しらさぎ賞2022(浦和)の予想です。

しらさぎ賞2022の出走馬は、ルイドフィーネ、ダノンレジーナ、アールロッソ、ウワサノシブコら12頭。浦和競馬場1400mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

※メルマガ読者の方は「先週の重賞回顧」内にパスワードが掲載されています。

しらさぎ賞2022の予想と見解です

しらさぎ賞は、4コーナーで大勢がほぼ決するレース。

過去10年のしらさぎ賞で4コーナー1番手の馬の成績は、

12年1着クラーベセクレタ
13年1着ナターレ
14年2着ショコラヴェリーヌ
15年1着ノットオーソリティ
16年1着ララベル
17年1着ニシノラピート
18年2着ファイトユアソング
19年1着タイセイラナキラ
20年1着ストロングハート
21年4着ヴィルトファン

【7.2.0.1】(勝率70%、連対率90%、複勝率00%)という成績。

昨年は4コーナーを先頭で回ってきたヴィルトファンが4着に敗れるも、あれは単勝1倍台のダノンレジーナに早めに潰されたため。20年までは11年連続で4コーナー1番手の馬が連対を果たしており、「4コーナー=ゴール」の感覚で予想するのが正しいアプローチだろう。

今年はメンバーを見渡す限り、浦和1400mにしてはガツガツ飛ばす馬が見当たらず、例年以上に位置取りがカギを握るレースになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…

ここより下は有料記事です(200円です)。

noteよりユーザー名、パスワードをご購入して頂ければ、閲覧できます(新規の方はnoteへの登録が必要です)。

レースが終わったので無料公開しています。

アールロッソが4コーナー先頭から押し切る

転入初戦のカムイユカラスプリントこそ追走に苦労して敗れたものの、その後は準重賞を含む2連勝をマークし、さすが地方のディープインパクトことサウスヴィグラス産駒という活躍ぶり。特に前走ティアラカップは番手から盤石の競馬。引き続き浦和1400mで流れに乗りやすそうな枠順を引けた以上、ここも堅実に走ってくるのではないか。おそらく隣のアイカプチーノがハナを主張するはずなので、外目2番手で流れに乗って4コーナー先頭からの押し切りに期待したい。

相手はダノンレジーナが堅実駆けだろう

近走はダートグレードや牡馬相手にぶつけて結果が出ていないものの、南関東の牝馬限定重賞に限定すれば、昨年のしらさぎ賞を含む3戦3勝と負けなし。昨年の東京シンデレラマイルの走りを見ても、南関東の牝馬限定戦なら簡単には先着を許さないだろう。ただ今回は先に抜け出すアールロッソをわずかに捕らえ切れずというシーンはありそうだ。

3番手は昨年の2着馬ルイドフィーネ

差し馬ながらコーナーでスピードを落とさずに上がっていけるため、小回りコースでこそのタイプ。事実、浦和では20年桜花賞3着、21年しらさぎ賞2着と崩れておらず、ここも鞍上が仕掛けどころを間違わなければ、堅実に走ってくるのではないか。

ミラバーグマンは2走前の東京シンデレラマイルで勝ち馬ダノンレジーナから0.5秒差の4着に健闘。休み明けの前走はやや物足りない走りも、南関東の牝馬重賞なら通用してもいいだろう。血統的に浦和コースで本領発揮する可能性はある。

シーアフェアリーは名古屋からの遠征なので、舐められるかもしれないが、地元で重賞2勝を挙げている実力馬。このメンバーで斤量53キロなら通用しても驚けないのではないか。岡部騎手がわざわざ乗りにくることを考えても、決して参加するだけではない。

最後にアイカプチーノ。2走前のティアラカップで完敗しているので、このクラスでは能力的に足りないかもしれないが、今回はハナ主張が叶いそうな組み合わせ。これまでハナ主張が叶った時はほとんど崩れておらず、楽に行かしてもらえれば、粘り込みがあるかもしれない。

しらさぎ賞2022の印

◎⑨アールロッソ
〇⑦ダノンレジーナ
▲⑤ルイドフィーネ
△②ミラバーグマン
△⑥シーアフェアリー
△⑧アイカプチーノ

1番ナラ…ダートグレードを連戦しているので、相手はグッと楽になるが、今年に入ってから笠松のB2でも苦戦しており、南関東のC3レベルのはず。

3番アルコレーヌ…2走前のTCK女王盃は勝ち馬テオレーマから0.9秒差なら評価できるものの、前走のレースぶりを見ると、積極的に買いたいとは思えず。このメンバーなら好走の余地はあるかもしれないが…

4番トーセンマッキー…2走前に浦和1500mのB2を勝利しているが、このメンバーではさすがに力不足だろう。

10番ブロンディーヴァ…能力的に好走のチャンスはあるものの、これまで浦和で【0.0.0.3】と結果が出ていない。スムーズな先行策が叶うなら怖さはあるが…

11番グロリオーソ…2、3歳時はユングフラウ賞3着、桜花賞2着など堅実な走りを続けていたが、古馬になってパタッと走らなくなってしまった。

12番ウワサノシブコ…昨年のユングフラウ賞勝ち馬も、前走東京シンデレラマイルの走りを見ると、5歳以上の世代と能力差がありそう。

しらさぎ賞2022の買い目

ここは◎アールロッソ〇ダノンレジーナの2頭軸で勝負します。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)

3連単:◎→〇→▲△△△(4点)

3連複でアールロッソ、ダノンレジーナから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はミラバーグマンまでです。あとはボーナスでアールロッソが勝ち、ダノンレジーナが2着に入り、3着に印を打った馬が入る組み合わせを買います。

しらさぎ賞2022の予想でした。