クラウンカップ2021(川崎)の予想です。
クラウンカップ2021の出走馬は、ギガキング、レスポンデール、ジョーロノ、ヒートアップハートなど14頭。川崎競馬場1600mで行われるSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)を予定しています。
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今年の南関東の3歳牡馬重賞路線は、
ニューイヤーカップ◎サヨノグローリー(4番人気3着)
雲取賞◎タブラオ(3番人気3着)
京浜盃◎チサット(3番人気1着)
とまずまず読めているので、このクラウンカップでは来週のSIに弾みがつくような的中を出したいところです。
それにしても先週のブリリアントカップ(【ブリリアントカップ2021予想】大井1800mのSIII戦です)は痛恨でしたが、幸いにも的中報告をいくつか頂けたので、初心貫徹で的中された方はおめでとうございました。
クラウンカップ2021の予想と見解です
クラウンカップは東京ダービーと条件が全く異なるトライアル戦だが、時々、東京ダービー好走馬を輩出する不思議なレース。
16年には同レースで2着だったプレイザゲームが東京ダービーで14番人気ながら2着に激走し、大波乱を演出。昨年には同レースで4着だったエメリミット、2着だったマンガンが東京ダービーでワンツーフィニッシュを果たした。
今年は出走馬を見た段階では東京ダービーに繋がるとは思えないが、それでもここから飛躍を遂げる馬が出てくるのがクラウンカップ。これから始まる牡馬クラシック戦線に向けて目の離せない一戦と言えるだろう。
一級線相手にぶつかって敗退した馬、連勝で勢いに乗る上り馬が入り乱れての難解な一戦だが、雄大な馬体から重賞級のポテンシャルを秘めているアノ馬からから入りたい。それでは予想にいきましょう。本命は…
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ピカピカと輝く黒鹿のピースフラッグが押し切ると見た
前走京浜盃は単純に相手が強かった面はあるものの、3コーナー過ぎから後続に交わされる厳しい展開になってしまい、負けるべくして負けた一戦。戦績を見ても分かる通り、逃げれば3戦3勝、2番手以下なら4戦0勝で、典型的な逃げ馬と言っていいだろう(以下参照)。
◆ピースフラッグの戦績
3走前のアジュディミツオー・メモリアルでは直線で鞍上が後続を確認する余裕まで見せており、単騎逃げの形なら相当しぶといと判断していいはず。今回は同型・ジョーロノとの兼ね合いがカギも、内枠を引けたのでこちらが主張する可能性が高そう。近2走に比べれば大幅に戦いやすい相手、実績のある左回りコース、そしてハナ主張さえ叶えば、ガラリ一変があっていい。
相手はギガキングが有力だろう
前走花見月特別は逃げ、先行勢が総崩れする中、好位追走から押し切っており、着差以上に強さが際立ったレースだった。2走前のハイレベルな雲取賞では4着に健闘し、当時と比べてメンバーレベルがグッと下がる今回なら馬券圏内はもちろん、勝ち負けまで十分に狙えるだろう。最内枠に入ったが、馬群を割ってラチ沿いからでも伸びてこれるタイプなので、鞍上がしっかりと誘導してくれれば、力を発揮できるはず。
3番手はピースフラッグとの兼ね合いがカギもジョーロノ
前走京浜盃はいかにも不向きな条件で参考外。その京浜盃を除く、南関東のレースでは【4.2.2.0】と一度も崩れておらず、このメンバーなら紛れもなく能力上位の存在だろう。鞍上が左海騎手に乗り替わるので、是が非でも逃げの手を打ちそうで怖いが、内にピースフラッグがいる以上、外目2番手でもOKの気持ちで乗ってくるか。逃げられなかった兵庫ジュニアグランプリで5着に粘り込んだ走りを見ると、被されずに外目2、3番手の形なら問題ないだろう。
ハートプレイスは昨年の平和賞3着馬。2走前のニューイヤーカップは浦和1600mの外枠を引いてしまい、競馬にならなかった。ピースフラッグが逃げ粘る展開を想定するなら、その直後を追走しそうな本馬にも注意が必要だろう。
ニヨドスマイルは強烈な決め手が武器。前走椿賞ではスタートで出遅れて後方2番手追走からダントツの上りをマークして2着まで追い上げており、勝ち馬以上に能力の高さを感じさせる走りだった。仮にピースフラッグが逃げ粘るとしても、生緩いレースにはならないはずで、本馬の末脚が炸裂する可能性は十分にある。
ジョエルは前走椿賞で2勝目をマーク。ニヨドスマイルのような一芸に秀でているわけではないものの、大崩れなく走れるのが魅力で、重賞でも格好をつけられるか。
リコーシンザンは前走椿賞で3着に敗れるも、勝負どころで仕掛けがワンテンポ遅れたのが痛かった。立ち回りひとつでニヨドスマイル、ジョエルと着順が入れ替わっても驚けない。
ヒートアップハートは前走雲取賞で9着に敗退し、一級線の壁にぶつかったものの、今回は地元の川崎に戻り、メンバーレベルも下がるので、見直しの余地はあるか。
ノートウォージーは前走椿賞の敗戦を見ると、買いづらい面はあるが、2走前の雲取賞では5着に入っており、このメンバーなら能力的に見劣ることはなさそうだ。
クラウンカップ2021の印
◎③ピースフラッグ
〇①ギガキング
▲⑩ジョーロノ
△⑧ハートプレイス
△⑥ニヨドスマイル
△④ジョエル
×⑫リコーシンザン
×⑬ヒートアップハート
×⑦ノートウォージー
5番ボウトロイ…戦績的に重賞ではさすがに荷が重い印象で…
9番トーセンマッシモ…2、3走前は低レベルな浦和での勝利。前走クラシックトライアルはコースが向かなったと言うよりも力負けだったのでは。
11番ヴァヴィロフ…これまで重賞では鎌倉記念6着、雲取賞12着。ここも厳しいレースを強いられそう。
14番ディーノランページ…浦和では3戦3勝をマークしているが、同厩舎のトーセンマッシモ同様に低レベルな相手に勝ち切っただけだろう。重賞では荷が重い。
クラウンカップ2021の買い目
◎ピースフラッグは思ったより人気がないですが、行き切ることさえ出来れば、粘り込みは十分にありえると見ているので、多少無理してでも行き切って欲しいですね。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△×××(13点)…本線はギガキング絡み
馬連:◎ー〇▲(2点)…同上
馬単:◎→〇▲(2点)…同上
馬券は3連複で1列目にピースフラッグ、2列目にギガキング、ジョーロノ、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線はギガキング絡みです。あとは馬連、馬単を押さえます。
クラウンカップ2021の予想でした。