サマーチャンピオン2024の予想です。

サマーチャンピオン2024の出走馬は、JRAからラプタス、メイショウテンスイ、サンライズホーク、コパノパサディナ、テイエムトッキュウが出走。地方勢は、オールスマート、テイエムフェロー、テイエムフォンテ(以上、佐賀)、アラジンバローズ、タイガーインディ(以上、兵庫)らが出走します。佐賀競馬場1400mで行われるJpIII戦です。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

もしかすると、台風の影響で順延になるかもしれないですね…(※9月1日(日)に順延になりました)。

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サマーチャンピオン2024の予想です

サマーチャンピオンは、佐賀1400mで行われるダートグレードのハンデ戦。

過去10年でJRA勢が9勝に対し、地方勢が1勝。ハンデ戦でもJRA勢優位は揺るぎないものの、今年はJRA勢に信頼の置ける馬が不在で、22年2着コウエイアンカ以来、地方勢の台頭があってもいいのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…

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充実一途のタイガーインディを狙う

園田移籍後に水を得た魚のような活躍ぶりで、地方重賞3勝かつ黒船賞でも3着に好走。前走オグリキャップ記念は直線で先に抜け出したヘルシャフト、オメガレインボーの争いに見えたが、内から鮮やかに差し切って勝利。負かしたヘルシャフト、オメガレインボーともにダートグレードで好走実績があり、改めてダートグレードで通用する力を見せた一戦だった。今回は対JRA勢では斤量の恩恵があるハンデ戦。ここは黒船賞3着以上の結果があってもいいのではないか。メンバーを見渡すと、逃げ、先行勢がズラッと揃っており、展開もドンピシャでハマりそうだ。

相手はアラジンバローズが面白そう

長期休養明け後、2戦して結果は出ていないものの、前走マーキュリーカップは強敵相手に正攻法の競馬で挑んでおり、レース内容は決して悪くなかった。コーナー4回のダート1400mは意外と合いそうで、前が潰れる展開になれば、上位進出が狙えるのではないか。このメンバーで斤量54キロなら好走のチャンスはある。

3番手にはコパノパサディナを挙げたい

オープンクラスに上がってから苦戦が続いているものの、前走と3走前は上り2位をマークしており、終いはそれなりに脚を使えている馬。今回は前がかなり速くなりそうなので、中団付近でじっと待機していれば、直線で漁夫の利的に上がってくる可能性はありそう。パワー型の差し馬で、時計のかかる地方ダートは合うだろう。

メイショウテンスイは20年サマーチャンピンで2着に好走。当時、好位追走から2着に粘り込んでおり、必ずしも逃げ一辺倒ではないはず。ここはメンバー的に控える形になりそうだが、リズム良く運べれば、上位進出が狙えるかも。

テイエムトッキュウは2走前にカペラステークスで重賞初制覇を挙げ、前走東京スプリントでは3着に好走。ダートでは堅実な走りを続けているが、今回は同型が多数揃っている上、初めてのコーナー4回のコースになるので、能力通りに走れるかはやや未知数。

ラプタスは21年サマーチャンピオン勝ち馬。コース実績はあるものの、枠順の並び的に内に押し込められるような競馬になりそうで、難しい立ち回りを強いられるか。斤量60キロの克服もカギ。

サンライズホークは昨年の覇者も、近2走が自分の競馬に持ち込めていないとは言え、物足りない走り。今回は内のオールスマート、外のテイエムトッキュウが速いはずで、先手を奪える可能性は低く、引き続き力を発揮できずに終わるかもしれない。【7.0.0.6】の戦績が示す通り、ピンかパーかのタイプで、アタマ以外なら馬券圏外に終わる可能性が高い。

サマーチャンピオン2024の印です

◎⑫タイガーインディ
〇⑤アラジンバローズ
▲⑧コパノパサディナ
△⑥メイショウテンスイ
△⑩テイエムトッキュウ
△②ラプタス
×⑦サンライズホーク

1番オールスマート…佐賀に移籍してから自信を取り戻したような走りで、前走習志野きらっとスプリントでも3着に好走。900m戦なら面白いかもしれないが、1400m戦でJRA勢相手ではさすがに分が悪いか。

3番ホウオウスクラム…高知移籍初戦のBー2組で勝利。地元の条件戦ならまだまだ走れそうだが、ダートグレードではさすがに荷が重いだろう。

4番テイエムフェロー…重賞3連勝中で、佐賀の短距離路線を引っ張っている馬。JRA時代より力をつけており、単騎逃げなら好走のチャンスはあるかもしれないが、同型が多数揃っているので、自分の競馬に持ち込めないのでは。

9番テイエムフォンテ…前走吉野ヶ里記念では勝ち馬テイエムフェローから0.4秒差の2着。追って味があるタイプで、展開次第でテイエムフェローとの逆転があっても良さそうだが、JRA勢相手に上位争いに加わるのは難しいか。

11番アビエルト…前走吉野ヶ里記念では勝ち馬テイエムフェローから1.3秒差の4着。ダートグレードではさすがに荷が重いだろう。

サマーチャンピオン2024の買い目です

ここは相手が非常に読みづらく、また騎手変更も多数あって、力を発揮できるか不透明なので、シンプルにタイガーインディの複勝で勝負します。騎手変更がなかったのも幸運ですね。

【参考買い目】

複勝:◎(1点)

馬券はタイガーインディの複勝勝負。アタマまであっても不思議ではないですが、脚質的に2、3着止まりの可能性が高いかもしれません。

以上、サマーチャンピオン2024の予想でした。