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金鯱賞2018の予想です。
金鯱賞2018の出走馬は、スワーヴリチャード、サトノダイヤモンド、トリオンフ、ヤマカツエース、メートルダールなど。中京競馬場芝2000mで行われるG2戦。今年はなかなかの好メンバーがそろいましたね。
ここ最近は平場の勝負レースでなかなか厳しい戦いが続いていてすいません。例えるならビットコインが年明けに暴落し始めた時、一度、底を抜けたかと思いきや、さらに落ちた時のような状況です。
ただそのビットコインも1、2月の氷河期から徐々に抜け出し、一度は60万円台まで落ちましたが、最近は120万円前後まで回復。暴落している中、損失が徐々に膨らんでいき、パニックになってやめた人は今、後悔しているのではないでしょうか。
落ちれば上がる、上がれば落ちる。いつ上がるのかは分かりませんが、私もなんとかその時を耐え忍んで待ちたいと思います。ビットコインの例でも分かりますが、大切なのは悪い時はただひたすら耐えること、競馬でいえば無理のない範囲で買い続けることでしょう。できれば今週末から逆襲できるように頑張ります!
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金鯱賞2018の予想のポイント
その1.決め手より持久力が問われるレース
金鯱賞は元々、宝塚記念の前哨戦として行われていましたが、12年に暮れの中京開催に移動。そこで定着したかと思いきや、17年から2回中京開催の開幕週に移り、同年に格上げされた大阪杯のステップレースとして行われるようになりました(しかも昨年は土曜開催でしたが、今年は日曜日開催)。
開催時期はコロコロと変わっていますが、レース傾向自体に大きな変化はなく、一言でいえば、決め手より持久力が問われるレースといえるでしょうか。
中京競馬場は3コーナー手前~直線入り口まで長い下り坂が続いているため、そこでペースが落ちることはなく、ゴールまで一定のラップを刻むようなレースになりがち。しかも直線には高低差2.0mの急な上り坂まで待ち構えているため、バテずに駆けあがっていけるかが勝負の分かれ目になります。
母父トニービンのサトノノブレスが14年2着→15年3着→16年3着と3年連続で3着以内に入ったことがなによりも「持続力が問われるレース」であることを物語っているでしょう。速い脚が使えるかどうかよりもバテずにじわじわと伸びてこれる馬に適したレースです。
その2.今年はスローペース濃厚!?
今年の金鯱賞は登録段階で13頭。好メンバーがそろいましたが、逃げ馬が不在な上、先行馬もほとんどいないんですよね。登録馬を脚質でざっと分けてみると、
<逃げ>
不在
<先行>
タイセイサミット
トリオンフ
<差し>
キンショーユキヒメ
サトノダイヤモンド
サトノノブレス
スワーヴリチャード
ダッシングブレイズ
ブレスジャーニー
メートルダール
ヤマカツエース
<追い込み>
アクションスター
デニムアンドルビー
デルマサリーチャン
といった感じ。
タイセイサミットが押し出され気味にハナに立ち、2年前の金鯱賞(前後半の1000mが61.5-58.2秒)のような流れになるのではないでしょうか。コテコテの持久力勝負というより、ラスト4ハロンくらいをいかに速く走れるかというレースになる気がします。
金鯱賞2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | スワーヴリチャード | 2.7 |
2 | サトノダイヤモンド | 3.4 |
3 | トリオンフ | 6.4 |
4 | メートルダール | 8.2 |
5 | ヤマカツエース | 11.0 |
6 | ブレスジャーニー | 17.6 |
7 | ダッシングブレイズ | 25.0 |
8 | サトノノブレス | 39.1 |
9 | デニムアンドルビー | 48.7 |
10 | タイセイサミット | 70.3 |
1番人気はスワーヴリチャード。右回りより左回りでこそのイメージが強いですし、前走有馬記念でも負けて強しの4着と健闘。実績で上回るサトノダイヤモンドが凱旋門賞以来の実戦なので、こちらが1番人気に推されるでしょう。単勝は2倍台後半と予想します。
2番人気はサトノダイヤモンド。いくら凱旋門賞以来の実戦とはいえ、国内の実績を考えれば、アタマひとつ抜けている存在。休み明けだけで評価を大きく落とすことはないでしょう。単勝は3倍台前半くらいでしょうか。
3番人気はトリオンフ。ここに来て破竹の3連勝。実績では劣るものの、勢いと安定感を買われて意外と売れるのではないでしょうか。単勝は6倍台前半と見ます。
以下、メートルダール、ヤマカツエース、ブレスジャーニー、ダッシングブレイズ、サトノノブレス、デニムアンドルビー、タイセイサミットと続くでしょうか。
金鯱賞2018のイチオシ馬は…
今年の金鯱賞は少頭数ですが、意外と面白そうな一戦。スワーヴリチャードは極端なスローペースに対応できるか心配ですし、サトノダイヤモンドは長期休養明けで力を出せるかどうか。ガチガチの決着にはあまりならない気がします。現時点の本命候補は、
トリオンフ
です。
ここに来ての3連勝は本物。サトノノブレスやヤマカツエースのような小回りの持続力勝負に強い馬が結果を残すのが中京芝2000mの金鯱賞ですから、本馬も同レースに適性アリと見ていいでしょう。タイセイサミットを見ながらの2番手で運び、直線早めに先頭に立って抜かせずという競馬になる気がします。
以上、金鯱賞2018の予想考察でした。