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クイーンカップ2017の予想です。

クイーンカップ2017の出走馬は、アドマイヤミヤビ、フローレスマジック、レーヌミノル、ハナレイムーン、アエロリットなど16頭。東京競馬場芝1600mで行われる牝馬限定のG3重賞です。

日本とスイスの時差は8時間あります(スイスのほうが8時間遅いので、日本の18時がスイスの10時)。金曜日は午前中に出走馬が確定したので、近くのスタバで予想をボチボチと始めていました(ちなみにスタバもやはり高く、普通のコーヒーのグランデが800円くらい)。

土曜日の1レースの発走時刻がこちらの2時なので大変ですが、スイスに来てからなるべく日本時間に合わせており、早めに寝て夜中に起きる生活をしています。とりあえずスイスに来てからやたら出費が多いので、今週のJRAもトータルプラスで終わりたいところです。

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クイーンカップ2017の予想です

2年前にはミッキークイーン(2着)、昨年はメジャーエンブレム(1着)が出走しており、共同通信杯と並び注目度が増してきている重賞。今年もフローレスマジック、アドマイヤミヤビとクラシック候補生がそろい、牝馬クラシック路線を占う意味でも重要な一戦になった。

レースの傾向を振り返ると、過去3年はそれなりにバランスの取れたラップを刻んでおり、上りは35秒前後をマーク。今年も逃げ、先行勢に伏兵が多いので、ペースはそれなりに流れそうで、直線は純粋なポテンシャル勝負になるか。ただ後方一気は決まりにくく、先行~中団からひと脚使えるタイプが勝ち馬に相応しい。

本命はフローレスマジック

アルテミスステークスでは2着に敗れたものの、勝ち馬リスグラシューとはスムーズに回ってこれたかどうかの差だけ。そのリスグラシューが次走阪神ジュベナイルフィリーズで2着に好走したのだから、本馬も現3歳牝馬の中ではトップレベルの力があると見ていい。新馬、未勝利の走りを見ると、スタートセンスは悪くないので、今回はアルテミスステークスよりも前々で運べそう。このレースでよく走っている「サンデー×ノーザン」の配合でもあり、血統的にも強調材料がある。

不安な点を挙げるとすれば、馬体重か。アルテミスステークスは間隔が詰まっていた影響が大きかったと思うが、中2週でマイナス12キロ。馬体重はできれば2走前くらいに戻したい。

相手はアドマイヤミヤビ

百日草特別ではカデナ、アウトライアーズを下しており、能力については説明するまでもないか。マイルへの距離短縮は決してプラスとはいえないが、スムーズに捌けそうな外枠なら自分のタイミングで動けるので、よほどペースが落ち着かない限り、差し届かずに終わることはないだろう。鞍上のルメール騎手は東京芝の8枠に入ると、本当によく馬券圏内に持ってくる。

3番手はレーヌミノル

阪神ジュベナイルフィリーズは前後半の800mが46.7-47.3秒の中、正攻法の競馬で3着に粘っており、中身の濃いレースだった。マイルへの距離不安は完全に払拭されたので、ここも好勝負必至と見ていい。能力的にフローレスマジック、アドマイヤミヤビに一枚劣るかもしれないが、レースセンスは本馬のほうが上で、展開次第ではアタマまであってもいいだろう。

モリトシラユリは2戦目以降、安定した走りを続けているように相手なりに走るタイプ。相手はさらに強くなるものの、上位3頭のうち1頭が崩れれば、本馬が相対的に着順を上げても不思議ではないか。フェアリーステークスで接戦を演じたアエロリットとのオッズ差を考えても、妙味があるのはこちらだろう。

最後にディヴァインハイツ。新馬は派手さこそなかったものの、馬群の間からしぶとく伸びており、勝負根性がありそう。キャリア1戦1勝の馬は派手な勝ち方だったハナレイムーン、コマノレジーナよりも、意外とこういう馬が走ったりする傾向がある。

クイーンカップ2017の印です

◎⑥フローレスマジック
○⑮アドマイヤミヤビ
▲⑧レーヌミノル
△⑫モリトシラユリ
△⑦ディヴァインハイツ

以上、クイーンカップ2017の予想でした。