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クイーン賞2017(船橋)の予想です。

クイーン賞2017の出走馬は、JRAからプリンシアコメータ、アンデスクイーン、アンジュデジール、タガノヴェローナが出走。地方勢はタイムビヨンド(北海道)、ラインハート(大井)らが迎え撃ちます。船橋競馬場1800mで行われるJpnIII戦。このレースは、勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。

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12月は地方競馬も盛り上がる一ヶ月。来週には全日本2歳優駿が行われ、年末には東京大賞典からの地方重賞3連戦。10月、11月といい流れで来ているので、地方競馬もいい形で終われるように頑張ります!

クイーン賞2017の予想と見解です

今年のJBCレディスクラシックは、○ララベル→◎プリンシアコメータ→×ラインハートで3連単134万の大波乱。まさにあの結果が今のダート牝馬路線の混戦具合を象徴しており、ハンデ戦で行われるクイーン賞も一筋縄ではいかないか。

ポイントは展開だろう。9頭立ての少頭数とはいえ、逃げたい馬が見当たらず、道中の隊列は以下の通りになりそう。

逃げるのはプリンシアコメータ。近走で逃げたのはJBCレディスクラシックのみだが、ここもほかに行きたい馬がいないので、自分から主導権を奪う形になりそう。

2番手はタガノヴェローナ。前走JBCレディスクラシックは控える形になったが、500万下→1000万下の連勝時は好位抜け出し。今回、鞍上が積極策を打つことが多い松若騎手に変わり、51キロの軽量ならスタートから出して行く可能性が高い。

その直後にプリンシアコメータを意識して乗ってきそうな横山典弘騎乗のアンジュデジール、笹川騎手騎乗のラインハートが続くか。

以上の隊列を前提に有利に運べそうな馬から入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は…

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タガノヴェローナ

JBCレディスクラシックは6着に敗れたが、自分の形に持ち込めておらず、消化不良の一戦。それでも直線はこの馬なりに伸びており(進路を切り返すロスもあった)、先行策を打てていれば、着順はもっと良かっただろう。テイエムジンソクと同じクロフネ産駒で、前々でしぶとさを生かしてこその馬。今回はメンバー、枠順、鞍上的に位置を取りに行くはずで、前走以上のパフォーマンスを発揮できるのではないか。

相手はプリンシアコメータ

JBCレディスクラシックは直線でララベルに寄られる不利がなければ、勝利していても不思議ではなかった一戦。仮に勝利していれば、今回は斤量57キロくらいを背負わされていたはずで、2着に敗れたことで斤量据え置きで出走できるのは有利と見ていいかもしれない。鞍上が岩田騎手ならハナを奪ってからスローペースに落としてくるはずで、展開を味方につけての粘り込みが濃厚だろう。

3番手はラインハート

JBCレディスクラシックは単勝200倍での激走だったが、エルムステークスで牡馬の一級線相手に大きく負けておらず、さすがに舐められ過ぎだった。当時、2着プリンシアコメータから0.2秒差の3着。今回、斤量差が2キロに広がるなら卓上の計算では逆転まであってもいいだろう。

アンジュデジールはJBCレディスクラシックが案外も、スパーキングレディーカップではララベル、ホワイトフーガを下しての勝利。本質的にマイルくらいが良さそうだが、【2.1.0.0】と結果を残している左回りに変わるのはプラスだろう。

アンデスクイーンは前走1000万下がタイムランクBでの好時計勝ち。同週に行われたみやこステークスに出走していても4着に入っていたほどで、このメンバーならあっさりがあっても不思議ではない。ただ展開的に逃げ、先行有利と見ているので、控える形になりそうな分、評価を下げた。

タイムビヨンドは昨年の同レース3着馬。今年は昨年と比べると、勢いはないものの、今年は昨年より1キロ軽い斤量での出走。そもそもJRA勢の層が薄いので、今年も台頭の余地はあるだろう。

最後にティルヴィング。JBCレディスクラシックはアンジュデジール、タガノヴェローナらと差のない競馬。レース自体は特に見どころがなかったが、どうせ今回も人気がないなら押さえておいて損はないか。

クイーン賞2017の印

◎⑧タガノヴェローナ
○②プリンシアコメータ
▲⑥ラインハート
△⑤アンジュデジール
△④アンデスクイーン
△③タイムビヨンド

クイーン賞2017の予想ファイル

クイーン賞2017の買い目

◎タガノヴェローナはJRA勢4頭の中で最も人気がないですね。JBCレディスクラシック好内容のラインハート、左回りに変わるアンジュデジール、前走タイムランクBで強かったアンデスクイーンともに怖いですが、3頭ともに差し、追い込みタイプ。人気を考えても、ここはスローペースからの行った行ったに張るのが一番面白い気がします。とりあえずタガノヴェローナは後ろからだと厳しいので、スタートから1コーナーまでに位置を取れるかがカギになりますね。2番手でもOKですが、思い切って逃げたほうがチャンスはあるかもしれません。

【本線】

3連複:2-8-3、4、5、6、7(5点)

3連複でプリンシアコメータ、タガノヴェローナから印を打った馬への組み合わせ。3列目は、アンデスクイーン、アンデスクイーン、ラインハート絡みを厚めに買います。気持ち的には3連複3点ですね。

【ボーナス】

3連単:2、8→2、8→4、5、6(6点)

3連単を絞って買うならプリンシアコメータとタガノヴェローナの行った行ったで決まり、3着に印上位の3頭が入る組み合わせでしょうか。たくさん買うなら2着に4、5、6が入り、3着にプリンシアコメータ、タガノヴェローナが入る組み合わせを押さえるのもアリですね。

以上、クイーン賞2017の予想でした。