(@h_r_p_studio さんの写真。)
フローラステークス2019の予想考察です。
フローラルステークス2019の出走予定馬は、ウィクトーリア、シャドウディーヴァ、フェアリーポルカ、エアジーンなど。東京競馬場芝2000mで行われる3歳牝馬限定のG2戦。上位2着までにオークスへの出走権が与えられるトライアル競走です。
更新が遅くなりましたが、2年連続で皐月賞を現地観戦してきました。
心配された雨は降らず、良馬場で開催(本命馬のことを考えると、ひと雨降って欲しかったですが・苦笑)。終わってみれば、上位人気馬による力比べのレースでした。
◎クラージュゲリエは力及ばず5着。
レース中は正直、「これはハマったかも…」と本気で思ったのでワクワクしました。しかし、直線に向いてから上位勢についていけず。走破時計は1分58秒7。これくらいが勝ち時計になると読んでいましたが、上位勢が予想以上に強かったのと馬場が土曜日からまた速くなってしまったのが誤算でした。
昨年に続いて1万円で帯を狙いに行きましたが、1、5着でした(130.9倍)。
日曜日は現地に行くも買いたいレースが少なく、見ていることが多かったのですが、平場で一番買いたかった京葉ステークスがスマッシュヒット。
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≪中山10レース 京葉ステークス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑯ドリームドルチェ<堅軸>(4番人気2着)
○②ジューヌエコール
▲⑥アポロノシンザン<次走注目>(6番人気1着)
△⑧シュウジ(2番人気3着)
△⑫ウインオスカー
△④クイーンズテソーロ
×⑪バイラ
本命はドリームドルチェ。2走前の中山ダート1200mで行われたジャニュアリーステークスでは直線で先頭に立つも、ホウショウナウの末脚に屈して2着。ただし、勝ち馬ホウショウナウはユニコーンステークスで4着の実績があり、先週に行われた東京盃でも3番人気に推された馬(結果は7着だったが、能力は間違いなく重賞級)。負けた相手が悪かっただけで、この条件ならオープン特別でも勝ち切れる力を持っている。脚質やレースぶりから外枠の方が間違いなくいいタイプ。8枠16番は絶好だろう。鞍上も田辺騎手なら期待は大きい。
相手はまずジューヌエコール。2走前のオータムリーフステークスではコパノキッキング(カペラステークス、根岸ステークス1着)、前走の大和ステークスではヤマニンアンプリメ(黒船賞2着)と接戦を演じている馬。オープン特別なら能力上位で、スムーズに回ってくれば、勝ち負け必至なのは間違いない。問題は、その「スムーズに回ってこれるか」。1枠2番で外に行きたい馬がズラッと並んでいるので、道中は中団の内に押し込められる可能性がありそう。道中の隊列、位置取りを考えると、消化不良のまま終わる可能性はありそうだ。
アポロノシンザンは逆に自分の競馬には徹することが出来そう。前走コーラルステークスは前半600m通過33.9秒で飛ばし過ぎた。1ハロンの距離短縮はプラスで、この距離なら多少強引にハナを奪っても最後までしぶとく粘り込めるのではないか。
馬券はまずドリームドルチェの単勝。あとは負けるとすれば、ジューヌエコール、アポロノシンザンと見ているので、押さえで3連単の2着付けを買う。
【参考買い目】
単勝:◎(1点)…5番人気、10.0倍想定
3連単:○▲→◎→○▲△△△×(10点) 858倍的中
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これは上手くハマりましたね。
春の中山、阪神開催は全体的に苦戦しましたが、その分、今週から始まる東京、京都開催ではいい結果が出そうな予感がしているのでまたご期待ください。
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フローラステークス2019の予想のポイント
差しも決まるが、基本は立ち回りが問われる
フローラステークスは2回東京開催の開幕週に行われる重賞。
この開催は日本ダービーが近づくごとに内有利になる傾向がありますが(つまり開幕週はフラット)、このフローラステークスに限っては立ち回り決着になりやすいといえます。
◆18年フローラステークスの直線入り口
◆17年フローラステークスの直線入り口
昨年の勝ち馬サトノワルキューレは大外一気で鮮やかな差し切りを決めましたが、あれはやや例外的。
17年1着モズカッチャン、同年2着ヤマカツグレース、18年2着パイオニアバイオ、同年3着ノームコアのように前、内で運べた方が有利といえるでしょう。
フローラステークス2019の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | ウィクトーリア | 4.1 |
2 | シャドウディーヴァ | 4.7 |
3 | フェアリーポルカ | 4.9 |
4 | エアジーン | 5.4 |
5 | パッシングスルー | 8.5 |
6 | セラピア | 9.0 |
7 | エトワール | 12.5 |
8 | フォークテイル | 12.8 |
9 | ペレ | 14.8 |
10 | ジョディー | 20.5 |
1番人気はウィクトーリアになりそう。キャリア1戦で挑んだ札幌2歳ステークスでは2番人気に推されて7着に敗退。続く赤松賞でも5着に敗れましたが、間隔を取って臨んだ前走500万下が後続を寄せ付けずの完勝。このメンバーならブランド力がありますし、期待を背負って1番人気に推されるかもしれません。それでも単勝はそこまで被らず、4倍台前半と見ています。
2番人気はシャドウディーヴァ。前走フラワーカップはスローペースに泣かされて4着に敗退。東京では【1.2.1.0】と3着以内率パーフェクトですし、コース替わりで巻き返しを期待するファンも多いでしょう。単勝は4倍台後半と予想します。
3番人気はフェアリーポルカ。前走君子蘭賞を制し、3戦2勝とまだ底を見せていない馬。過去5年、君子蘭賞連対馬はフローラステークスで【1.2.1.0】とすべて3着以内に好走していますし(しかもすべて2番人気以下)、データ派には結構買われそうです。単勝は同じく4倍台後半と予想しています。
以下、エアジーン、パッシングスルー、セラピア、エトワール、フォークテイル、ペレ、ジョディーと続きそうです。
フローラルステークス2019のイチオシ馬は…
今年は昨年のサトノワルキューレのように抜けた馬が見当たらず、混戦ムード。
例年以上に枠順確定後の隊列、展開をどう読むかが重要になってきそうです。そのため、現時点ではなんとも言えない部分がありますが、能力的に注目しているのは、
パッシングスルー
です。
新馬のレースぶりが良く(ニュージーランドトロフィーを制したワイドファラオに勝利)、前走シンザン記念でも本命に推した馬。そのシンザン記念は展開、コース取りを考えると、負けるべくして負けたレースでした。ルーラーシップ×クロフネの血統なら本質的にこれくらいの距離が良さそうですし(昨年の2着パイオニアバイオも父ルーラーシップ)、人気も控え気味なのでここから買いたい気持ちが強いです。
以上、フローラルステークス2019の予想考察でした。