【東京シンデレラマイル2015予想】大井1600mの牝馬限定戦

東京シンデレラマイル2015(大井)の予想です。

東京シンデレラマイル2015の出走馬は、ララベル、ブルーチッパー、ロゾヴァドリナ、マルカンパンサー、ケンブリッジナイスら16頭。大井競馬場ダート1600mで行われる牝馬限定のSIII戦です。

東京大賞典おめでとうございます!

3連単のボーナス馬券まで総取りとはいきませんでしたが、大本線のホッコータルマエとサウンドトゥルーの馬連1点で的中できました。買いたい馬がホッコータルマエとサウンドトゥルーの2頭しかいなかったので、先週の兵庫ゴールドトロフィーもそうですが、ほんとに1点だけで良かったですね笑。早速、お礼のメールいただいた方々、ありがとうございます。

大井の年末3連勝まであと2つ。本気で全部当てるつもりでいきますよー(もちろん攻めの予想で)!

10月以降の地方ダートグレード&南関東重賞の予想結果です

東京盃◎ドリームバレンチノ(4番人気2着)
レディスプレリュード◎ホワイトフーガ(4番人気3着)
白山大賞典◎マイネルバイカ(4番人気1着)
日本テレビ盃サウンドトゥルー(3番人気1着)
南部杯◎ベストウォーリア(1番人気1着)
ハイセイコー記念◎トロヴァオ(3番人気1着)
エーデルワイス賞◎タイニーダンサー(2番人気1着)
鎌倉記念◎ナイスヴィグラス(4番人気9着)
埼玉新聞栄冠賞◎タイムズアロー(1番人気3着)
JBCレディスクラシック◎アムールブリエ(2番人気4着)
JBCスプリント◎ベストウォーリア(2番人気3着)
JBCクラシック◎サウンドトゥルー(4番人気2着)
マイルグランプリ◎ソルテ(1番人気1着)
北海道2歳優駿◎キョウエイギア(3番人気4着)
平和賞◎アンサンブルライフ(1番人気1着)
ローレル賞◎シャイニーネーム(9番人気4着)
ロジータ記念◎フジノドラマ(4番人気3着)
兵庫ジュニアグランプリ◎サウンドスカイ(1番人気1着)
勝島王冠◎ムサシキングオー(2番人気1着)
浦和記念◎ハッピースプリント(2番人気1着)
クイーン賞◎ノットオーソリティ(5番人気3着)
全日本2歳優駿◎トロヴァオ(7番人気4着)
ゴールドカップ◎ソルテ(1番人気1着)
名古屋グランプリ◎ニホンピロアワーズ(5番人気2着)
兵庫ゴールドトロフィー◎ポアゾンブラック(4番人気3着)
東京大賞典◎ホッコータルマエ(1番人気2着)

基本的に1番人気に本命打つことは少ないですし(逆らう余地のないソルテを除けば本当に少ない)、それでこの結果はヤバいかと思います。

ホッコータルマエは直前にかなり売れちゃいましたね。

予想と見解です

レースのメインテーマは、古馬と3歳馬の能力比較だろう。昨年は古馬のマルカンパンサーが1番人気に推されたが、勝利したのは3歳馬のノットオーソリティ。今年もララベルら3歳勢と古馬勢の能力をどう見るかがまずカギを握っている。

ただ重要な裏テーマも隠されている。それは牡馬との対戦で結果を残しているかどうか。芝では牝馬も活躍する時代になったが、ダートでは圧倒的に牡馬が優位。ダート戦は基本的に純粋な力比べになるため、雌雄の性差を埋めるのはなかなか難しい(人間に例えればわかりやすく、男女で体重が同じでもパワーは男のほうがあるように)。

実際、南関東の名馬を見てもトーシンブリザード、アブクマポーロ、アジュディミツオー、フリオーソ、フジノウェーブなど牡馬ばかり。近年、牝馬でトップホースに上り詰めたのはネームヴァリューくらいだろう。

現南関東の古馬牝馬で大将格といえるノットオーソリティは3歳以降、牡馬と対戦したレースは、戸塚記念10着→京成盃グランドマイラーズ6着→ムーンライトカップ3着とすべて敗退。クイーン賞ではJRAの牝馬と互角の勝負を演じながら、南関東のオープンクラスの牡馬には完敗している。

以上の事実をしっかりと踏まえれば、牝馬限定戦のこのレースで買わなければいけない馬が1頭いる。

オッズ次第では自信度、妙味度ともに高くなる可能性を秘めている。

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本命はブルーチッパー

3走前のスパーキングサマーカップではダートグレード2勝の実力馬ケイアイレオーネとの激しい競い合いを制して優勝。先に触れたように現南関東の牝馬の大将格ノットオーソリティでも牡馬混合の重賞では勝ち負けが微妙なレベル。ブルーチッパーは転厩初戦でいきなり牡馬混合の重賞を勝利したのだから、南関東で実力ナンバー1の牝馬は本馬だろう。

近2走はダートグレードで大敗しているが、距離が長い上に展開が厳し過ぎただけ。特に前走JBCレディスクラシックは異様なハイペース。まず以下のラップを見て欲しい。

JBCスプリント(12.3- 10.7- 11.7- 12.5- 11.4)
800m通過47.2秒 1000m通過58.6秒

JBCレディスクラシック(12.2- 11.6- 12.0- 11.8- 11.8)
800m通過47.6秒 1000m通過59.4秒

JBCクラシック(12.6- 11.7- 12.5- 13.2- 12.7)
800m通過50.0秒 1000m通過62.7秒

JBCレディスクラシックの1000m通過はJBCクラシックと比べて3秒以上も速い時計。これだけでも異様なハイペースだと分かるが、800mまでならJBCスプリントともほとんど変わらなかった。

JBCレディスクラシックで先行した馬は当たり前のように全滅した。5着にリュウグウノツカイという南関東のB級も勝てない馬が入ったのも、後ろで自分のペースで走っているうちに、スプリント戦並のラップを踏んだ先行馬が壊滅した結果だろう。

しかも4コーナーで前目につけていた馬はすべて次走で巻き返している。

2着サンビスタ(4コーナー4番手)⇒チャンピオンズカップ1着
3着トロワボヌール(4コーナー5番手)⇒クイーン賞2着
4着アムールブリエ(4コーナー2番手)⇒名古屋グランプリ1着

ブルーチッパーは着順こそ悪いものの、本馬と一緒に先行したJRAのカチューシャは11着、キャニオンバレーは13着ともっと大敗している。着順や着差に関しては全くノーカウントと捉えていい。

今回は距離が1ハロン短くなり、南関東同士の争い。鞍上は地方の騎手リーディングを独走している森泰斗騎手に変わるのも大きな魅力。前走は幸騎手が意味不明の超絶ラップを刻んだが、今度はペース配分を考えて運ぶだろう。ララベルは同じ荒山厩舎。無理に潰しにくることはない。逃げ切れるはずだ。

相手はララベル

春の時点では3歳トップホースの1頭に過ぎなかったが、夏を越して完全に本格化。馬体重が20キロ近く増えると、スターバーストカップ→ロジータ記念と圧巻の勝ちっぷりで連勝。特にロジータ記念はメンバーがそろっており、その中で1頭だけ次元の違う走りだった。

血統や走法を見る限り、距離はマイルくらいがベスト。昨年は3歳牝馬のノットオーソリティが5馬身差の完勝。本馬もヒケを取らない実力馬で、古馬初対戦も全く問題はない。ブルーチッパーとの一騎打ちだろう。

穴で期待したいのはアクティフ

JBCレディスクラシックは1コーナーで4番手。激流に飲まれたことを考えると、内容はそれほど悪くなかった。春から1200mを中心に使われているが、元々はデビュー3戦目にマイルの桃花賞を勝利した馬。前走のレース内容を見ても、マイルでも力を発揮できるだろう。斤量54キロなら出番はある。

あとは腕は地方ナンバー1の赤岡騎手が乗るティーズアライズ、東京プリンセス賞2着だけ走れば足りるスターローズ、やや危険な人気馬な匂いもするが吉原騎手のロゾヴァドリナまで挙げたい。

古馬勢は全体的に手薄。ブルーチッパー以外は3歳馬が中心になるだろう。

印はコチラ

◎①ブルーチッパー
○⑥ララベル
▲⑭アクティフ
△⑨ティーズアライズ
△⑪スターローズ
△⑮ロゾヴァドリナ

買い方です

お昼現在のオッズを見ると、ブルーチッパー、ララベルの2強ムード。本命のブルーチッパーは予想以上に売れているが、このメンバーならやはり主役は譲れないだろう。ララベルも来年はダートグレードでも期待が持てる馬。2頭には無理に逆らわず、3着以内に入るもう1頭を探したい。

【本線馬券】
3連複:1-6-9、11、14(3点)

ブルーチッパー、ララベルの2頭軸から相手をティーズアライズ、スターローズ、アクティフの3頭へ。まずはここが大本線になる。アクティフとの組み合わせはお昼現在、70倍前後。高いオッズがついているが、可能性は結構あると見ている。よく「オッズ安い→金額多めに張る、オッズ高い→金額少なめに張る」という買い方があるが、金額の大小は自分の予想に合わして強弱をつけたほうがいい(本線馬券は金額多め、抑え馬券は金額少な目のように)。

【抑え馬券】
3連複:1-6-2、5、13、15(4点)

ブルーチッパー、ララベルの2頭軸から相手をマイネジェシカ、ケイアイリブラ、マルカンパンサー、ロゾヴァドリナの4頭へ。印を打たなかった馬も入っているが、マイネジェシカとケイアイリブラは妙味を重視して、マルカンパンサーはやはり乗り替わりで大きく前進する可能性があると見て加えた。

【ボーナス馬券】
3連単:1→6→9、11、14(3点)
3連単:1→9、11、14→6(3点)

ボーナスはブルーチッパーのアタマ固定、ララベルを2、3着固定にした3連単。相手は本線のティーズアライズ、スターローズ、アクティフに絞って6点のみ。

以上、東京シンデレラマイル2015(大井)の予想でした。