浦和記念2020(浦和)の予想です。
浦和記念2020の出走馬は、JRAからウェスタールンド、ロードブレス、ダノンファラオ、デルマルーヴル、ヒストリーメイカーが出走。地方勢は、リンノレジェンド、クインズサターン(以上、北海道)、タービランス、サーヒューストン(以上、浦和)、ストライクイーグル(大井)らが迎え撃ちます。浦和競馬場2000mで行われるJpnII戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。役者が豊富でなかなか面白いレースですね。
※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」にパスワードが掲載されています。
3日間開催お疲れさまでした。
火曜日は3日間開催のレース回顧をしていたのですが、マイルチャンピオンシップは本当に見れば見るだけ悔しいですね(苦笑)
道中から一発ありそうな雰囲気がヒシヒシと伝わってきて、直線でイン強襲して先頭に並びかけた時は、「いわたぁああーーーいけぇぇえぇー」って感じだったのですが、あと一歩及ばず…相手も読めていたのでなおさらですね。
レース後に知ったのですが、◎スカーレットカラー、引退レースだったんですよね。ずっとG1でも通用すると信じ、ヴィクトリアマイルで本命、天皇賞(秋)で対抗、そして最後のマイルチャンピオンシップではまた本命。最後にようやく報われたと思いましたが、あと少しでした。それでも低評価を大きく覆し、またスカーレットカラー&岩田騎手らしいレースだったと思います。お疲れ様でしたm(__)m
この悔しさは今週晴らしたいですね。また今週頑張って参ります!
浦和記念2020の予想と見解です
チャンピオンズカップの1週前に行われる浦和記念。秋の大舞台の直前に行われるゆえ、例年JRA勢は層が薄くなる傾向があり、地方勢の台頭がチラホラあるレース。
昨年こそJRA勢が上位独占したものの、15年にはハッピースプリント→サミットストーンの地方勢のワンツーフィニッシュ。16年にもやはりハッピースプリントが3着に入り、17年にはヒガシウィルウィンが2着に好走した。
しかし、今年の出走馬を眺めると、どうも例年とは様相が異なる印象。JRA勢は「Road To JBC」の副題がつく日本テレビ盃を制して勢いに乗るロードブレス、ジャパンダートダービーを制して3歳王者に輝いたダノンファラオ、18年2着チャンピオンズカップ2着の実績を残るウェスタールンドらの強力な布陣。あくまでも推測に過ぎないが、クリソラベルに白旗を挙げた馬たちが、より可能性が高く、賞金的にも魅力なこのレースに駒を進めてきたのではないか。
地方勢も決して舐められたものではないが、今年は「例年にも増してJRA勢が強力」というのが1つのポイントになりそうだ。それでは予想にいきましょう。本命は…
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前走に続いてウェスタールンドから入る
前走時には「本馬はギアチェンジ力の速さが素晴らしく、一瞬で前を飲み込める脚力を持っているのがウリ。過去2回走っているダート1700mでは2回ともゴーサインが出てからあっという間に前を交わしさっており、この条件でこそ良さが生きるタイプだろう。」と書いたが、エルムステークスでもコーナーで一気に加速し、タイムフライヤーには及ばなかったものの、上り最速で2着を確保。差し馬ながら小回りコースでこそ良さが生きるタイプで、コーナー6回の浦和2000mでも鞍上が仕掛けどころさえ間違わなければ、堅実に走ってくるだろう。
ダートで藤岡祐介騎手とのコンビでは【2.2.0.0】。一度も連をハズしておらず、ここも順当に勝ち負けに加わってくると見た。
相手はロードブレスが堅実に走ってきそう
前走日本テレビ盃は馬群がバラけたことで、ストレス負荷がかからない先行策ではあったが、直線入り口でアナザートゥルースを楽に交わすと、2着デルマルーヴルに2馬身差をつけての完勝。ダート路線に変更してからは上り35秒台が求められる決め手比べになったストレイプステークスを除けば、5戦5勝。中身の締まったレースになればなるほど良いイメージで、リンノレジェンド、ダノンファラオが前で引っ張れば、また本馬に流れが向く可能性はある。
3番手は地方ダートグレードを転戦しているデルマルーヴル
前走JBCクラシックでは6着に敗れたものの、本馬もウェスタ―ルンドと同様に小回りコースでこそ良さが生きるタイプ。昨年の浦和記念では1番人気4着と敗れたものの、鞍上のマーフィー騎手が上手く誘導できなかった印象が強く、決して馬の適性が問題だったわけではない。今回は本馬でしっかりと結果を残している戸崎騎手。純粋に馬の能力、適性を信頼していいはずだ。
穴ならストライクイーグルが怖い。前走日本テレビ盃ではロードブレス、デルマルーヴルに次ぐ3着だったものの、森騎手は二度目の騎乗になり、いかにも一工夫してきそうな雰囲気。浦和2000mで行われた19年JBCクラシックでは勝負どころで置かれながらも5着を確保。コース自体は問題なく、鞍上の絶妙なエスコートがあれば、馬券圏内ならチャンスはあるだろう。
ヒストリーメイカーは左回り【0.0.0.3】も、3走前のマーキュリーカップは単純に早仕掛けで負けただけで、左回りNGと決めつけない方が良さそう。ただいかにも500キロを大きく超える大型馬で、浦和2000mの適性ではほかのJRA勢にやや劣るか。
ダノンファラオは前走JBCクラシックで5着に健闘したものの、今回はリンノレジェンドが是が非でも行く構えを見せており、2番手に控えざるを得ないはず。被されなければ、ジャパンカップダートのように力を発揮できるものの、外からプレッシャーをかけられたところで自分からレースをやめてしまいそう。現3歳世代のレベルにも疑問があり、前負けて強しと捉えられるなら軽視したい。
浦和記念2020の印
◎②ウェスタールンド
○⑤ロードブレス
▲⑨デルマルーヴル
△⑪ストライクイーグル
△⑩ヒストリーメイカー
△⑥ダノンファラオ
1番リンノレジェンド…ダートグレードはこれまで北海道2歳優駿6着、マーキュリーカップ7着、白山大賞典5着に終わっており、掲示板が精いっぱいの現状。ここはJRA勢が強力な布陣なので、掲示板に入れれば、上出来なのでは。
3番マイネルズイーガー…ダートは未勝利時代に2回だけ走って7、13着。アイルハヴアナザー産駒でもダート適性がなさそう。
4番クインズサターン…道営に移籍して見事な4連勝を成し遂げたが、砂が深く、大箱の門別コースがいかにも合っていた。浦和2000mで行われたJBCクラシック4着はあるものの、本質的に小回りコースは向いていない。
7番タービランス…前走埼玉新聞栄冠賞はピークを過ぎたリッカルド、3歳のファルコンウィング相手に接戦の勝利。相手なりに走る面はあるものの、ダートグレードでは力不足なのでは。
8番サーヒューストン…左海騎手ー小久保厩舎のラインも、さすがにダートグレードでは荷が重いだろう。
浦和記念2020の買い目
ここは馬券的にあまり面白味がないかもしれませんが、1列目にウェスタ―ルンド、2列目にロードブレス、デルマルーヴルで勝負します。ヒモに人気薄で期待しているストライクイーグルを連れてきて欲しいですね。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△(7点)
3連複で1列目にウェスタールンド、2列目にロードブレス、デルマルーヴル、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はヒストリーメイカーまでです。馬券的にはストライクイーグル&森騎手のコンビに期待します。
浦和記念2020の予想でした。