フラワーカップ2021の予想です。
フラワーカップ2021の出走馬は、ユーバーレーベン、リフレイム、ホウオウイクセル、エンスージアズムなど16頭。中山競馬場芝1800mで行われる３歳牝馬限定のＧ３戦です。
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フラワーカップ2021の予想です
フラワーカップは立ち回り戦になりやすいレース。過去５年の勝ち馬と４コーナーの通過順を見ると、
20年アブレイズ（２番手）
19年コントラチェック（１番手）
18年カンタービレ（４番手）
17年ファンディーナ（２番手）
16年エンジェルフェイス（１番手）
で勝ち馬５頭はすべて４コーナー４番手以内、４頭は同２番手以内からの押し切りだった。
今年は上位人気に推されそうなユーバーレーベン、リフレイム、ホウオウイクセルらが揃って差し、追い込みタイプ。例年通り前々に行った馬がそのまま粘り込むシーンがあるのではないか。
本命はオレンジフィズの逃げ切りに期待したい
前走アルテミスステークスこそ大敗したものの、新馬ではメイサウザンアワー（赤松賞１着）、スウィートブルーム（若竹賞２着）らを相手に余力を残して完勝。ローカルの牝馬限定の一戦だったとは言え、負かした相手はその後に出世しており、前走の敗戦だけで「重賞で通用しない」と判断するのは時期尚早だろう。
今回は新馬と同じ右回りのコーナー４回のコース。中山の芝重賞で好走歴のあるマンハッタンカフェ（有馬記念１着）、アプリコットフィズ（京成杯オータムハンデ２着）、ダービーフィズ（セントライト記念２着）らの近親でもあり、ここでガラリ一変があってもいいのではないか。内目の２枠４番を引けたので、スッとハナ主張が叶うだろう。
相手は人気でもユーバーレーベン
前走阪神ジュベナイルフィリーズは展開、馬場ともに不向きだったが、地力で追い上げて３着に好走。血統やバックグラウンドは地味だが、現３歳牝馬ではトップクラスの能力を持っている。今回は展開が向くか怪しい面があるものの、コーナー４回のコースで行われた新馬、札幌２歳ステークスでは父ゴールドシップ譲りの向上面からロングスパート。近２走がそもそも差し損ねた感が強いので、ここは再び強気に動いてくるだろう。７枠13番なら自分から動きやすい。
３番手は逃げ馬が残るならルースの粘り込みがありそう
前走デイジー賞は展開の恩恵を受けての押し切り勝ちも、きょうだいのヤマカツエース、ヤマカツマーメイド同様にレースセンスが高く、コーナー４回のコースでの立ち回り戦で良さが生きる印象を受けた。今回もそういうレースになりそうなので、前走に続いての好走があってもいいだろう。オレンジフィズが逃げ粘るとすれば、本馬もその近くにいる可能性が高い。
エンスージアズムは芝1800mで２戦２勝。これまでのレースぶりから位置取りは相対的に前になりそうで、前残り決着を想定するなら警戒しておいた方がいい１頭だろう。鞍上が岩田望来騎手なら強気に乗ってくるはず。
グローリアスサルムはキズナ×チチカステナンゴという地味な血統背景も、２戦目の未勝利でソーヴァリアント（弥生賞４着）を下し、前走フリージア賞では展開不向きの中、よく差を詰めており、決して舐められた馬ではないはず。脚質的に評価を上げられなかったが、仮に消耗戦になるなら一発があってもいい。
イズンシーラブリーは前走クイーン賞で５着に入っており、能力上位の存在も、展開を考えると評価を下げざるを得ない。２走前の未勝利のように早めに進出できるなら好走のチャンスがあってもいいか。
ホウオウイクセルはフェアリーステークスのレースレベルが低過ぎたので、人気ほど信頼が置けるかは微妙。フェアリーステークス３着ベッラノーヴァ（次走アネモネステークス９着）。同４着テンハッピーローズ（チューリップ賞10着）、同５着ネクストストーリー（アネモネステークス14着）はすべて次走で大敗している。
クールキャットも低レベルだったフェアリーステークス組だが、前走は早めに動き過ぎたのが敗因。２走前のアルテミスステークスの内容から前走が力負けとは思えず、見直しの余地はあるだろう。
アビッグチアは前々で立ち回れるのでノーマークは禁物。ただ８枠15番で嶋田騎手なら無駄に外々を回って伸び切れずの方がイメージしやすい。
最後にレーヴドゥラプレリ。１枠１番で位置を落とすと難しい競馬になりそうだが、前走で中山芝1800mの未勝利を勝利しており、中山への適性はありそう。鞍上が上手く誘導できた時に好走のチャンスが巡ってきてもいいか。
フラワーカップ2021の印です
◎④オレンジフィズ
○⑬ユーバーレーベン
▲⑪ルース
△⑦エンスージアズム
△⑥グローリアスサルム
△⑯イズンシーラブリー
×③ホウオウイクセル
×⑤クールキャット
×⑮アビッグチア
×①レーヴドゥラプレリ
以上、フラワーカップ2021の予想でした。
