天皇賞(春)2022の予想です。

天皇賞(春)2022の出走馬は、ディープボンド、タイトルホルダー、テーオーロイヤル、マカオンドール、アイアンバローズなど18頭。阪神3200mで行われるG1戦です。

2週前の◎ジオグリフ→〇イクイノックス→▲ドウデュースで決まった皐月賞で一番思い出深いのは、現地で見て1万円が120万超になった◎エポカドーロ→〇サンリヴァル→▲ジェネラーレウーノの18年ですが、天皇賞(春)と言えば、◎カレンミロティックでしょうか。当時もやはり○キタサンブラック→◎カレンミロティック→▲シュヴァルグランの印上位3頭決着で、広島のマツダスタジアムで見ていたことを鮮明に覚えています。その後は◎ファタモルガーナ、◎ガンコなど、やや振り回し過ぎた感がありますが、昨年は勝負度Cの◎カレンブーケドールが3着に好走。阪神の長丁場は得意なので、今年も当てましょう。

5月1日(日)の平場の勝負レースはこちらから。

土曜日は勝負度Cの4レースのうち、以下の2つが当たりました(阪神メインの◎ボイラーハウスも惜しかった…)。

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≪東京6レース 3歳1勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑦ジュタロウ<次走注目>(2番人気1着
〇⑧ジョイス(1番人気3着
▲③コースタルテラス
△⑥ラフシー
△②イエヴァンポルッカ(5番人気3着

ここは次走注目馬のジュタロウが巻き返す。1番人気に推された前走は案外の結果に終わったものの、終始揉まれてしまい、Arrogate産駒らしい脆さが出ての敗戦。今回も「スムーズな追走ができるか」がカギも、11頭立ての少頭数、6枠7番、枠順の並びを複合的に考えると、前走のようなごちゃつく競馬にはならないだろう。能力はアタマひとつ抜けているので、スムーズな追走さえ叶えば、パフォーマンスを大きく上げてくるはずだ。

相手は現級勝ち上がり一歩手前のジョイス、前走同条件の1勝クラスで3着に好走しているコースタルテラスが有力だろう。

馬券は本命に推したジュタロウがピンかパーかのイメージなので、同馬の単勝を買うつもりで馬単を買いたい。本線はコースタルテラスまで。

【参考買い目】

馬単:◎→○▲△△(4点)…本線はコースタルテラスまで。イエヴァンポルッカは初ダートでどこまで走るか分からないので馬連で。

≪東京12レース 2勝クラス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑨ディクテオン(3番人気3着
〇⑫ショウナンアーチー
▲④フジマサインパクト
△⑥キスラー(9番人気1着
△⑧キングサーガ
△⑩ダノンブレット(8番人気2着
×③ローズボウル
×⑤シルバーエース
×⑪メラーキ

ここはディクテオンの能力前全開の番と見た。500キロを超える大型馬で、レースセンスが致命的になく、安定して走れるタイプではないものの、追えばどこまでも伸びていくようなタイプ。今回はメンバーを見渡すと、レーン騎手が積極策を打つローズボウル、是が非でも逃げたいシルバーエースとメラーキ、早め先頭からの押し切りを狙うショウナンアーチーと前々で運びたい実力馬が多く、タフな消耗戦になる可能性が高いので、本馬のポテンシャルが存分に発揮されるのではないか。東京ダート2100mという条件も合っているはずだ。鞍上とも手が合うだろう。

相手は相手なりに走るショウナンアーチー、追って味があり、まだまだ上を目指せそうなフジマサインパクト、消耗戦になれば、巻き返し可能なキスラーが有力と見た。

馬券は3連複で1列目にディクテオン、2列目にショウナンアーチー、フジマサインパクト、キスラー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲△(キスラー)ー〇▲△△△×××(18点)

馬連:◎ー○▲△(キスラー)(3点)

馬単:◎→○▲△(キスラー)(3点)

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日曜日はダートのオープン特別が3つあるので、そちらの方はたぶんすべて予想すると思います。土曜日に続いて日曜日もどこかでガツンといきたいですね。

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天皇賞(春)2022の予想です

今年も昨年に続いて阪神芝3200mで行われる天皇賞(春)。その昨年は、ディアスティマがハイペースで飛ばしたのもあるが、レースの上りが37.4秒もかかる消耗戦に。今年は是が非でもハナを奪いたい馬が見当たらないので、昨年ほどのハイペースにはならないかもしれないが、1~3番人気のディープボンド、タイトルホルダー、テーオーロイヤルはそろって先行タイプ。各馬がその3頭を目標に仕掛ければ、レースは早め早めに動き、阪神芝3200mらしいスタミナ、持続力比べになるのではないか。当日の道悪濃厚の馬場を考えても、単調なレースになる可能性は低いはずだ。

本命は不安材料が見当たらないディープボンド

昨年の天皇賞(春)では勝ち馬ワールドプレミアの2着に敗れたものの、ハイペースの中、早めに動いた分、捕まってしまっただけで、勝負に勝ってレースに負けたような一戦だった。現代競馬には珍しい昭和の匂いが少しするスタミナ型。前走阪神大賞典は着差こそ僅かも、本馬にとって苦手な立ち回り戦だったので、よりスタミナが問われる流れになれば、2着馬以下との差はより開くだろう。不安らしい不安と言えば、大外枠だが、同枠のタイトルホルダーがハナを奪いにいくはずなので、本馬も外目から好位~中団前目のポジションを確保しやすいのではないか。アクシデントがない限り、ここは勝ち負け必至だ。

相手はマカオンドールが躍動すると見た

典型的なゴールドシップ産駒で、距離を伸ばしてから素質開花。前走阪神大賞典では勝ち馬ディープボンドに次ぐ上りをマークしながら4着に敗れるも、2、3着馬とは展開ひとつで逆転可能な印象を受けた。今回は前述の通り、タフな消耗戦になると読んでいるので、阪神大賞典で先着を許したアイアンバローズ、シルヴァーソニックと立場が入れ替わってもいいはずだ。これまで同馬に騎乗し、【4.1.0.0】とほぼパーフェクトな結果を残している松山騎手に手が戻るのも魅力。

3番手は目下4連勝中のテーオーロイヤル

前走ダイヤモンドステークスは相手が弱かったとは言え、差し、追い込み勢が上位に入る中、好位から楽々と抜け出しており、着差以上に強い競馬だった。レースセンスが高く、かつ追って味もあり、ややピンかパーかのイメージがあるタイトルホルダーと比較しても、より堅実に走ってくるのではないか。

タイトルホルダーは展開、馬場を考慮してやや割り引いた。昨年の阪神芝3000mで行われた菊花賞は馬場差-2.4の高速馬場での圧勝。ドゥラメンテ×Motivatorという血統からも本質的にスピード型なので、極端に上りがかかった時、後続に飲み込まれるシーンがあるかもしれない。

ヒートオンビートは戦績が示す通り、相手なりに走るタイプ。ディープインパクト産駒ながらバテずに長くいい脚を使えるのがウリなので、消耗戦になれば、上位争いに加わってきてもいいだろう。

トーセンカンビーナは近走不振も、上りは5戦連続で3位以内をマーク。近2走は鞍上の石川騎手が馬を動かせなかった面があり、乗り慣れた藤岡康太騎手に鞍上が強化されれば、もう一段上のパフォーマンスを見せてもいいだろう。昨年のようにレースの上りが37秒台になれば、どこまでも伸び続けられる本馬が浮上してくるかもしれない。

ハヤヤッコは久しぶりの芝だった前走日経賞が見どころのある走り。スタミナだけはありそうなので、ノーマークなら一枚押さえておいてもいいだろう。

最後にディバインフォース。自分でレースを作れないので、完全に展開頼みではあるが、2走前のステイヤーズステークスではアイアンバローズ、シルヴァーソニックらを下している馬。前がすべて潰れるような展開になれば、後方で死んだフリをしている本馬が突っ込んできてもいいか。

天皇賞(春)2022の印です

◎⑱ディープボンド
〇⑤マカオンドール
▲⑦テーオーロイヤル
△⑯タイトルホルダー
△⑨ヒートオンビート
△⑩トーセンカンビーナ
×⑫ハヤヤッコ
×③ディバインフォース

以上、天皇賞(春)2022の予想でした。