ジャパンカップ2022の予想です。

ジャパンカップ2022の出走馬は、ダノンベルーガ、シャフリヤール、ヴェラアズール、デアリングタクト、オネストなど18頭。東京芝2400mで行われるG1戦です。

11月27日(日)の平場、特別戦の勝負レース(ジャパンカップ、京阪杯ほか)はこちらから。

今週も土曜日からコンスタントに当たり、大幅プラス収支の好発進でした。

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≪東京8レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎①ラブリークイーン(7番人気1着
〇⑫バルミュゼット(2番人気2着
▲⑪タイキドミニオン
△⑧ロードジャスティス
△⑥パラノイド
△⑬アラゴナイト
×⑮ブリエヴェール
×⑨ウィンダミア
×③ライクアジュエリー

ここはラブリークイーンが面白そうだ。これまで東京ダート1400mで2戦2勝と負けなしの馬。特に3走前の東京ダート1400mで行われた1勝クラスは着差以上に余力があり、時計以上に強さが際立っていた。「東京ダート1400mで2戦2勝」という事実だけでも魅力はあるが、それ以上に評価したいのが近2走の走り。実績のなかった中距離でハイペースを先行してしぶとく踏ん張っており、馬体重が年明け初戦として比較して30キロ近く増えていることを考えても、馬自身に身が入ってきたのだろう。ここはメンバーを見渡しても逃げ、先行勢が手薄なので、前々で立ち回れるアドバンテージもあるのではないか。

相手は捌きやすい外枠歓迎のバルミュゼット、現級で安定したパフォーマンスを見せているタイキドミニオン、前走の敗戦が案外も3走前の勝ちっぷりがいいロードジャスティスを上位に挙げたい。

馬券はラブリークイーンの単勝と複勝を押さえつつ、3連複で1列目にラブリークイーン、2列目にバルミュゼット、タイキドミニオン、ロードジャスティス、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。

【参考買い目】

単勝:◎(1点)🎯

複勝:◎(1点)🎯

3連複:◎ー〇▲△(ロードジャスティス)-〇▲△△△×××(18点)

≪東京9レース カトレアステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨コンティノアール(2番人気1着
〇⑦ミラーオブマインド(3番人気2着
▲⑥ヤングワールド
△③ジャスリー(6番人気3着
△②プラーヴィ
△④イルディヴィーノ
×⑩トーアライデン

本命はコンティノアール。前走もちの木賞では勝ち馬デルマソトガケの末脚に屈したものの、外目3番手から粘り込んで2着に好走。今回はコース替わりがカギも、530キロ前後の大型馬らしくワンペースで走るタイプなので、緩急がつきにくいワンターンコースの方が合っているのではないか。外枠で馬を動かせるレーン騎手に乗り替わるのも魅力。

相手はミラーオブマインドが強そう。札幌ダート1700mの新馬では前に馬を見ながら直線で抜け出す優等生的な競馬で勝利。今回は休み明けかつコース替わりで未知な面はあるものの、東京や中山デビュー組のレベルが決して高くないので、ここは札幌デビュー組の力を見せつけるのではないか。新馬のレースぶりならまだまだパフォーマンスを上げられるはず。

馬券は3連複でコンティノアール、ミラーオブマインドから印を打った馬へ流したい(ワイド1点でもOK)。本線はイルディヴィーノまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇ー▲△△△×(5点)…本線はイルディヴィーノまで 🎯

≪阪神10レース 茨木ステークス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑧メイショウユズルハ(1番人気3着
〇②ヘラルドバローズ(2番人気1着
▲⑤ライラボンド
△⑯ダノンブレット
△④モズマゾク
△⑬クロニクル(3番人気2着
×⑦二ホンピロタイズ

本命は前走に続いてメイショウユズルハ。その前走堺ステークスは前半1000m通過60.7秒のハイペースの中、前々で立ち回って3着と負けて強しの内容。今回も前がやや速くなりそうな気配はあるものの、枠順的に自在に立ち回れそうなので、大崩れなく走ってくるのではないか。

相手は内枠がやや心配も、ヘラルドバローズ。前走は直線でスーパーチーフとの叩き合いになるも、並ばれてから抜かせない勝負根性を発揮して勝利。ここは枠順の並び的に難しい競馬になりそうだが、自分で主導権を奪うか、トモジャリアの外目2番手を取れれば、堅実に走ってくると見た。

ライラボンドは前走神奈川新聞杯が強い内容。今回は1ハロンの距離延長がカギも、4走前のレパードステークスのレースぶりなら中距離でも走れそうで、引き続き坂井瑠星騎手なら注意した方がいいだろう。

馬券は3連複で1列目にメイショウユズルハ、2列目にヘラルドバローズ、ライラボンド、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。本線は2列目がヘラルドバローズ、3列目がダノンブレットまで。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×(9点)…本線は2列目がヘラルドバローズ、3列目がダノンブレットまで 🎯

≪東京11レース キャピタルステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑰ノルカソルカ(13番人気3着
〇⑧ラインベック
▲⑱キングエルメス
△⑯ダーリントンホール
△④ララクリスティーヌ(2番人気1着
△⑫ココロノトウダイ
×⑪トリプルエース(12番人気2着
×③タイムトゥヘヴン
×②ヴィジュネル

ここはメンバーを見渡す限り、逃げ、先行勢が明らかに手薄。単調な前残り決着になるかは分からないが、前に行った伏兵の粘り込みに警戒すべきレースだろう。

本命はノルカソルカにノッてみたい。4走前に立志ステークスを制して以降、オープンクラスで6→14→12着と苦戦が続いているものの、すべて差し、追い込み勢優位の展開になっており、持ち前の立ち回り力を生かせずの敗戦。今回はメンバー的に外目からスムーズな先行策が叶いそうで、ここはガラリ一変があってもいいのではないか。

相手は本命に推すかも迷ったラインベック。去勢明けの前走信越ステークスは逃げ、先行勢が総崩れだったことを考えると、3番手を追走して勝ち馬から0.4秒差なら着順以上に評価できる内容。これまで単騎逃げが叶った時は2戦2勝。ここはメンバー的に楽逃げが叶いそうなので、ここは展開ひとつで一撃があってもいいだろう。

以下、早熟血統が気になるものの、NHKマイルカップが負けて強しだったキングエルメス、前走京成杯オータムハンデは馬場に泣かされたダーリントンホール、ここに来て地力強化著しいララクリスティーヌ、調教で動いており、そろそろ復活しそうなココロノトウダイを上位に挙げたい。

馬券は変則的だが、ワイドでノルカソルカ、ラインベックからココロノトウダイまで流したい。

【参考買い目】

ワイド:◎〇ー◎〇▲△△△(9点)🎯

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個人的に勝負度Cにするか迷っていた◎ラブリークイーンを一流外国人騎手が揃うジャパンカップウィークに西塚騎手で大勝負していいか悩んでやめたのだけ後悔しましたが、そのほかのレースは買い目含めて上手くいきましたね。

キャピタルステークスの◎ノルカソルカは結果的に3連複でも当たっていましたが、参考買い目が多いとあまり現実的ではないと判断してワイドにしました。それでも3連複的中のご報告をいつくか頂けたので、3連複まで取られた方はより一層おめでとうございます。3連複14万、私も獲りたかったです…

今週も土曜日→日曜日と連勝して、最高の形で11月を締めくくられるよう頑張って参ります。

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ジャパンカップ2022の予想です

近年のジャパンカップはメンバーレベルが低くなりがちだが、今年も主役馬不在で良くも悪くも混戦ムード。日本勢同士に限れば、能力は接近しており、展開や枠順ひとつで着順が入れ替わるレースと言っていいだろう。

レースの主導権を握るのは矢作厩舎が送り出すユニコーンライオン。溜め逃げでは後続に捕まるのが分かっているので、天皇賞(秋)のパンサラッサのように後続を引き離した逃げを打ちそう。2番手以下は離れて実質的なスローペースに落ち着き、最後は上り33秒台が求められる決め手比べになるのではないか。馬群一団からのヨーイドンで抜け出してこれそうな馬を狙いたい。

本命はヴェラアズールが一気に頂点を掴むと見た

前走京都大賞典は休み明けかつ昇級初戦でやや未知な面があったものの、スローペースの中、後方から大外を回って突き抜ける完勝劇。2走前のジューンステークスでは展開不向きの中、のちのアルゼンチン共和国杯勝ち馬ブレークアップを差し切っており、今年のジャパンカップのメンバーで決め手比べならアタマひとつ抜けた存在と言えるのではないか。

また近2走のレースぶりと同じく魅力を感じるのは母父にクロフネの血を引いていること。クロフネやフレンチデピュティの血を引いている馬はトントン拍子でG1を制覇するケースが多く、母父クロフネで言えば、レイパパレ(デビューから6連勝で大阪杯制覇)、スタニングローズ(紫苑ステークス→秋華賞と連勝)が代表例。本馬もここで一気にG1を制覇するシーンがあってもいいだろう。鞍上、枠順的にも申し分なく、馬自身のレースセンスのなさは少し気になるものの、現在の東京芝は直線でバラけやすいので、そこまで気にする必要はないと判断したい。

相手はデアリングタクトが不気味だ

今秋の2戦は1番人気を裏切る結果に終わっているが、オールカマーは展開が明らかに向かず、エリザベス女王杯は二ケタ馬番を引いた馬が上位独占したレースで4番ゲートを引いており、ゲートインの時点でハンデを背負っていた。今回はオークス1着、ジャパンカップ3着がある東京芝2400m。今年のメンバー、枠順なら父エピファネイアのように好位のインに収まる可能性があり、スムーズな追走さえ出来れば、ガラリ一変があってもいいだろう。鞍上のマーカンド騎手はオーロカップで萎んでいたトリプルエースを復活させたくらいなので、本馬も鞍上の力で目覚めるかもしれない。

3番手は天皇賞(秋)組で最先着のダノンベルーガ

その天皇賞(秋)では3着に終ったものの、レース内容だけなら勝ち馬イクイノックスに次いで強い競馬。日本ダービーの走りを見る限り、東京芝2400mがベストとは言えないが、今年のジャパンカップなら当時だけのパフォーマンスでも十分に足りるだろう。前走天皇賞(秋)では差し損ねてしまったが、今回は川田騎手もある程度の位置で運んできそう。今回は持てる力を余すことなく走り切ってくれるのではないか。今秋の古馬混合G1ではすべて3歳馬が馬券に絡んでおり、無理に嫌わない方が良さそうだ。

グランドグローリーは昨年のジャパンカップでスムーズさをやや欠きながら3着シャフリヤールから0.3秒差の5着に健闘した馬。今年のプリンスオブウェールズステークスでは逆にシャフリヤールに先着を果たしており、能力は単純にシャフリヤール級と言っていいのではないか。前走凱旋門賞は特殊なレースで参考外も、最後までしっかりと伸びており、条件問わずに走り切ってくれるイメージ。今年のメンバーなら昨年のように中団で待機できれば、馬券圏内が見えてくる。

オネストはレーティングでメンバー中トップの121を持っている馬。実際にパリ大賞1着→愛チャンピオンステークス2着のパフォーマンスが濃く、あとは日本の馬場に対応できれば、勝ち負けに持ち込んでも驚けない。父は日本で馴染みのあるFrankelで、オークス馬ソウルスターリングらを輩出。時計の速い東京芝コースに対応できる下地はある。

シムカミルはパリ大賞で勝ち馬オネストから0.1秒差の2着に好走。直線の勢いはオネストだったが、交わされてからもしぶとく食い下がっており、オネストを買うなら本馬も押さえるべきだろう。立ち回りが上手いイメージで最内枠を引けたのはプラスだ。

テュネスは昨年の凱旋門賞勝ち馬トルカータータッソの半弟。一般的にドイツ競馬と日本競馬は全く異なるので、凱旋門賞に挑戦する日本馬のような結果に終わりそうだが、今年は日本馬のレベルが想定的に低いので、無理して嫌う必要はないか。

ボッケリーニは前走京都大賞典で勝ち馬ヴェラアズールから0.4秒差の2着。内容的には完敗だったが、本馬の持ち味が生きない決め手比べでもあった。大外枠に入ってしまったのは割り引きも、浜中騎手がユニコーンライオンを追いかける強気の競馬をすれば、展開を味方につけて粘り込むシーンがあるかもしれない。

シャフリヤールは前走天皇賞(秋)の内容がいまひとつで、成長力にやや欠ける印象も。2ハロンの距離延長で大幅にパフォーマンスを上げるイメージがなく、大きく崩れることはなくても、馬券圏内が安泰と言える存在でもない。

ヴェルトライゼンデは前走オールカマーが案外も、外々を回った分、伸び切れなかったか。今回は3番ゲートに入り、ロスなく立ち回れそう。相性のいい外国人騎手とのコンビでもあり、ここは巻き返しがあってもいい。

ユーバーレーベンは単純な能力だけなら通用してもいいが、枠順とレースセンスのなさがネック。天皇賞(秋)に近いレース質になってしまうと、再び差し届かずに終わってしまうのではないか。

最後にシャドウディーヴァ。人気は全くないが、昨年のジャパンカップでは3着シャフリヤールから0.4秒差と大きく負けていなかった馬。上位に食い込むにはひと工夫必要だが、ヴェラアズールもデアリングタクトも降ろされた松山騎手が意地を見せてくれれば、面白いかもしれない。

ジャパンカップ2022の印です

◎⑥ヴェラアズール
〇⑧デアリングタクト
▲⑭ダノンベルーガ
△⑤グランドグローリー
△②オネスト
△①シムカミル
×⑦テュネス
×⑱ボッケリーニ
×⑮シャフリヤール
×③ヴェルトライゼンデ
×⑰ユーバーレーベン
×⑫シャドウディーヴァ

以上、ジャパンカップ2022の予想でした。