【七夕賞2017予想考察】マルターズアポジーら出走予定

（@h_r_p_studio さんの写真。）
七夕賞2017の予想考察です。

七夕賞2017の出走予定馬は、マルターズアポジー、ゼーヴィント、スズカデヴィアス、ソールインパクト、マイネルフロストなど。福島競馬場芝2000mで行われるハンデＧ３重賞です。

その前に先週の結果報告から。重賞は…

●ラジオＮＩＫＫＥＩ賞
１着セダブリランテス（２番人気）
２着△ウインガナドル（８番人気）
３着×ロードリベラル（９番人気）
12着◎ニシノアップルパイ（４番人気）

●ＣＢＣ賞
１着×シャイニングレイ（２番人気）
２着△セカンドテーブル（13人気）
３着▲アクティブミノル（８番人気）
14着◎タイムトリップ（６番人気）

という結果でした。

残念だったのはＣＢＣ賞。セカンドテーブルとアクティブミノルともに上位評価し、アクティブミノルに本命を打つかも少し考えただけに選択ミスしてしまいました…

平場のほうは土曜日が好調で日曜日がいまひとつ。全体的にはトントンくらいになってしまったので、今週こそ大勝ちしたいですね。

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七夕賞2017の予想ポイント

その１．消耗戦になりやすい

まずは過去５年の七夕賞の前後半の1000m通過タイムから見ていきましょう。

16年57.9-60.5
15年59.5-58.7
14年58.9-59.8
13年58.6-60.3
12年60.3-60.8

ご覧の通り、前半より後半の方が速かったのは15年のみ。

そのほかの年はすべて前半1000mのほうが速いタイムをマークしており、七夕賞はまず消耗戦になりやすいレースといえるでしょう。

特に昨年は前半と後半で2.6秒もの落差。ラスト３ハロンがすべて12秒台をマークする完全な消耗戦になりました。３着にダートから転戦してきたオリオンザジャパンが入ったのも頷けますね。

ノーザンダンサーの血を持った馬に要注意

次に七夕賞３着以内馬の血統を見ていきましょう（過去５年）。

過去２年で波乱を演出したのは、15年16番人気３着マデイラ、16年11番人気３着オリオンザジャパン。この２頭はともに父クロフネでした。

このレースは全般的にノーザンダンサーの血を持った馬の活躍が目立っており、過去５年の勝ち馬５頭のうち４頭は母か父にノーザンダンサーの血を持っていました。

前述の通り、七夕賞は消耗戦になりやすいので、持久力に富んだノーザンダンサーの血を持った馬が活躍しやすいのでしょう。

七夕賞2017の予想オッズ

予想オッズも書いていきます。

１番人気は僅差でマルターズアポジーでしょうか。昨年の福島記念の勝ち馬で、福島は【3.0.1.0】のコース巧者。２走前の小倉大賞典が肉を切らせて骨を断つ強い競馬でしたし、血統的にも適性的にもここは普通に買われると思います。単勝は３倍台後半くらいでしょうか。

２番人気はゼーヴィント。もしかするとこちらが１番人気になるかもしれませんが、休み明けの分、割り引かれそう。ただ福島は【1.1.0.0】と相性のいい舞台ですし、戦績の安定感を考えると連軸はゼーヴィント絡みが一番売れる可能性も。単勝は僅差で４番台前半と見ています。

３番人気はマイネルフロストでしょうか。一時期はスランプに陥っていましたが、ここに来て新潟大賞典２着、鳴尾記念３着と重賞で連続好走。福島は本質的に得意なタイプですし、近２走は人気薄でしたが、今回は人気を集めるでしょう。単勝は上位２頭からやや離れた７倍台後半と見ます。

以下、スズカデヴィアス、ソールインパクト、ヴォージュ、フェルメッツァ、タツゴウゲキ、パドルウィール、サトノスティングと続くでしょうか。

七夕賞2017のイチオシ馬は…

七夕賞は波乱含みな一戦ですが、今年の上位人気勢はそれなりに信頼できそう。ローカルのハンデ戦だからといって下手に穴馬を見つけるよりも、上位人気で信頼できそうな馬から素直に入ればいい気がします。とりあえず現時点の本命候補は…

マルターズアポジー

理由は書くまでもないですが、大得意の福島ならさすがに巻き返してくるはず。大阪杯はキタサンブラックに早めに交わされて戦意喪失した感じですし、大敗したこと自体は気にする必要はないでしょう。２走前の小倉大賞典は前半1000m通過57.6秒で通過して押し切り勝ち。昨年よりひと回りパワーアップしている印象がありますし、よほどのことがない限り、差されることはないはずです。万が一にでも単勝４、５倍ついたら美味しいと思います。

以上、七夕賞2017の予想考察でした。