東京シンデレラマイル2024の予想です。

東京シンデレラマイル2024の出走馬は、フェブランシェ、ミスカッレーラ、スピーディキック、ミルニュイ、ローリエフレイバーなど16頭。大井競馬場1600mで行われる牝馬限定のSIII戦。このレースは勝負度C(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。

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東京シンデレラマイル2024の予想です

東京シンデレラマイルは、年末に大井1600mで行われる牝馬限定重賞。

過去2年はスピーディキックが連覇を達成。今年は3連覇を狙って参戦しているが、ここに来てパフォーマンスが明らかに落ちており、3連覇へのハードルは高いと言えるか。

少数精鋭で行われた東京大賞典とは対照的に多頭数の混戦ムード。ここは思い切って伏兵の食い込みに期待してみたい。それでは予想にいきましょう。本命は人気の盲点になりそうな…

ここより下は有料記事です(東京2歳優駿牝馬と合わせて500円です)。

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カセノダンサーの一撃があってもいい

JRA時代には牡馬混合のオープン特別で2着2回がある実力馬。単純な実績だけで言えば、JRAからの移籍組であるフェブランシェ、シャンブル、マーブルマカロン、ミルニュイよりも格上で、このメンバーで二ケタ人気は明らかに過小評価されていると言える。大井移籍後は結果が出ていないものの、年齢を重ねてからズブさが増しており、近2走は距離不足だった印象。今回は2ハロンの距離延長になるが、現状はむしろこれくらいの距離が合っているのではないか。フェブランシェ、ミスカッレーラ、ローリエフレイバーらが前々で立ち回れば、ペースはそれなりに流れるはずで、序盤に加速がつかない本馬でも力を発揮できるだろう。

相手にはローリエフレイバーを挙げたい

前走ロジータ記念は8番人気の伏兵だったが、2番手追走から逃げたミスカッレーラを交わして押し切り勝ち。マジェスティックウォリアー産駒らしくピンかパーかのイメージがあるものの、ここも前走同様に外目からスムーズな先行策が叶いそうで、自分の力を発揮できそう。今回は久しぶりのマイル戦になるが、同コースは東京2歳優駿牝馬勝ちを含め【2.0.1.0】。コース替わりは決してマイナスにはならない。

3番手はミスカッレーラの上積みがあるか

前走ロジータ記念では馬体重が+23キロと大幅に増えていたが、勝ち馬ローリエフレイバーから0.5秒差の3着に好走。今回はひと叩きされての上積みがありそうで、ローリエフレイバーと際どい争いになっても不思議ではないだろう。このメンバー、枠順の並びなら再度ハナ主張が叶いそう。

ミルニュイは前走東京シンデレラマイルトライアルでシャンブル、マーブルマカロン相手に完勝。大井1600mでは【6.0.0.1】とほとんど崩れておらず、ここも堅実に走ってくるだろう。大型馬でエンジンのかかりがやや遅いので、外枠を引けたのはプラス。

フェブランシェはJRA3勝クラスからの転入。JRA2勝クラスからの転入だったミルニュイの活躍を見る限り、このメンバーでも十分に勝ち負けできるはず。牝馬ながら550キロ前後の大型馬。冬場のタフな大井ダートは本馬に合っているだろう。

シャンブルは前走東京シンデレラマイルで勝ち馬ミルニュイから0.4秒差の2着。今回は枠順の並びから本馬の方がコースロスを抑えられそうで、立ち回りひとつでミルニュイと際どい争いになってもいい。

マーブルマカロンは転入初戦の前走東京シンデレラマイルで勝ち馬ミルニュイから0.5秒差の3着。今回は一度使われた上積みがありそうで、ミルニュイ、シャンブルとは勝負付けが済んだとは思わない方がいいだろう。

スピーディキックは今年に入ってから明らかにトーンダウンも、ダートグレードや牡馬混合戦中心に使われており、相手が悪かったのも確か。3連覇へのハードルは高そうだが、馬券圏内ならチャンスがあってもいいか。

サーフズアップは前走千葉ダートマイルで上り最速をマークして5着。今回は前走よりも戦いやすい相手なので、馬券圏内に食い込んでも不思議ではなさそう。

メイドイットマムは古馬になってからの成長力がいまひとつも、前走千葉ダートマイルではサーフズアップと差のない競馬。牝馬限定の地方重賞なら通用しても驚けないだろう。

東京シンデレラマイル2024の印です

◎⑨カセノダンサー
〇⑮ローリエフレイバー
▲⑦ミスカッレーラ
△⑭ミルニュイ
△③フェブランシェ
△④シャンブル
×⑫マーブルマカロン
×⑬スピーディキック
×⑪サーフズアップ
×⑩メイドイットマム

1番ツーシャドー…浦和巧者で、大箱の大井コースは合っていない。近2走の大敗も気になる。

5番グレースルビー…前走東京シンデレラマイルでは勝ち馬ミルニュイから1.8秒差の9着に敗退。このメンバーでは苦戦必至だろう。

6番プリンセスアリー…前走ロジータ記念ではローリエフレイバー、ミスカッレーラに完敗。ハイレベルな3歳世代だが、このメンバーでは荷が重いか。

16番フェルディナンド…今年の東京プリンセス賞勝ち馬も、その後が明らかにトーンダウン。前走東京シンデレラマイルでは6着に敗退。大幅な変わり身は見込めないのでは。

東京シンデレラマイル2024の買い目です

勝負度Bで挑んだ東京大賞典は◎フォーエバーヤング→▲ウィルソンテソーロ→〇ラムジェットで綺麗に決着。欲を言えば、ラムジェットが2着ならより良かったですが、有馬記念の◎シャフリヤールに続いて、ダートのグランプリもしっかりと仕留めることができて良かったです。この調子で残りの地方重賞も良い結果で終わりたいですね。

◎カセノダンサーは単勝万馬券レベルの大穴ですが、2走前には距離不足に見えた1200mの牡馬混合重賞で4着に入っていますし、距離にさえ対応できれば、十分にチャンスはあると見ていますが果たして…

なお年末恒例の高知県知事賞等の予想はこちらからご覧ください。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△△(ミルニュイ、フェブランシェ)ー〇▲△△△××××(26点)

馬券は3連複で1列目にカセノダンサー、2列目にローリエフレイバー、ミスカッレーラ、ミルニュイ、フェブランシェ、3列目に印を打った馬へ(ワイド4点でもOK)。波乱含みの一戦に見えるので、手広く流して高めを待ちたいと思います。

以上、東京シンデレラマイル2024の予想でした。