(@h_r_p_studio さんの写真。)
ユニコーンステークス2019の予想考察です。
ユニコーンステークス2019の出走予定馬は、デュープロセス、デアフルーグ、ヴァニラアイス、ワイドファラオ、ヴァイトブリック、ノーヴァレンダ、サトノギャロスなど。東京競馬場ダート1600mで行われる3歳限定のG3戦です。
6月2週目は全体的に可もなく不可もなくの結果でした。
日曜日の小金井特別が印上位4頭でクリーンヒットするも、ほかのレースで続くことが出来なかったので、この一撃に助けられた感じでしたね。
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≪東京9レース 小金井特別 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎④メイショウミライ(1番人気1着)
〇⑭ティアップサンダー
▲⑮ミスパイロ(6番人気2着)
△⑫トークフレンドリー(12番人気3着)
△⑦カレイドスコープ
△⑨アルベルティーヌ
×②インバウンド
×①ハルサカエ
×⑬クーリュ
ここは買いたい穴馬が3頭いるので、その中からどの馬を本命に推すか迷ったが、どれも甲乙つけ難いので、上位人気で信頼度が最も高そうなメイショウミライから入る。前走日吉特別では武豊騎手騎乗のメイショウサチシオに逃げ切りを許したが、今度は本馬に武豊騎手が騎乗し、正攻法の競馬から押し切りを狙ってくれそう。近2走の内容から現級では明らかに能力上位の存在。土曜日の東京ダートを見る限り、内、前で運べた方が有利そうだ。
相手は二ケタ人気の大穴だが、ティアップサンダーは能力だけなら現級通用レベルと見ていい。5走前の500万下勝ちが出遅れ→後方ポツン→大外ぶん回しで豪快な差し切り勝ち。ハマったといえばハマったのだが、上りは2位以下を0.8秒も引き離しており、決してフロックの一言では片づけられない。昇級後は結果こそ出ていないものの、上りはすべて2位以内をマーク。特に東京ダート1400mで行われた4走前の清里特別では直線で前が詰まりながらも勝ち馬ルッジェーロから0.6秒差。乗り方ひとつで上位争いできたレースだった。追い込み一辺倒、鞍上・黛騎手、逃げ、先行勢が手薄のメンバー構成なので、脚を余す可能性の方が高いものの、ここまで人気がないならハマり待ちで買う価値はある。
3番手はミスパイロ。本馬も3、4走前の内容から現級では能力上位の存在。直近2走は中山ダート1200mの内枠でノーカウント。本馬自身、1~2枠【0.0.1.9】、7~8枠【2.1.1.3】の典型的な外枠巧者。内枠→外枠替わりで人気が落ちるなら絶好の狙い目だろう。
トークフレンドリーも不気味な存在。休み明けの前走1000万下は直線で前が詰まってしまい、やや消化不良の競馬だった。ここは逃げ、先行勢が手薄な組み合わせなので、外枠からスムーズな先行策を打てれば、残り目があるかもしれない。
馬券は3連複で1列目にメイショウミライ、2列目にティアップサンダー、ミスパイロ、トークフレンドリー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。あとは馬連を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲△(トークフレンドリー)ー○▲△△△×××(18点) 289.9倍的中
馬連:◎ー○▲△(トークフレンドリー)(3点) 20.1倍的中
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今週から函館開催が開幕。
この開催が始まると、いよいよ夏競馬本番といった感じがしますね^^
今週から3場開催に戻り、2歳未勝利戦も始まるので(今の時期の3歳未勝利は予想していても面白味が感じられず)、また週末を楽しみに頑張って参りたいと思います。東京も阪神もいかにも開催後半の芝に突入しそうで、残り2週が面白そうです。
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ユニコーンステークス2019の予想のポイント
その1.淀みなく流れて直線は決め手勝負に
始めに以下にまとめたのは過去5年のユニコーンステークスの3着以内馬(14~18年)です。
◆過去5年のユニコーンステークスの3着以内馬(14~18年)
ご覧の通り、速い上りをマークした馬が上位に入っており、過去5年の3着以内馬15頭のうち11頭は上り3位以内をマーク。
14年2着コーリンベリー、15年2着ノボバカラと前々で粘り込む馬もいますが、3~4コーナーともに5番手以内から押し切ったのは16年1着ゴールドドリームのみですから、よほど力が抜けていない限り、先行して押し切るのは難しいレースと言えます。
ユニコーンステークスは例年、距離が明らかに長い短距離馬の参戦があるため(この時期にオープンまで出世したダート馬は番組上、ユニコーンステークスに使うしか選択肢がない)、ペースが淀みなく流れる傾向があり、結果的に終いまでしっかりと脚を伸ばせる差し馬の活躍が目立っているのでしょう。
今年の出走予定馬を見渡しても逃げ、先行勢がそれなりに揃いましたし、ユニコーンステークスらしい追い比べになる可能性が高そうです。
ユニコーンステークス2019の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | デュープロセス | 3.4 |
2 | デアフルーグ | 3.7 |
3 | ヴァイトブリック | 6.6 |
4 | ノーヴァレンダ | 8.2 |
5 | ワイドファラオ | 9.0 |
6 | ヴァニラアイス | 14.4 |
7 | ダンツキャッスル | 16.8 |
8 | サトノギャロス | 17.8 |
9 | ニューモニュメント | 24.5 |
10 | エルモンストロ | 25.3 |
1番人気はデュープロセス。デビュー戦でケイアイターコイズにクビ差で敗れたものの、その後は破竹の4連勝。前走で東京ダート1600mの青竜ステークスを制し、鞍上もM・デムーロ騎手なので、1番人気は当確と見ていいでしょう。単勝は3倍台前半と予想しています。
2番人気はデアフルーグ。前走青竜ステークスでは勝ち馬デュープロセスからクビ差の2着。「枠順の差で敗れた」と言えるようなレースでしたし、人気が大きく落ちることはなさそう。単勝は3倍台後半と見ています。
3番人気はヴァイトブリック。直近2走で敗れた相手はオーヴァルエース、クリソベリルで、どちらもユニコーンステークスに出走していれば、1番人気に支持された可能性が高い馬。デビュー以来、【2.2.0.0】と大崩れなく走っていますし、ここでも上位人気の一角を占めるでしょう。単勝は6倍台後半と予想します。
以下、ノーヴァレンダ、ワイドファラオ、ヴァニラアイス、ダンツキャッスル、サトノギャロス、ニューモニュメント、エルモンストロと続きそうです。
ユニコーンステークス2019のイチオシ馬は…
このレースは本命候補の馬が中~外枠に入ってスムーズならまず勝ち負けと見ているレース。その馬は、
デアフルーグ
です。青竜ステークスのレース後には、
1枠1番でペースもそれほど上がらず、厳しいレースを強いられたが、それでも直線でラチ沿いの窮屈なところからしぶとく伸びて2着を確保。勝ち馬とは枠順、位置取りの差が大きく、ユニコーンステークスで枠順が逆になれば、逆転濃厚だろう。現時点ではユニコーンステークスの本命候補。
とメモしており、希望の枠順にさえ入れば、デュープロセスとの着順が入れ替わる可能性が高いはず。追って味があるタイプなので、ユニコーンステークスのレース傾向的にも合致していると言えるでしょう。
以上、ユニコーンステークス2019の予想考察でした。