@h_r_p_studio さんの写真。)

ヴィクトリアマイル2019の予想です。

ヴィクトリアマイル2019の出走馬は、ラッキーライラック、プリモシーン、アエロリット、レッドオルガ、ミッキーチャームなど18頭。東京競馬場芝1600mで行われる牝馬限定のG1戦です。昨年は◎ジュールポレール(8番人気1着)で的中したレース。今年も続きたいですね。

5月12日(日)の平場の勝負レースはこちらから。当日の9時ごろに掲載します)。

東京芝はやはり先週とは異なり、外差しからフラット、時計も一段と速くなった印象を受けますね。先週のNHKマイルカップは差し、追い込み決着でしたが、今週のヴィクトリアマイルは真逆の決まり手になりそうな気がしますが果たして…

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ヴィクトリアマイル2019の予想です

土曜日の競馬を見る限り、A→Bコース替わり、天気も回復したことにより、時計が一段と速くなり、フラットな馬場に。先週は数字以上にタフで外からの差しがよく決まっていたが、今週は数字通りに軽いイメージで、内、中、外の差はほぼないと見ていいだろう。

そうなってくるとカギを握るのは展開。メンバーをパッと見た感じだとどの馬がレースを作るのか読みづらいが、予想した隊列図は以下の通り。

◆ヴィクトリアマイルの予想隊列図

逃げるのはクロコスミア。本馬はとにかくスタート、二の脚ともに速く、スタートをポンと出て外から競いかけてくる馬がいなければ、自然とハナに立つ形になりそう。鞍上の戸崎騎手は17年ワールドオールスタージョッキーズで同馬に騎乗し、逃げ切り勝ちを収めており、当時のイメージで乗ってくるのではないか。

続くのはラッキーライラック。前走阪神牝馬ステークスは好スタートを切るも控えたとことで馬群の中で揉まれて消化不良の競馬に。鞍上の石橋脩騎手はレース後に「うまく誘導できず、かわいそうなレースになってしまいました」と述べており、今回は前走の反省を生かすべく、一転して強気の先行策を打ってくるだろう。内のクロコスミアがハナに行けば、その直後に収まるのではないか。

ラッキーライラックの隣枠に入ったミッキーチャームは内のラッキーライラックを見ながらの追走。前走阪神牝馬ステークスのイメージで外目2、3番手から抜け出す作戦だろう。

読みづらいのはアエロリット。思い切ってハナに行く可能性はあるが、番手でも十分に力を発揮できるタイプなので(横山典弘騎手が騎乗して逃げたのは17年クイーンステークスの一度しかない)、出たなりで内の馬を見つつ、その直後に収まるか。ただそれだと終始外々を回らされる形になるので、思い切ってハナに行く可能性も50%くらいはありそうだ。

いずれにしてもペースはそこまで上がらないイメージ。今の馬場なら内、前にいた方が有利だろう。先週のNHKマイルカップとは異なる立ち回り決着に期待してみたい。

本命はラッキーライラックが前走のうっ憤を晴らす

前走阪神牝馬ステークスは内枠から控えたことで外の馬に次々と被されてしまい、位置を徐々に下げる形に。直線では進路を確保するのにも時間がかかり、全くもっての参考外の一戦だった。2走前の中山記念ではマルターズアポジーが刻む淀みのないペースを自分から動いていき、勝ち馬ウインブライトとタイム差なしの2着。ウインブライトはご存知の通り、次走クイーンエリザベス2世カップを制覇。当時、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、エポカドーロらに先着を果たしており、チューリップ賞以来、勝ち星はないものの、能力は決して衰えていない。今回は鞍上の石橋脩騎手が後悔なく正攻法の競馬に徹してくれるはず。能力は最上位なので、スムーズな先行策さえ打てれば、堅実に走ってくるのではないか。

相手は人気薄だが、クロコスミアが面白い

前走阪神牝馬ステークスは控えて持ち味が生きずも、上り勝負にはしっかりと対応しており、「逃げていれば…」と思わせた内容。今回はメンバー、枠順的に行き切っても不思議ではなく、マイペースの逃げを打てれば、Bコース替わりで内も残る馬場なら粘り込みがあってもいい。G1・2着2回の実績で(昨年のエリザベス女王杯はリスグラシューと一騎打ち)、海外遠征にも果敢に挑戦している馬。土曜日時点で13番人気はさすがに舐められ過ぎではないか。

3番手は内、前有利の想定ならアエロリットも有力

正直、位置取りが読みづらいが、前々での競馬になるのは間違いなく、前々で立ち回るラッキーライラック、クロコスミアに思い印を打つ以上、本馬も上位に評価すべきだろう。東京では【3.2.0.1】とほぼ崩れ知らず(唯一、馬券圏外に敗れたのは昨年のヴィクトリアマイル4着)。直近2走は言い訳の利く敗戦なので、気にしないでいいだろう。

当初本命を考えていたレッドオルガは位置取りを考えて4番手に。前走阪神牝馬ステークスはラッキーライラックと同じく位置取りが悪くてレースに参加できず。2走前の東京新聞杯では安田記念でも有力馬の1頭になりそうなインディチャンプに迫っており、ここに来て力をつけているのは間違いない。東京芝は【2.1.2.0】と複勝率100%。エリモピクシーの仔は、クラレント(15年安田記念3着など)、レッドアヴァンセ(18年ヴィクトリアマイル3着)など東京のマイルG1で活躍する傾向があり、血統的なバックボーンを考えても、ここは要注意だろう。

ミッキーチャームは前走阪神牝馬ステークスが恵まれての勝利だったものの、今回も展開に恵まれそう。やや非力なイメージがあるので、高速馬場での東京芝1600mは合っているだろう。隣のラッキーライラックに外からついていけば、一緒に粘り込むシーンがあってもいい。

ノームコアは世代トップクラスの能力を持っており、立ち回りひとつでチャンスはありそう。それでもこの枠だと道中は中団より後ろになりそうで、そこを出してくるのがレーン騎手かもしれないが、位置取り重視で考えると、積極的には買いらい。

プリモシーンは逃げ、先行勢にそこまで離されずについていけば、馬券圏内に食い込むチャンスが出てきそう。東京芝1600mはベスト条件のはずで(昨年のNHKマイルカップは5着に敗れているが、戸崎騎手の騎乗ミスさえなければ、まず勝ち負けだった)、コース替わりでさらなる前進があるだろう。

最後にカンタービレ。今の馬場だとこの枠はマイナスかもしれないが、鞍上は多少のマイナスがあった時の方が怖いM・デムーロ騎手。前走阪神牝馬ステークスの走りを見ても上位勢とはそん色がなく、この枠でも前々で流れに乗れれば、上位進出しても不思議ではない。

ヴィクトリアマイル2019の印です

◎⑥ラッキーライラック
○③クロコスミア
▲⑪アエロリット
△②レッドオルガ
△⑦ミッキーチャーム
△④ノームコア
×⑨プリモシーン
×⑮カンタービレ

以上、ヴィクトリアマイル2019の予想でした。