エリザベス女王杯2020の予想です。
エリザベス女王杯2020の出走馬は、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユー、センテリュオ、ノームコアなど18頭。京都競馬場芝2200mで行われる牝馬限定のG1戦です。
11月15日(日)の平場の勝負レースはこちらから。
土曜日は久しぶりに大きな当たりが出ない1日でしたが、また日曜日に切り替えていきましょう。
昨年のエリザベス女王杯は◎クロコスミア○ラッキーライラックで当たりましたが、今年も今の馬場なら穴は前しかないでしょう。
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。
エリザベス女王杯2020の予想です
タフな外差し馬場だった京都開催から一転、超高速馬場で行われている阪神開催。
土曜日の競馬を見ても、前に行った馬の粘り込みが明らかに目立っており、エリザベス女王杯も立ち回りが問われるレースになるのではないか。メンバーを見渡す限り、明確な逃げ馬が不在。思い切って行き切った馬に好走のチャンスが巡ってくる。
本命はウラヌスチャームの一撃に賭けたい
13頭立て以下【6.3.0.2】、14頭立て以上【0.1.0.11】の戦績がすべてを物語っているように、レースセンスが致命的にないため、頭数が増えると不利を受けたり、展開に泣かされて力を発揮できないタイプ。
古馬になってからは特にそのレースセンスのなさが仇になっていたが、新たな一面を見せたのが横山典弘騎手が奇襲の逃げを打ったメトロポリタンステークス。マイペースの逃げだったとはいえ、直線で二枚腰、三枚腰を見せて粘り勝ち。その後は再び控えてチグハグな競馬が続いていたものの、横山武史騎手が騎乗した前走新潟牝馬ステークスでは向上面からハナに立つと、直線で後続をグングンと引き離して7馬身差の圧勝劇。レース下手な面をカバーするには逃げの手が最善策なのだろう。
近走は逃げ、2番手以下に控えた時の成績がハッキリしているので、スタートが上手い斎藤騎手の胸中は「逃げてダメだったら仕方ない」と思っているのではないか。阪神芝2200mは1コーナーまでの距離が十分にあるので、鞍上が行く気にさえなれば、ハナ主張はそこまで難しくないだろう。斎藤騎手と言えば、初重賞勝ちがラブカンプーの気迫逃げ。ここも行き切ってアッと驚くシーンを作りそうだ。
相手はラッキーライラックが堅実に走ってくるか
極端な枠順に入ったが、取りたい位置を取れるという点では決して悪い枠順ではない。2走前の阪神芝2200mで行われた宝塚記念では6着に敗れたが、展開を考えるとむしろ負けて強しと言えるレース内容だった。近2走は時計がかかる馬場で敗戦を喫しているので、今のスピードが生きる馬場は好都合だろう。上位人気勢の中では好走確率が最も高いはず。
3番手はラヴズオンリーユーの巻き返しがあってもいい
秋初戦の府中牝馬ステークスでは5着に敗れたが、極端な道悪馬場で完全にノーカウントと割り切って良さそう。今回は真逆のスピードが生きる馬場。どうも古馬になってから休み休み使われて噛み合っていないが、ここは言い訳の利かない一戦だろう。デムーロ騎手はラッキーライラックのしぶとさをよく理解しているので、相手を目標に早め早めに動いてくるはず。
ノームコアはどんな競馬になるのかいまひとつイメージしづらいが、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユーにもヒケを取らない馬。古馬になってからマイル路線を中心に使われていたが、前走札幌記念でラッキーライラックを下したのを見ても、この距離でも乗り方ひとつだろう。
センテリュオは地力上位も、スッと動けない面があるので、多頭数でごちゃっとした競馬は不向き。差しが決まる馬場なら前走に続いて本命を打っても良かったが、前が残る展開では厳しいレースを強いられそう。
エスポワールは武豊騎手が先行策を打ってくる可能性がありそう。少し乗り難しい面があるので、鞍上とも上手くハマりそうな気がする。
3歳勢ではミスニューヨークを最上位に評価。前走秋華賞は7-8-8-15の通過順を見ても分かる通り、スムーズさを欠きながらの5着。加藤騎手にそこまでの度胸があるか分からないが、色気を持たずに前々で流れに乗せた競馬ができれば、古馬勢に一泡吹かせるシーンがあってもいい。
サラキアはここに来て小倉日経オープン→府中牝馬ステークスと連勝中。これで北村友一騎手とのコンビで【3.1.0.0】。鞍上が手の内に入れている感があり、外からフワッと先行策を打てれば、再度の好走があってもいい。
ウインマイティーは近2走がやや消化不良。オークスで3着に好走した時のように早めに動ければ、巻き返しがあってもいい。
最後にウインマリリン。横山武史騎手なら積極策は間違いなく、逃げを打つと見ているウラヌスチャームから入る以上、理屈的にその直後にいそうな本馬も押さえないわけにはいかない。
エリザベス女王杯2020の印です
◎⑮ウラヌスチャーム
○⑱ラッキーライラック
▲⑪ラヴズオンリーユー
△⑥ノームコア
△⑧センテリュオ
△⑰エスポワール
×⑯ミスニューヨーク
×⑬サラキア
×⑨ウインマイティー
×⑫ウインマリリン
以上、エリザベス女王杯2020の予想でした。