ラジオNIKKEI賞2023の予想です。

ラジオNIKKEI賞2023の出走馬は、レーベンスティール、グラニット、マイネルモーント、オメガリッチマン、エルトンバローズなど16頭。福島芝1800mで行われる3歳限定のG3戦です。

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ラジオNIKKEI賞2023の予想です

ラジオNIKKEI賞は、夏の福島の開幕週に行われる3歳限定のハンデ重賞。基本的には立ち回りが問われやすい一戦で、過去5年で逃げ馬の成績は【1.1.2.1】。馬券圏外に敗れたのは19年4着ダディーズマインドのみで、逃げ馬は常に上位争いに加わっている。

ただし、今年は内からグラニット、シルトホルン、セオとハナに行きたい伏兵が揃い、1番人気のレーベンスティールも積極策を打ちそうで、そこまで単調な前残り決着にはならないのではないか。ロスなく立ち回れて長く良い脚を使えそうな馬を狙いたい。

本命はオメガリッチマンが巻き返すと見た

3走前の京成杯ではロスなく立ち回ってソールオリエンスの2着に好走した馬。その後の2戦は結果が出ていないものの、毎日杯は直線で前が詰まってスムーズさを欠き、前走京都新聞杯は外々を気分よく走り過ぎての敗戦。今回は京成杯同様、内でロスなく立ち回れての持久力勝負に持ち込めそうで、本馬が力を発揮しやすいレースになるのではないか。鞍上の横山典弘騎手は参戦こそ少ないものの、福島は得意にしている。

相手は能力最上位のレーベンスティール

新馬ではのちの皐月賞馬ソールオリエンスからタイム差なしの2着に好走した馬。その後は特殊な不良馬場だった2走前の1勝クラスこそ取りこぼしたものの、良馬場で行われた3走前の未勝利と前走1勝クラスが完勝と言える内容。ポテンシャルは間違いなく重賞級で、馬場が回復しそうな日曜日なら素直に能力を信頼していいのではないか。

3番手はグラニットの粘り込みがありそう

前走皐月賞では12着に終わったものの、前半1000m通過58.5秒の明らかなハイペースで飛ばしており、負けるべくして負けた一戦。2走前のスプリングステークスではあわや馬券圏内の4着に健闘しており、ローカルのハンデ・G3なら展開ひとつで粘り込みが期待できるだろう。同型は揃ったものの、枠順的に行き切れる可能性が高く、自分の競馬には持ち込めるのではないか。福島芝1800mはデビュー2戦目の未勝利で勝ち鞍を挙げているコースで、相性は間違いなくいいはず。

シルトホルンは近2走が非常に強い内容。今回はコース替わりがカギになるものの、前々で流れに乗れるのは強みで、人気がないなら要注意の1頭だろう。

マイネルモーントは大外枠がネックも、ゴールドシップ産駒らしく持久力に長けており、ローカルの中距離戦は合いそうなイメージ。近くにレーベンスティールがいるので、その直後を走れれば、一緒に動きやすいかもしれない。

シーウィザードは近2走が出遅れて流れに乗れずも、終いに差を詰めており、まだ終わったわけではないはず。スタートを決めてある程度の位置で運べれば、上位争いに加わるチャンスはあるのではないか。

コレペティトールは未勝利→こうやまき賞と連勝後、共同通信杯で6着に健闘。半兄・キングオブドラゴンのように持続力に長けているので、福島芝1800mは力を発揮しやすい舞台だろう。

スズカハービンは前走白百合ステークスで6着に終わるも、時計の速い馬場が合わなかった印象。2、3走前に道悪で勝利しているように、時計のかかる馬場なら前進があってもいい。

バルサムノートは前走白百合ステークスで上り最速の脚を繰り出して差し切り勝ち。今回はコーナー4回のコースに変わるのがカギも、初勝利が小倉芝1800mだったので、同コースでも力を発揮できるのではないか。

アイスグリーンは前走白百合ステークスで勝ち馬バルサムノートからタイム差なしの2着に好走。今回は斤量面でバルサムノートより1キロのアドバンテージがあるので、着順が入れ替わっても不思議ではないだろう。

ウヴァロヴァイトは前走スイートピーステークスで2勝目をマーク。新馬ではのちの阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬ドゥアイズからタイム差なしの2着に好走しており、重賞でも通用するポテンシャルを秘めている。

アグラシアドは前走スイートピーステークスで勝ち馬ウヴァロヴァイトから0.1秒差の2着に好走。今回は斤量がウヴァロヴァイトより1キロ軽いので、差のない競馬に持ち込んでもいいだろう。

最後にエルトンバローズ。初勝利を挙げるまでに時間を要したが、ここに来て未勝利→1勝クラスと2連勝。バテずに長くいい脚を使えるのがウリなので、消耗戦になれば、浮上の余地はあるかもしれない。

ラジオNIKKEI賞2023の印です

◎④オメガリッチマン
〇⑭レーベンスティール
▲②グラニット
△⑦シルトホルン
△⑯マイネルモーント
△⑤シーウィザード
×①コレペティトール
×③スズカハービン
×⑩バルサムノート
×⑬アイスグリーン
×⑨ウヴァロヴァイト
×⑪アグラシアド
×⑥エルトンバローズ

以上、ラジオNIKKEI賞2023の予想でした。