネスルコリエ

メイショウケンプウの一発に期待したい。2走前のエンパイアブレイク組はメンバーがそろっていた一戦で、2~4着馬はすでに未勝利勝ち。今回はメンバーが明らかに手薄なので、当時だけ走れば、出番があってもいいのではないか。

相手はシルヴィーボーテ、メイショウバラードが有力。

馬券はワイド&馬連でメイショウケンプウからシルヴィーボーテ、メイショウバラード、グレンダロッホへ流したい。

【参考買い目】

ワイド:8-3、5、7(3点)

馬連:8-3、5、7(3点)

3連複:8-3、5、7-3、5、7(3点)

単勝:8

160709中京7レース的中画像

これは単勝92.5倍の◎メイショウケンプウが勝利するも単勝だけで悶絶…

************************************************

日曜日はパークウインズで追加購入した馬券もあり、それを合わせると本当に大勝の一言。ローカルのダート1700mは相性がいいみたいで、今週も楽しみですね。

何度か書いてますが、私は週末かなりの時間を予想に費やしています。週末の睡眠時間は2~3時間ほど。それくらいやらないと、データやタイムランクや血統などの一般大衆から離れた本当の穴馬を見つけることができません。3場開催中は、木曜日から予想をコツコツと始めるようにしました。

ただそれって普通の生活をしているとなかなかできないと思います。日頃の生活がありますし、週末は競馬以外の予定があるかもしれません。それでも競馬が好きで、なによりも馬券を当てたい!って方であれば、ご期待に応えられると思ってますので、ぜひご一読頂ければと思います(初月は490円。登録から1ヶ月以内であれば、490円しかかかりません)。