ユングフラウ賞2023の予想です。
ユングフラウ賞2023の出走馬は、マカゼ、サーフズアップ、アトカラツイテクル、エイシンレア、ハーンドルフなど12頭。浦和競馬場1400mで行われるSII戦です。このレースは勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。昨年は◎スティールルージュ(6番人気1着)からガツンと的中できたレースなので今年も続きたいですね。
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ユングフラウ賞2023の予想です
浦和・桜花賞へ向けた最重要ステップレース・ユングフラウ賞。
毎年、春のクラシックを目指した馬が集うものの、能力通りに決まらず、ひと波乱あるのが特徴。
過去5年のユングフラウ賞の3着以内馬の人気を見ると、
22年6→3⇔2番人気(3連複5,360円、3連単22,390、26,660円)※
21年8→1→2番人気(3連複1,980円、3連単32,680円)
20年1→7→11番人気(3連複41,340円、3連単103,520円)
19年7→2→9番人気(3連複36,020円、3連単317,610円)
18年4→3→1番人気(3連複1,400円、3連単13,720円)
※2着同着
で3連複万馬券が2本、3連単万馬券が5本(そのうち2本は10万超)も飛び出しており、荒れに荒れていることが分かる。
昨年は前走東京2歳優駿牝馬でシンガリ負けだった◎スティールルージュが見事な復活劇。2着は〇ジョーストーリーと△エミーブレイズが同着で入り、中波乱と言える決着だった。
波乱が起こっている主な理由は、トリッキーな浦和1400mゆえ乱ペースになり、伏兵の差し、追い込み馬の台頭があるから。
過去5年のユングフラウ賞で5番人気以下で3着以内に入った馬の通過順を見ると、
22年6番人気1着スティールルージュ(3-4-3-2)
21年8番人気1着ウワサノシブコ(5-3-4-2)
20年7番人気2着アクアリーブル(11-9-5-3)
20年11番人気3着ポピュラーソング(9-10-10-7)
19年7番人気1着ポッドギル(1-1-1-1)
19年9番人気3着マーチャンスルー(11-11-10-6)
で6頭中4頭は1コーナー5番手以下で通過し、徐々に位置取りを上げてきた馬だった。
今年は内からマカゼ、アトカラツイテクル、エイシンエイト、ハーンドルフとハナを奪いたい馬が多数。例年通りの消耗戦になる可能性が高く、今年も伏兵の差し馬が突っ込んでくるシーンがあってもいいのではないか。それでは予想にいきましょう。まず本命は…
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人気でもサーフズアップを信頼したい
ローレル賞ではマカゼに逃げ切りを許したが、東京2歳優駿牝馬ではマカゼに先着して3着に好走。自由自在に立ち回れて追って味があるのが最大の魅力で、消耗戦になりやすいユングフラウ賞ならマカゼより信頼度は高いのではないか。難しい枠順に入ったが、馬群の後ろでも苦にしないタフさを備えており、逃げ馬がそろって縦長馬群になりそうなことを考えても、不利等を受けるリスクは低いと見た。
相手には伏兵・エイシンレアを挙げたい。
評価したいのは2走前のローレル賞。結果的に1、2着馬には完敗だったが、1、2着馬がロスなく立ち回っていたのに対し、本馬は終始外々を回っており、コースロスを考えれば、実際の着差ほど能力差を感じさせない走りだった。前走東京2歳優駿牝馬はテン乗りの的場文男騎手が積極的に出していき、スタミナ切れしただけ。逃げ、先行勢は2着ボヌールバローズを除けば、総じて失速しており、展開的にも厳しかったのだろう。今回は主戦の本橋騎手に戻り、ローレル賞同様にじっくりと乗ってくれそう。ここはハイペース必至の組み合わせかつ同厩舎&同一馬主のエイシンエイトが鉄砲玉としてガンガン前に行きそうなので、追ってしっかりと脚を使える本馬が台頭するレースになるのではないか。
3番手は同じく東京2歳優駿牝馬組のマカゼ
前走東京2歳優駿牝馬は直線での追い比べに対応できなかったが、2着ボヌールバローズから0.4秒差に留まっており、着順から受ける印象ほどレース内容は悪くなかった。今回は本馬の立ち回り力が生きる浦和1400m。同型との兼ね合いはカギになるが、最内枠を味方につけて行き切れば、多少のハイペースになっても地力で粘り込む可能性はあるだろう。ただ外のアトカラツイテクルやハーンドルフにハナを取られてしまうと、内で押し込められて難しい競馬を強いられそう。
ボルドーグリフォンはキャリア10戦のうち8戦で上り3位以内をマークしており、追っての良さが魅力。ここは能力的に見劣る感は否めないものの、逃げ、先行勢が自滅するような展開になれば、終い確実の本馬が上位争いに加わってくるかもしれない。
クラティアラは前走ジェムストーン賞で勝ち馬ハーンドルフから0.2秒差の3着に敗れたが、ペースが遅かったことで走り切っていない印象を受けた。今回は距離延長、コース替わりがカギになるが、追っての良さはありそうなので、浦和1400mに対応できれば、馬券圏内に加わってきてもいいか。
アトカラツイテクルは2走前の東京2歳優駿牝馬で大敗したが、前走URAWAなでしこオープンで鮮やかな逃走劇。これで浦和は【3.0.2.0】と一度も崩れておらず、得意コースなら東京2歳優駿牝馬で先着を許した馬たちとの逆転があっても驚けないか。ただ内にマカゼ、外にハーンドルフがいるので、前走のようにスッと逃げられるかは未知数。
ハーンドルフは前走ジェムストーン賞で準重賞勝ちも、展開に恵まれた感はあった。今回は初の左回り、1400m、同型が多数揃っていることを考えると、超えるべきハードルは多く、決して楽な戦いにはならないだろう。
エイシンエイトは転入初戦になるが、前走プリンセス賞ではフジラプンツェルと一騎打ちを演じており、南関東の重賞でも通用する能力はありそう。ただここは藤原厩舎4頭出しのラビット的な役割を担いそうで、より好走のチャンスがあるクラティアラ、エイシンレアをアシストする存在になるのではないか。
ユングフラウ賞2023の印です
◎②サーフズアップ
〇⑩エイシンレア
▲①マカゼ
△③ボルドーグリフォン
△⑤クラティアラ
△⑧アトカラツイテクル
×⑪エイシンエイト
×⑫ハーンドルフ
4番マインドユアミモザ…ローレル賞で4着に健闘するも、その後は苦戦続き。2走前のURAWAなでしこオープンではアトカラツイテクルにも完敗しており、このメンバーでは荷が重いだろう。
6番デザートウインド…2走前のURAWAなでしこオープンでは勝ち馬アトカラツイテクルから1.5秒差の5着。今回は当時よりもメンバーレベルははるかに強力で、上位争いするイメージが湧かない。
7番ワイズゴールド…前走桃花賞で2着に好走するも、準重賞にしてはメンバーレベルが低かった。このメンバーではもうワンパンチ足りないのでは。
9番ポーチュラカ…前走URAWAなでしこオープンでは勝ち馬アトカラツイテクルから0.6秒差の3着。今回はメンバーレベルがさらに強化されているので、馬券圏内までは難しいだろう。
ユングフラウ賞2023の買い目です
ここはハイペースで差しが決まると見て、◎サーフズアップ〇エイシンレアのワイド1点が当たる前提の馬券を買います。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇ー▲△△△××(6点)…本線はアトカラツイテクルまで
3連複でサーフズアップ、エイシンレアから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はアトカラツイテクルまでです。
以上、ユングフラウ賞2023の予想でした。