@h_r_p_studio さんの写真。)

福島牝馬ステークス2018の予想です。

福島牝馬ステークス2018の出走馬は、カワキタエンカ、トーセンビクトリー、デンコウアンジュ、レイホーロマンスなど12頭。福島競馬場芝1800mで行われる牝馬限定のG3戦です。

福島牝馬ステークスは16年が◎マコトブリジャール(15番人気1着)、17年が◎ウキヨノカゼ(3番人気1着)で当てている相性のいいレース。今年も続きたいですね。

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今週は皐月賞を10回くらい見た気がします。

見れば見るほど悔しいのは、3連単を持っていなかったこと。だいたいの勝負レースでは◎→○▲→○▲の3連単2点の組み合わせをボーナスで買うことが多いのですが、この時は下心があってジャンダルムの3着付けにしてしまったんですよね。素直に◎→○▲→○▲の2点に500円を賭けていれば、払戻しは約300万。馬券3枚のうち2枚は決め撃ちしつつ、1枚はやや狙いにいってしまい、その狙いにいったのがハズレ。馬券はつくづく当たりを待つものだなと思いました。

今週はG1こそありませんが、開催替わりで3重賞。天気も良く、競馬日和になりそうですし、いいスタートを切れるように頑張ります!

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福島牝馬ステークス2018の予想です

今開催の福島芝は時計がかかっており、非常にパワーを必要とされるのが特徴。例年の福島牝馬ステークスは1分46~47秒台で決着しているが、今年はミドルペースで流れても1分48秒台の決着になるだろう。

逃げるのはカワキタエンカ。中山牝馬ステークスは前半1000m通過61.3秒の楽逃げだったが、今回は人気を背負う立場。仮にペースが遅くてもほかの馬は早めに仕掛けてくるだろう。最後は今開催の福島芝らしいタフなレースになるのではないか。

本命はデンコウアンジュ

まず本馬を評価したいのは昨年の福島牝馬ステークスの内容。前半1000m通過58.9秒の明らかなオーバーペースの中、向上面からマクっていき、3コーナーで早くも2番手。4コーナーではのちのエリザベス女王杯2着クロコスミアと並んで後続を引き離し(下の写真参照)、直線ではそのクロコスミアを競い落として先頭に立つも、さすがにペースが厳しかったのかラスト100mを過ぎて力尽きた。それでもペースを考えれば、負けて強しの内容。福島適性は高いと見ていいだろう。

◆2017年の福島牝馬ステークスの4コーナー

レースセンスがなく、速い脚がないので、12頭立ての少頭数かつ現状のタフな馬場は大きなプラス。鞍上もいかにも早めに動きそうで(ちょうど先週の福島民報杯の◎ストーンウェアのイメージで乗ってきそうだ)、好走できる条件はそろったと見ていいだろう。能力通りに走ってくれれば、このメンバーなら力は一枚抜けているはずだ。

相手はトーセンビクトリー

前走中山牝馬ステークスは直線でじわじわと伸びてくるも、スローペースの影響で前にいたカワキタエンカ、フロンテアクイーンが止まらず、位置取りの差で敗れただけ。今回は目標がハッキリしている分、早め早めに動くはずで、カワキタエンカとの着順が入れ替わっても不思議ではないだろう。鞍上の田辺騎手は福島出身。ここは気合いの入る一戦だ。

3番手はカワキタエンカ

前走中山牝馬ステークスは6番人気での逃げ切り。今回は1番人気濃厚なので楽な競馬にはならないと思うが、芝1800mは【3.2.0.0】のベスト条件。競いかけてきそうなのが格下のサルサディオーネなら4コーナーでは本馬が先頭に立っているはずで、簡単に止まることはないだろう。現4歳牝馬世代はリスグラシュー、ミスパンテール、デアレガーロなど古馬牝馬重賞で結果を残しており、安易に軽視しないほうがいい。

穴で面白いのはゲッカコウ。これまでコーナー4回の芝1800mでは【2.2.2.3】とコンスタントに活躍している馬。前走中山牝馬ステークスもこの条件だったが、相手に合わせる競馬になってしまい、持ち味のしぶとさを生かせなかった。福島芝は2戦2勝と相性抜群。現状の時計がかかる馬場なら本馬の良さも生きてくるだろう。

ワンブレスアウェイはオープンクラスに入ってから苦戦しているが、言い訳の利く敗戦が続いており、前走中山牝馬ステークスは出遅れて前目の位置を取れなかったのがすべて。それでも勝ち馬カワキタエンカから0.6秒差ならスタートを五分に出て前々で運べれば、互角の競馬に持ち込めてもいいだろう。福島芝1800mは昨年の阿武隈ステークスで勝利している舞台。当時のようなレース運びができれば、巻き返しがあってもいい。

レイホーロマンスは前走中山牝馬ステークスが展開不向きの中、後方から3着まで追い上げており、負けて強しの競馬。ここに来て馬が充実しており、引き続き要注意の存在だろう。ただ前走は長距離輸送の影響か馬体重が-12キロ。今回も長距離輸送があるので、前走以上に減るようだと危険かもしれない。

キンショーユキヒメは前走中山牝馬ステークスが苦手な立ち回り&加速力勝負になってしまい、力を出し切れずの敗戦。2走前の愛知杯は馬体重が+20キロと明らかな太め残りで、近走は消化不良のレースが続いている。本命のデンコウアンジュと同じメイショウサムソン産駒で、長くいい脚を使うタイプ。消耗戦になれば、一変があっても不思議ではない。

ブラックオニキスは2歳時以降、結果は出ていないが、秋華賞6着、中山牝馬ステークス5着の走りを見る限り、まだ衰えたわけではなさそう。立ち回り上手でバテずに踏ん張れるので、現状の馬場は合っているだろう。

福島牝馬ステークス2018の印です

◎⑫デンコウアンジュ
○⑤トーセンビクトリー
▲④カワキタエンカ
△⑥ゲッカコウ
△⑪ワンブレスアウェイ
△③レイホーロマンス
×⑦キンショーユキヒメ
×⑨ブラックオニキス

以上、福島牝馬ステークス2018の予想でした。