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天皇賞(秋)2018の枠順確定後の見解です。
(追記:本予想は【天皇賞(秋)2018予想】決め手比べならヴィブロス優位をご覧ください。)
1、2番人気が予想されるレイデオロは4枠4番、スワーヴリチャードは4枠5番と同枠に。鞍上に武豊騎手を迎えるマカヒキは5枠6番に入りました。早速、確定した枠順をもとに有利に運べそうな馬、不利になりそうな馬を見ていきましょう。
今週は国内で天皇賞(秋)が行われますが、海外ではコックスプレートでウィンクスが史上初の4連覇の偉業に挑戦します。ライバルはゴドルフィンが送るベンバトル。今年のドバイターフではヴィブロス、リアルスティール、ディアドラらに完勝。当時のパフォーマンスを発揮すれば、ウィンクスの追撃を凌げると思うのですが、果たしてどんな結果になるでしょうか。もし国内で馬券が発売されたとすれば、◎ベンバトル→○ウィンクスの馬単1点を買いたいですね。
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天皇賞(秋)2018の枠順
始めに天皇賞(秋)2018の枠順は以下の通りです。
◆天皇賞(秋)2018の枠順
1番人気が予想されるスワーヴリチャードは4枠5番。この頭数、コースなので枠順はそこまで気にしなくてもいいかと思いますが、本馬より外に先行馬がそろったことは決して歓迎とはいえないでしょう。スタート後に外から切り込まれるとレース運び自体は少し難しくなりそう。4番5番が悪いというよりも枠順の並び(外に先行馬がそろったこと)が少し嫌ですね。
2番人気が予想されるレイデオロは4枠4番。本馬もスワーヴリチャード同様、この枠が悪いというよりも外に先行馬がそろったことがマイナス。ルメール騎手自身、東京の芝中距離は外枠の方がいいので、外枠からスムーズな競馬をしたかったのではないでしょうか。
マカヒキは5枠6番。同馬に関しては戦法が決まっているのでプラスにもマイナスにもならないでしょう。
全体的に内枠に差し馬、外枠に先行馬が入り、内枠の差し馬にとってはレース運びがやや難しくなった印象を受けます。
天皇賞(秋)2018の展開、隊列予想
確定した枠順をもとに予想した隊列は以下の通りです。
◆天皇賞(秋)2018の予想隊列図
今年の天皇賞(秋)でファンを最も悩ますのは展開でしょう。逃げ、先行勢が手薄どころか過去に逃げた馬がほとんどいない組み合わせ。果たしてどの馬がレースを作るのか、そこがまずは1つのポイントになるでしょう。
逃げるのはおそらくアルアイン。前走オールカマーは単独2番手で実質逃げの形。最近の北村友一騎手は躊躇なく先行することがありますし、安易に抑え込んでも意味がないと理解しているはず。隣のダンビュライトがそれなりにプレッシャーをかけてくれば、押し出される形にもなりそうです。
続くのはダンビュライト。本馬より内に入った馬が総じてテンにいけないので、出たなりでアルアインについていけば、ラチ沿いの2番手に収まるでしょう。
外からはキセキが毎日王冠に続いて積極策を打つでしょう。鞍上は川田騎手ですし、王道の競馬に持ち込んできそう。出遅れ癖があるのでゲート次第の面はありますが、外枠を引けましたし、多少の出遅れなら上手くリカバリーして前につけそうです。
以下、ステファノス、サングレーザー、ミッキーロケット当たりが続きそう。サクラアンプルールは中団外目にしましたが、田辺騎手なので奇襲逃げの可能性もゼロではありません。
天皇賞(秋)2018の枠順確定後のイチオシ馬は…
正直、レイデオロとスワーヴリチャードで堅いかな…と思っていましたが、2頭より外に先行馬がそろったことで2頭ともにレース運びがやや難しくなった印象。枠順の並び的にチャンスが増えたと思うのは、
アルアイン
です。
必ずしも「スローペース=逃げ、先行馬有利」というわけではないですが、やはり2頭を負かす可能性があるとすれば、前にいる馬。アルアインは某掲示板だと「騎手が…」と叩かれていますが、北村友一騎手は今年に入って最も成長した騎手といってもいいくらいで、普通に買える騎手の一人でしょう(それはルメール、デムーロ騎手と比べればまだまだですが、日本人騎手の中では明らかに上位です)。個人的にも今秋のG1のどこかで一撃あると思っていたので、それがここであっても驚けません。先週の東京も非常に乗れていましたし、仮に番手で控える形になっても先週のクロノジェネシスのように内からスッと出し抜けてそのままというシーンがあるかもしれません。
以上、天皇賞(秋)2018の枠順確定後の考察でした。