報知グランプリカップ2022(船橋)の予想です。
報知グランプリカップ2022の出走馬は、マイブレイブ、ナッジ、シルトプレ、ライアン、シャルフジンなど11頭が出走。大井競馬場1800mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
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報知グランプリカップ2022の予想と見解です
船橋1800mは前残りになりやすく、同コースで行われる報知グランプリカップも逃げ、先行勢が有利なレース。
過去5年の報知グランプリカップの3着以内馬の通過順は以下の通りで、直線に入って大勢がガラッと変わることは少なく、4コーナーからそのままなだれ込むようなレースが多い。
◆過去5年の報知グランプリカップの3着以内馬とその通過順(17~21年)
過去5年の3着以内馬15頭のうち9頭は、道中3番手からの粘り込みで、差し、追い込みが利きづらいレースと言っていいだろう。
今年は明確に逃げたいのがキャッスルトップのみで、いかにもスローペースになりそう。例年の報知グランプリカップらしく「スムーズな先行策を打てるかどうか」が勝負の分かれ目になるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は2番手追走の可能性が高いと見ている…
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キタノオクトパスの重賞初制覇に期待したい
転入初戦のチバテレ盃ではブリッグオドーンとの一騎打ちを制し、復活を予感させる走り。前走は中団から徐々に進出する競馬だったが、今回のメンバー、枠順の並びなら逃げるキャッストップの外目2、3番手を確保できるはずで、レースを優位に組み立てられるのではないか。550キロを超える超巨漢馬。ごちゃつくと良くないので、8頭立ての少頭数の外枠は大歓迎だろう。キャッスルトップは完全に走る気を失くしているので、3~4コーナー先頭からの押し切りに期待したい。
相手はダノンレジーナが面白そう
前走TCK女王盃では本命に推したが、JRA勢との決め手比べに屈して6着。それでも3着ブランクチェックから0.2秒差で決して悲観する内容ではなかった。これまで南関東限定の重賞では【2.1.1.0】と崩れておらず、牡馬相手でも低レベルなSIIIなら能力的に見劣ることはないだろう。キャッスルトップの真後ろに入ると、不利を受けないか心配だが、内、前でスムーズに立ち回れれば、上位争いに加わってくるはずだ。
3番手はコズミックフォースが有力
直近の3連勝はすべて大井コースも、本質的にキングカメハメハ産駒らしい立ち回り力に長けたタイプで、小回りコースでも力を発揮できるタイプ。実際、昨年のチバテレ盃ではのちの報知グランプリカップ2着リンゾウチャネルを抑えて勝利しており、同コースでも問題なく力を発揮できるはず。ただ決して能力が抜けているわけではなく、スムーズに立ち回れるかがすべてだろう。
ギガキングはここに来てダービーグランプリ→三里塚賞と連勝。馬自身が大きく変わった印象はないものの、上手く噛み合うようになってきた。先週の金盃では4歳のセイカメテオポリスが2着に好走。本馬も古馬相手でも通用するのではないか。
ウィンターフェルは全盛期を長期休養で棒に振るってしまった感があるものの、前走習志野特別で2着に好走し、まだまだ走れそう。相手はさらに強化されるが、本馬自身の上積みもありそうで、メンバーレベルを考えても上位進出のチャンスはある。
最後に昨年の報知グランプリカップ勝ち馬ゴールドホイヤー。近走は不振だが、3走前のサンタアニタトロフィーを見ても、まだ終わったと片付けるのは早計で、内でロスなく立ち回れそうな枠順を考えても押さえておいた方がいいだろう。
報知グランプリカップ2022の印
◎⑦キタノオクトパス
〇②ダノンレジーナ
▲③コズミックフォース
△⑤ギガキング
△④ウィンターフェル
△①ゴールドホイヤー
6番キャッスルトップ…ジャパンダートダービーを勝利したのが嘘のような低迷ぶり。今回は見え見えの楽逃げを打てそうなので、走っても驚けないが、近走を見る限り、走る気力を失くしている印象。
8番サルサレイア…前が崩れた時に相対的に追い込んでくるタイプ。なだれ込み決着になりやすい報知グランプリカップでは出番がないだろう。
報知グランプリカップ2022の買い目
ここは◎キタノオクトパスから相手に〇ダノンレジーナと▲コズミックフォースを置いて流したいと思います。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△(7点)
3連複で1列目にキタノオクトパス、2列目にダノンレジーナ、コズミックフォース、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。少頭数ですが、オッズが割れそうですし、組み合わせ次第ではそこそこつくんじゃないでしょうか。
報知グランプリカップ2022の予想でした。