名古屋グランプリ2025の予想です。
名古屋グランプリ2025の出走馬は、JRAからサンライズジパング、セラフィックコール、メイショウフンジン、ノットゥルノ、ハギノアレグリアスが出走。地方勢は、フークピグマリン(愛知)、サヨノネイチャ(大井)、シンメデージー(高知)らが迎え撃ちます。名古屋競馬場2100mで行われるJpnII戦です。このレースは勝負度B(自信度★★★★☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。
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noteではゴールデンウィーク期間中に行われる駿蹄賞、兵庫大賞典、皐月盃、コスモバルク記念、西日本クラシックの予想も掲載しています。
名古屋グランプリ2025の予想です
昨年はノットゥルノが大逃げを打ち、レコードで鮮やかに逃げ切ったレース。2、3着にも先行したヒロイックテイル、キリンジが入り、完全な行った行った決着だった。
今年もノットゥルノが連覇を狙って参戦しているが、同型に徹底先行型のメイショウフンジンが待機。今年はメイショウフンジンが逃げ、ノットゥルノが2番手という隊列になるだろう。サンライズジパング、セラフィックコールともに早めの進出を見せそうで、ディクテオンが制した23年名古屋グランプリのような末脚の持続力比べになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…
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セラフィックコールのダートグレード連勝に期待したい
これまで二ケタ馬番【6.0.0.1】(馬券圏外に敗れたチャンピオンズカップは前残り決着の中、最後方追走で物理的に届かず)、ひとケタ馬番【1.0.0.4】(勝利した24年ダイオライト記念は2周目の向正面から単独4番手に落ち着き、砂被りを全く受けずのスムーズな追走)からも分かる通り、内で揉まれたり、ごちゃつくと力を全く発揮できないタイプ。前走ダイオライト記念は13頭立ての13番ゲートという絶好の条件。正直、スパートはやや遅れており、2着グランブリッジの勝ちパターンでもあったが、それでもゴール前できっちりと差し切り、着差以上に本馬の強さが際立ったレースだった。
今回は12頭立ての6番ゲート。不安がないわけではないものの、メイショウフンジン、ノットゥルノの2頭が飛ばせば、馬群はやや縦長になりそうで、砂被りやごちゃつく競馬を回避できる可能性が高そう。名古屋2100mは基本的に体力勝負になりやすいコース形態でもあり、ポテンシャルトップクラスの本馬を素直に評価したい。通算成績【7.0.0.4】が示す通り、ピンかパーかのタイプ。来るならアタマの可能性が高いだろう。
相手はサンライズジパングが最有力
前走川崎記念は単勝1.6倍の断然の支持を集めるも3着。上り最速でまとめており、取りこぼした感はあるものの、コーナーでの加速がスムーズにいかなかったのが敗因だろう。フェブラリーステークスで本命に推した時に「器用さに欠ける面があるので、ワンターンコース自体はプラスに出そう」と書いたが、やはり大箱でゆったりと走れる条件が合っている。その意味で引き続きコーナー6回の小回り戦では割引が必要。それでも能力はセラフィックコールにもヒケを取らず、地力で馬券圏内には加わってくると判断したい。坂井瑠星騎手への乗り替わりはプラスに捉えていい。
3番手はシンメデージーが侮れない
前走はがくれ大賞典は元JRAのオープン馬オディロン、前年のJBCクラシック4着シルトプレなど強豪が揃う中、横綱相撲で完勝。地方勢同士なら敵なしを改めて思わせる走りだった。今回は再びのダートグレード挑戦になるが、名古屋大賞典3着、佐賀記念2着の走りを見ても、このメンバーなら馬券圏内が狙えるはず。セラフィックコール、サンライズジパングが早めに動くなら、その後ろで脚を溜められそうな本馬に展開利があるだろう。
ノットゥルノは昨年の名古屋グランプリでレコード勝ち。2走前の名古屋大賞典でもレコード勝ちを果たしたミッキーファイトとタイム差なしの競馬をしており、名古屋コースは相性がいい。今回はメイショウフンジンとの兼ね合いがカギも、途中でハナを奪う形に持ち込めれば、しぶとく粘り込むのではないか。
ハギノアレグリアスは前走アンタレスステークスで大敗を喫したが、レース中に熱中症を発症しており、度外視可能。2走前のチャンピオンズカップでは4着に健闘。すでに8歳で上積みはないものの、2走前だけ走れば、上位争いに加わる資格はある。
メイショウフンジンは近5走で人気より下の着順に終わったのはわずか1回。人気になりにくいタイプなので、買い続けるのがベターだが、今回はノットゥルノが武豊騎手に戻り、本馬に早めのプレッシャーをかけそう。体力勝負に持ち込みたいセラフィックコール、サンライズジパングと同居するイメージもあまり湧かず、押さえの押さえという評価に留めたい。
名古屋グランプリ2025の印です
◎⑥セラフィックコール
〇⑤サンライズジパング
▲⑦シンメデージー
△⑩ノットゥルノ
△⑪ハギノアレグリアス
△⑧メイショウフンジン
1番ラジカルバローズ…昨年の名古屋大賞典ではレコード勝ちを果たしたミッキーファイトから0.7秒差の8着。当時のパフォーマンスだけ考えれば、ダートグレードでも決してノーチャンスではないが、その後は地元の重賞でも勝ち切れずに低迷している。東海ゴールドカップ、東海桜花賞の走りを見る限り、フークピグマリオンとの逆転は難しい。
2番フークピグマリオン…昨年の東海地区の三冠馬。3走前に白鷺賞で2着があり、全国区レベルのポテンシャルを秘めているが、ダートグレードではさすがに荷が重そう。同じ地方勢でもシンメデージー、サヨノネイチャの方が格上だろう。
3番ゴールドギア…前走はがくれ大賞典では勝ち馬シンメデージーから2.7秒差の5着。今回はそのシンメデージーも馬券圏内に加われるかどうかのラインなので、本馬ではとても太刀打ちできないだろう。2走前には名古屋2100m戦でエルナーニにも敗戦している。
4番サヨノネイチャ…近2走は東京大賞典→川崎記念とハイレベルなG1(JpnI含む)に出走。今回はJpnIIなので、相手関係はいくらか緩和されるものの、前走で先着を許したサンライズジパング、メイショウフンジンが出走しており、対JRA勢を考えると分が悪そう。
9番メルト…昨年の名古屋大賞典では勝ち馬ミッキーファイトから3.1秒差の11着。ダートグレードでは明らかに力不足。
12番エルナーニ…前走東海桜花賞では勝ち馬フークピグマリオンから0.8秒差の3着。舞台適性は高いものの、このメンバーでは荷が重い。
名古屋グランプリ2025の買い目です
ここは◎セラフィックコール〇サンライズジパング中心に組み立てます。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇ー▲△△△(4点)…本線はノットゥルノまで
3連単:◎〇→◎〇→▲△(ノットゥルノ)(4点)
馬券は3連複でセラフィックコール、サンライズジパングから印を打った馬へ。本線はノットゥルノまで。あとはボーナス的に3連単でセラフィックコール、サンライズジパングのワンツーで決まり、3着にシンメデージー、ノットゥルノが入る組み合わせを買います。
以上、名古屋グランプリ2025の予想でした。