安田記念2021の予想です。
安田記念2021の出走馬は、グランアレグリア、サリオス、インディチャンプ、シュネルマイスター、ケイデンスコールなど14頭。東京競馬場芝1600mで行われるG1戦です。
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安田記念2021の予想です
今年の安田記念は「差しが決まりやすい馬場」というのが大きなポイントになりそう。オークス、日本ダービーともに立て続けに差し、追い込み勢による決着。G1レース以外を見ても、差しがよく届いており、今週に入ってもこの傾向に変わりはないだろう。
安田記念の出走馬を見渡すと、ギベオン、ダイワキャグニー、ラウダシオン、トーラスジェミニなど、前々で粘り込みを狙いたい伏兵が多数。先週の目黒記念のようなお互いがどうぞ、どうぞと譲ってしまう超スローペースは考えられず、馬場バイアス通り追われてからしっかりと脚を使える馬に分があるレースになるはずだ。
本命は1枠1番には目を瞑ってサリオスから入りたい
コントレイルさえいなければ、無敗の二冠馬として歴史に名を残していた馬。直近2走はともに5着に敗れているが、マイルチャンピオンシップはスローペースの中、大外枠から外々を回らされて差し届かず。前走大阪杯はいかにも不得手な条件かつ特殊な道悪馬場でもあり、力を出し切れなかったと考えるのが自然だろう。
これまで左回りのワンターンコースでは新馬1着、サウジアラビアロイヤルカップ1着(レコード)、毎日王冠1着と圧巻の走りを披露。ベスト条件に変われば、近2走のうっ憤を晴らす可能性が高いのではないか。1枠1番は歓迎ではないものの、前々で立ち回りたい馬が多数いるので、馬群はそれなりにバラけるはず。各騎手に外へ外への意識があることを考えても、「1枠1番=直線でラチ沿いを通らされる」とはならないだろう。日本ダービーのエフフォーリアのように1枠1番でも直線で馬場の中ほどに持ち出すことは十分に可能なはずだ。
相手はグランアレグリアがただただ強い
昨年の安田記念でアーモンドアイに完勝して以降、マイル以下ではほぼ敵なし状態。今のような決め手が生きる馬場はピッタリで、普通に回ってくれば、連覇は濃厚と見ていいだろう。それでも2番手にしたのは、サリオスもこの舞台なら相当強いと見ているのと、あのウオッカでもヴィクトリアマイルで7馬身差の圧勝→安田記念では僅差の勝利だったので、前走の圧勝劇で単勝1倍台に推されるなら、サリオスを捕らえ切れずのシーンに淡い期待をしたい。
3番手はカラテが侮れない
未勝利、1勝クラスを勝ち上がるのにも時間がかかったが、ここに来て馬が突如化けて、2勝クラス→3勝クラスと連勝すると、その勢いで東京新聞杯も勝利。その東京新聞杯は直線で前の馬群を捌くために進路を切り返すロスがあるなど決してスムーズに立ち回れたわけではなく、着差以上に強さが際立ったレースだった。
以前に何度か書いたことがあるが、フレンチデピュティの血が入った馬は本格化すると急成長するケースが多々あり、本馬もそのパターン。今の勢いならこの大舞台で前走以上のパフォーマンスを見せても何ら驚けないだろう。正直、本命に推したかったが、間隔が空いた影響か陣営のトーンが低く、今の差し馬場も歓迎とは言えないので、3番手に留めたい。
インディチャンプは昨年の安田記念でグランアレグリア、アーモンドアイの3着に入り、マイルチャンピオンシップではグランアレグリアの2着に好走。あの2レースだけ見れば、グランアレグリアの2番手に推すべきだが、近3走がやや物足りず、絶好調期を過ぎた印象。またどちらかと言うと、トキオリアリティー~ウィルパワーの系統らしくパワータイプなので、今の超高速馬場も歓迎とは言えないだろう。
カテドラルは東京芝1600mではNHKマイルカップ3着、東京新聞杯2着の実績があり、東京芝1600mで差しが決まりやすい馬場は絶好条件。あとはこのメンバーでどこまで通用するかだろう。
ダノンプレミアムはグランアレグリアを除けば、能力上位も、今の馬場にどこまで対応できるか。ただ鞍上が川田騎手ではなく、池添騎手なので、上手く溜めて末脚を引き出すシーンがあるかもしれない。休み明け自体は苦にしないタイプだ。
ケイデンスコールは今年に入ってからスランプを脱し、京都金杯1着→中山記念2着→マイラーズカップ1着と安定した成績。レースセンスが高く、鋭い脚も使えるので、堅実に走ってくるイメージが浮かぶ。
シュネルマイスターは古馬初対戦でどこまで通用するか。前走NHKマイルカップでタイム差なしの2着に入ったのは桜花賞15着馬のソングライン。そのソングラインがここでも通用するかと言われると、答えはノーな気がする。
最後にダノンキングリー。間隔が空いた影響か人気はないものの、川田騎手はダノンプレミアムではなく、こちらの方へ。直近2走で終わったと決めつけるのはまだ早計で、人気がグッと落ちるなら一枚押さえておいてもいいか。
安田記念2021の印です
◎①サリオス
○⑤グランアレグリア
▲④カラテ
△⑧インディチャンプ
△⑭カテドラル
△⑥ダノンプレミアム
×⑫ケイデンスコール
×⑬シュネルマイスター
×⑪ダノンキングリー
以上、安田記念2021の予想でした。