おはようございます。本日の勝負度C以上のレースは、東京11レース。ダート戦でもどこかで大きく勝負したかったのですが、強気に買うにはいまひとつ強調材料に欠けるレースが多かったです。相対的に安田記念の◎イルーシヴパンサーが一番買いたいですね。能力差のない組み合わせで、ちょっとしたことで着順が入れ替わりそうなので、とにかくスムーズな競馬を期待したいです。それでは本日の勝負レースをご覧ください。

※最終更新日6月4日(日)09時20分

※馬番だけ見てのご購入はご控えください。基本的に馬番は間違っても馬名は間違いません(濁点や勘違いで文字の一部を間違えることはあっても馬名を丸々間違えて書くことはありません)。

※参考買い目はあくまでも「参考」買い目であり、私自身すべてそのまま買っているわけではありません。買い方は各々の予算、直前のオッズ、馬体重、馬場などで変えたほうがいいと思うので、あくまでも参考だと思っておいてください。

6月4日(日)

東京の予想

≪東京1レース 未勝利 勝負度なし≫

中心はメダルラッシュ。前走はハイペースで飛ばした逃げ馬を楽な手応えで交わすも、離れた3番手の絶好位にいた勝ち馬の末脚に屈して2着。今回は前走イノセンス組の再戦ムードが強く、流れに乗りやすい外枠を引けたので、勝ち負け必至と見ていい。

≪東京2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならマロンロシェ。前走ペンティメント組は2着アクションプラン(次走未勝利勝ち後、1勝クラス5着)、3着ブライアンセンス(次走未勝利勝ち後、1勝クラス2着→1着)で上位勢が強過ぎた。大型馬なので内枠で窮屈な競馬は避けたいが、外に速い馬も見当たらないので、ルメール騎手ならある程度のポジションに収まりそう。

≪東京3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならハルオーブ。逃げ、先行勢が手薄なので差し損ねが心配も、近2走が前にいる馬を捕らえ切れずに敗れているので、ここはある程度の位置を取りに行くのでは。

≪東京4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならゴールドバッハ。前走はロスなく立ち回れたとは言え、砂を被りながらも最後までしぶとく伸びており、決してフロックではないだろう。今回は一転して人気を集めそうだが、このメンバーなら引き続き好勝負に持ち込めるはず。

≪東京5レース 新馬 勝負度なし≫

注目はチェルヴィニア。半兄・ノッキングポイントは昨年の同日の新馬を勝利。ハッピートレイルズの系統は爆発力こそなくても、堅実に走ってくるタイプが多い。

≪東京6レース 新馬 勝負度なし≫

注目はバスターコール。母が小倉2歳ステークス勝ち馬デグラーティアで、いかにも仕上がり早のイメージ。田村調教師のコメントが強気過ぎるのが逆に不安になるが、きょうだいもまずまず走っているので、早い時期に1勝くらいは出来るのでは。

≪東京7レース 1勝クラス 勝負度なし≫

気になるのはポケットシンデレラ。今回は最内枠で減量の佐々木騎手騎乗で、逃げ切り勝ちを果たした新馬以来、ハナを主張する競馬になりそう。この低レベルな面々なら展開ひとつで粘り込んでいいだろう。現地で見るなら単複でも軽く握りしめたいところ。

≪東京8レース 1勝クラス 勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)≫

◎⑭ブレイゼスト
○⑥ミラーオブマインド
▲⑫コスタノヴァ
△②ナチュラルハイ
△⑦サンデュエル
△⑪ドレミファニー
×⑤パープルナイト

ここは出走馬16頭のうち13頭が3歳馬。古馬3頭はすべてJRA未勝利馬で、事実上の3歳1勝クラスと言っていい一戦。能力差がハッキリしており、純粋にハイレベルな面々相手に揉まれてきた馬を買えばいいのではないか。

本命はブレイゼストが順当に勝利を収めるはず。前走は勝ち馬がユニコーンステークスでも人気を集めそうなブライアンセンスでさすがに相手が悪過ぎた。本馬自身は3着馬に6馬身差をつけており、1勝クラスでは明らかに抜けたパフォーマンスを見せている。ここは決して楽な相手ではないものの、レースセンスの良さ、好枠に入ったことを考えると、勝ち負け必至と見ていいだろう。

相手は人気だが、ミラーオブマインド。3走前に同舞台で行われたカトレア賞では勝ち馬コンティノアールに迫っての2着に好走した馬。ここは外のブレイゼストが逃げ、先行勢を潰しそうなので、本馬の末脚が生きてくるのではないか。気性的に間隔を空けた方が走るはず。

馬券は3連複でブレイゼスト、ミラーオブマインドから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△×(5点)

≪東京9レース ホンコンジョッキークラブトロフィー 勝負度なし≫

中心はドゥレッツァ。2走前の東京芝2000mで行われた未勝利ではのちの京都新聞杯勝ち馬サトノグランツを差し切って勝利。2勝クラスは通過点に過ぎないだろう。

≪東京10レース 麦秋ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑭アルファマム
○③カズプレスト
▲⑬メイショウヒューマ
△②ゴダイリキ
△⑫イグザルト
△④ウインアキレウス
×①エルバリオ
×⑨レッドラマンシュ
×⑧オールフラッグ

本命はアルファマム。前走天満橋ステークスは行った行った決着の中、中団後方から上り最速をマークして3着に食い込む着差以上に強い競馬。今回は逃げ、先行勢が揃い、差しが届きそうな雰囲気なので、勝ち負けまで持ち込んでもいいのではないか。4走前の東京ダート1400mで行われた2勝クラスを勝利した時が外枠で戸崎騎手騎乗だった。

相手は迷ったが、カズプレスト。前走2勝クラスは内枠からスムーズな追走が叶ったとは言え、力強く抜け出しての完勝。今回は同型が揃っているため、ポジションをやや落としそうだが、砂を被ってもへこたれないタフさがあり、鞍上・川田騎手なら馬の能力を素直に信頼してもいいだろう。そこまで人気を集めていないのも魅力。

3番手は前走勝負度Cで本命に推したメイショウヒューマ。ここは内に同型のウインアキレウス、アウリガテソーロがいるので、行き切れる保証はないが、外から被されずに運べれば、そう簡単には崩れない。ただ前走時に書いた通り、稍重以上は【0.0.0.6】なので、馬場は少しでも乾くのが理想だろう。

ゴダイリキは近2走が阪神ダート1400mの最内枠でやや消化不良の競馬。速い脚が使えないので、スピードの出る馬場は正直マイナスだが、5走前の同条件で行われた銀嶺ステークスのパフォーマンスを出せれば、上位に食い込む資格はある。

馬券は3連複でアルファマム、カズプレストから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△×××(7点)

≪東京11レース 安田記念 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑪イルーシヴパンサー
○⑭シュネルマイスター
▲⑦ガイアフォース
△⑱ソングライン
△⑩ソウルラッシュ
△④セリフォス
×⑤ソダシ
×⑫ナミュール
×⑬レッドモンレーヴ
×⑥ダノンスコーピオン

ここは3連複で1列目にイルーシヴパンサー、2列目にシュネルマイスター、ガイアフォース、ソングライン、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線は2列目がシュネルマイスター、3列目がナミュールまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△(ソングライン)ー○▲△△△××××(21点)…本線は2列目がシュネルマイスター、3列目がナミュールまで

≪東京12レース 小金井特別 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑫マニバドラ
○⑦タリエシン
▲⑨フィールザワールド
△⑧レイテントロアー
△⑤マイグレーション
△③サヴァイヴ
×⑪モナルヒ

本命はマニバドラ。前走昇竜ステークスは内のハンベルジャイトと併走するような逃げになるも、最後までしぶとく粘り込み、2着ミルトハンターから0.1秒差の4着に健闘。今回は内のエリカコレクトが是が非でもハナを主張してきそうだが、前走のレースぶりなら外目2番手でも力を発揮できるだろう。ここは素直に地力を信頼したい。

相手は同じ3歳のタリエシン。2走前の1勝クラスがなかなか味のある勝ちっぷりで、数字以上に奥の深さを感じさせる走り。今回は東京ダート1400mへのコース替わりがカギも、未勝利時代には札幌芝1500mでも2着に好走した実績があり、1400mなら守備範囲と見ていいのではないか。

馬券は3連複でマニバドラ、タリエシンから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△×(5点)

阪神の予想

≪阪神1レース 障害オープン 勝負度なし≫

買うならアレデラヴァン。今回は前走と同じ条件かつ最内枠。メンバー的にも楽にハナ主張が叶うのでは。

≪阪神2レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならロードマンハイム。休み明けの前走は内で揉まれるタフな競馬も最後まで止まらずに5着を確保。500キロ超の大型馬なので、外目からスムーズに運べそうな今回の方がパフォーマンスを上げてくるのでは。

≪阪神3レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならワンダーエッジ。ブリンカーを着用して逃げた前走が好内容。内で揉まれる競馬になると力を発揮できずに終わりそうだが、外に速い馬も見当たらないので、前走同様に行き切れる可能性が高そう。

≪阪神4レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならタガノエリザベス。初出走の未勝利は競走中に前進気勢を欠いたため、最後の直線コースで競走を中止するという珍しいアクシデントだったが、2戦目は走る気を取り戻して牡馬相手に2着に好走。今回は牝馬限定戦になるので、能力的には上位と見ていいだろう。

≪阪神5レース 新馬 勝負度なし≫

注目はアトロルーベンス。きょうだいはサトノアーサー、スワーヴシャルル、ダノンレガーロとすべて3勝クラス以上に出世。ここはメンバーレベルが低そうな組み合わせで、素質で一枚上回っているのでは。

≪阪神6レース 未勝利 勝負度なし≫

買うならルクスメテオール。ダートに変わって3戦連続で上り2位以内をマーク。今回は近走より差しが届きやすい舞台設定なので、馬券圏内に食い込むチャンスだろう。

≪阪神7レース 1勝クラス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑯スナークメモリー
○⑩スマートアイ<次走注目>
▲⑧エスグラシア
△③シャープソーン<次走注目>
△⑬エトワールジェンヌ
△⑮ゴットゴーゴー
×⑭ロンシャンクイーン
×④ルショコラ
×②シェンフォン

ここは前走でタフな競馬をした次走注目馬のスマートアイ、シャープソーンを狙いたかったが、逃げ、先行勢がズラッと揃っており、引き続き厳しい競馬になりそう。終いにしっかりと脚を使える馬を狙った方がいいレースと見た。

本命は昇級初戦だが、スナークメモリーから入りたい。初勝利までに時間を要したが、ここに来て力をつけており、前走は数字以上に奥の深さを感じさせる走り。小柄な牝馬でも追わせるタイプなので、国分恭介騎手から松若騎手への乗り替わりでさらに良さが生きそう。前走と同じく大外枠に入り、あとは展開が向けば、直線で外から突っ込んできていいだろう。

相手は次走注目馬のスマートアイ。前走は最内枠からハナを奪うも、外からのプレッシャーが厳しく、前半600m通過34.7秒と息を入れられる場面がなかった。今回も同型が揃っており、難しい競馬になりそうだが、外目の枠に入ったので無理して前に行く必要はなく、2番手からなだれ込むような競馬が出来れば、ハイペースでも上位に食い込むチャンスはあるのではないか。大型馬の叩き2戦目で上積みもあるはず。

エスグラシアは地方からの再転入馬も、前走で2着に好走し、現級通用のメドが立った。ここは3歳馬中心に売れそうな一戦なので、前走の走りが舐められるなら要注意の1頭だろう。前走に続いて展開は向きそうだ。

馬券は3連複で1列目にスナークメモリー、2列目にスマートアイ、エスグラシア、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線はスマートアイ絡み。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××××(15点)…本線はスマートアイ絡み

≪阪神8レース 1勝クラス 勝負度なし≫

買うならサトノクローク。ここは逃げ、先行勢が全くいない組み合わせで、本馬が2走前のすみれステークスのように超スローペースの逃げを打つ形になりそう。能力上位はブレイヴロッカーも、本馬が展開を味方につけて押し切るシーンがあってもいいか。

≪阪神9レース 加古川特別 勝負度なし≫

中心はサンライズジャスト。前走は3着馬に9馬身差をつけており、負けた相手が悪かった。ここはスムーズな先行策が叶いそうなので、堅実に走ってくるのでは。

≪阪神10レース 岸和田ステークス 勝負度なし≫

買うならテーオーソラネル。今回は昇級初戦でかつ目標になる立場ではあるが、ここは組み合わせに恵まれたので、あっさり3連勝があっても良さそう。

≪阪神11レース 松風月ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑫チェイスザドリーム
○⑮サンライズアムール
▲⑬ジェネティクス
△⑩スナークダヴィンチ
△⑤クインズメリッサ
△⑯オーロラテソーロ
×⑨アティード
×①デュアリスト
×⑪メイショウチタン

ここはチェイスザドリームの巻き返しに期待したい。昇級初戦の2走前の大和ステークスは外から終始プレッシャーを受ける厳しい展開だったが、2着ジェネティクスから0.2秒差の4着。今回も本馬の外にジェネティクスがいるのは厄介だが、ハナ主張が叶いそうな組み合わせなので(メイショウチタンがハナに拘るかもしれないが、直線では本馬が先頭に立つ競馬になりそう)、当時以上のパフォーマンスを期待していいのではないか。スピードを生かしたいタイプなので、なるべく良に乾かないのが理想だろう。

相手はサンライズアムールが堅実駆けか。これまで阪神ダート1200mでは2戦2勝。前走京都競馬場グランドオープン記念は最内枠で乗り難しい面があったものの、4着馬に5馬身差をつけての3着。このメンバーなら能力上位で、前を射程圏に入れながら運んでくれれば、上位争いは加わってくるはずだ。

ジェネティクスはチェイスザドリームの外目2番手を取れそう。前走大和ステークスと同じ形に持ち込めそうなので、連続好走があってもいいだろう。

馬券は3連複で1列目にチェイスザドリーム、2列目にサンライズアムール、ジェネティクス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。

【参考買い目】

3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)

≪阪神12レース 1勝クラス 勝負度なし≫

中心はクインズエルサ。低レベルな自己条件に戻れば、さすがに格上の存在。初勝利が小倉芝1200mなので、1ハロンの距離短縮は全く問題ないだろう。