府中牝馬ステークス2023の予想です。

府中牝馬ステークス2023の出走馬は、ルージュスティリア、ディヴィーナ、プレサージュリフト、シンリョクカ、ルージュエヴァイユなど13頭。東京芝1800mで行われる牝馬限定のG2戦です。

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府中牝馬ステークス2023の予想です

毎年、波乱の決着が続いている府中牝馬ステークス。今年は13頭立ての少頭数も、主役馬不在の混戦ムード。例年通り波乱含みの一戦と考えていいだろう。

本命はアンドヴァラナウトの巻き返しに期待したい

昨年の府中牝馬ステークス3着馬。その後は結果が出ていないものの、3走前の愛知杯は完全な前残り決着、春の阪神牝馬ステークスとヴィクトリアマイルは物理的に届かないレースになってしまい、言い訳の利く敗戦だった。今回は近走と比べると条件は好転するので、位置取り等が読めない部分はあるものの、人気がないなら狙ってみる価値はあるのではないか。

相手は人気ならディヴィーナが有力

デムーロ騎手が騎乗してから安定したパフォーマンスを見せており、ヴィクトリアマイル4着後、中京記念2着→関屋記念2着と牡馬相手に善戦。今回は久しぶりの距離延長になるが、新馬が中京芝2000mで勝利を挙げており、2000mまでなら対応可能と判断していいだろう。逃げ、先行勢が手薄な組み合わせなので、前走関屋記念のようにスタートを決めて先行策を打てれば、より期待できそうだ。

3番手は3歳牝馬のシンリョクカ

春のクラシックは桜花賞6着、オークス5着に終わったが、リバティアイランド以下の馬とはほとんど差がなく、世代でもトップレベルの能力を持っている馬。クイーンステークスではオークス3着のドゥーラが勝利を収めており、本馬もこのメンバーなら勝ち負けに持ち込めるのではないか。距離的に芝1800mくらいがちょうどいい気がする。

イズジョーノキセキは昨年の府中牝馬ステークスを制して以降、苦戦が続いているものの、前走札幌記念ではプログノーシス、ヒシイグアスに次ぐ上り3位でまとめており、あの強豪相手に見せ場を作ったのであれば、低レベルな牝馬限定のG2なら展開ひとつで通用していいだろう。今回は逃げ、先行勢が手薄なので、展開が向くかは微妙も、昨年に続いて軽視されるなら押さえておきたい。

ルージュエヴァイユは外枠から積極策を打った前走エプソムカップが好内容。スタートが安定しないタイプではあるものの、ここも前々で流れに乗れれば、勝ち負けに加わってきていい。

ルージュスティリアは前走中京記念が4コーナー手前で躓く不利がありながら3着に好走。ディープインパクト産駒でもそこまで切れるタイプではないので、前走で先着を許したディヴィーナより前で運べれば、逆転があってもいいだろう。

コスタボニータは今年に入って阪神牝馬ステークス3着、クイーンステークス3着の実績。イスラボニータ産駒らしいレースセンスの良さがウリで、立ち回りが生きる展開になれば、ここも上位争いに加わってきそうだ。

エリカヴィータはフローラステークス勝ち以降、苦戦続きも、ブリンカーを着用した前走メイステークスは最後まで伸びており、復調気配が感じられる走り。引き続きブリンカー着用なら侮れないかもしれない。

フィアスプライドは前走関屋記念で2着ディヴィーナから0.2秒差の4着に健闘。このメンバーなら立ち回りひとつで馬券圏内に届いていいだろう。

ストーリアは前走関越ステークスで久しぶりの勝利。本質的にタフな条件向きも、前走で結果を残した菅原騎手が引き続き騎乗できるなら警戒は必要か。

プレサージュリフトは東京コースで【2.0.2.1】と好相性。今回は23年東京新聞杯3着以来の実戦も、能力的には全く見劣りしない。

ライラックは持続力が問われるレースでこそも、近走はハイレベルなレースを使われており、このメンバーなら決め手比べでも走ってくるかもしれない。

ファユエンは昇級初戦の前走新潟記念で勝ち馬ノッキングポイントから0.4秒差の8着。このメンバーでは足りないかもしれないが、横山和生騎手が思い切った騎乗をすれば、ノーチャンスではないだろう。

府中牝馬ステークス2023の印です

◎⑨アンドヴァラナウト
〇⑦ディヴィーナ
▲⑪シンリョクカ
△⑫イズジョーノキセキ
△⑤ルージュエヴァイユ
△③ルージュスティリア
×①コスタボニータ
×②エリカヴィータ
×⑬フィアスプライド
×④ストーリア
×⑥プレサージュリフト
×⑧ライラック
×⑩ファユエン

以上、府中牝馬ステークス2023の予想でした。