函館スプリントステークス2023の予想です。

函館スプリントステークス2023の出走馬は、トウシンマカオ、ブトンドール、キミワクイーン、ヴァトレニなど16頭。函館芝1200mで行われるG3戦です。

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函館スプリントステークス2023の予想です

函館の開幕週に行われる函館スプリントステークスは、立ち回り決着になりやすいレース。

過去5年(17~20年、22年)、函館芝1200mで行われた函館スプリントステークスの勝ち馬はすべて4コーナー5番手以内、4頭は同3番手以内で通過しており、4コーナーで先頭から近い位置にいないと勝ち切るのは難しい。今年は隊列がやや読みづらい組み合わせも、ある程度の位置で流れに乗れそうな馬から入りたい。

本命はブトンドールの巻き返しに期待する

これまで差して結果を残しているが、ここは徹底先行型のテイエムトッキュウ、ジャスパークローネが外目の枠に入り、その2頭を見ながらの先団~中団くらいに収まりそう。近走は結果が出ていないものの、前走桜花賞では最内枠からロスなく立ち回れたとは言え、勝ち馬リバティアイランドから0.8秒差の9着に健闘。決して函館2歳ステークス勝ち馬にありがちな早熟タイプではないだろう。函館スプリントステークスにおける桜花賞組は非常に相性が良く、過去10年で【3.0.0.2】と3頭の勝ち馬を輩出。昨年は同組のナムラクレアが完勝しており、今年はブトンドールに勝利のチャンスがあるのではないか。函館をよく知っている鞍上が引き続き騎乗できるのも魅力。

相手も3歳牝馬のリバーラ

昨年のファンタジーステークスで逃げ切り勝ちを収めて以降、阪神ジュベナイルフィリーズ18着、フィリーズレビュー12着と結果は出ていないが、どちらも展開が厳し過ぎた。それでも前走フィリーズレビューでは勝ち馬から0.6秒差に留まっており、展開ひとつで上位争いに加わっても不思議ではない一戦だった。立ち回りが問われる函館芝1200mは合っており、ここは同型は揃っているものの、ガラリ一変が期待できるのではないか。

3番手は能力最上位のトウシンマカオ

近2走は人気を裏切る結果に終わっているが、2走前のシルクロードステークスは不利な大外の15番ゲート発走、前走高松宮記念は馬場が合わず、決して力を出し切っての敗戦ではない。今回は良馬場の函館芝1200mで最内枠。スタートを決めて2、3列目を取れれば、好勝負に持ち込めそうだが、外に前に行きたい馬が多数いることを踏まえると、ポジションを落として直線で内で包まれるというシーンも十分にありえるか。人気を集めるならリスクを考えて相手候補に留めておくのが無難と判断したい。

ムーンプローブは2走前のフィリーズレビューが展開が向いたとは言え、ブトンドール、リバーラに先着を果たしての2着。今回は芝1200mで流れに乗れるかがカギも、フィリーズレビューの実績と桜花賞組というだけで押さえておく価値はあるか。

ジュビリーヘッドは近走不振も、函館芝1200mは昨年の函館スプリントステークス2着含む【0.3.0.0】と相性のいいコース。前々で流れに乗れるのも魅力で、ここで復活があってもいいだろう。

ヴァトレニは前走鞍馬ステークスで10着に終わったものの、スタート後に外から被されるような形になり、持ち前の先行力を生かせず。平坦の芝1200mはベスト条件で、逃げ馬の直後のポジションを取れれば、巻き返しがあってもいい。

キミワクイーンは前走春雷ステークスでシルクロードステークス3着マッドクールとタイム差なしの競馬。今回は難しい枠順に入ったが、逃げ、先行勢を射程圏に入れて運ぶことが出来れば、上位争いに加わってもいいか。

ディヴィナシオンは開幕週の函館芝1200mというタイプではないが、2走前にオーシャンステークス2着があるように地力は確かなので、前が潰れて直線で捌いてこれれば、馬券圏内が見えてくるかもしれない。

最後にレイハリア。近走は苦戦が続いているものの、自分の形を作れずに敗戦しているレースがほとんど。ハナ主張が叶った2走前のオーシャンステークスでは2着ディヴィナシオンから0.4秒差と大きく負けておらず、2番ゲートから行き切れるなら多少の怖さはある。

函館スプリントステークス2023の印です

◎⑬ブトンドール
○⑧リバーラ
▲①トウシンマカオ
△⑫ムーンプローブ
△⑦ジュビリーヘッド
△⑭ヴァトレニ
×⑮キミワクイーン
×⑨ディヴィナシオン
×②レイハリア

以上、函館スプリントステークス2023の予想でした。