ブリリアントカップ2021(大井)の予想です。
ブリリアントカップ2021の出走馬は、キャプテンキング、リンゾウチャネル、フィアットルクス、ゴールドホイヤー、ストライクイーグルなど16頭。大井競馬場1800mで行われるSIII戦。このレースは勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。
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先週はマリーンカップ、京成盃グランドマイラーズの2本立てでしたが、マリーンカップ(【マリーンカップ2021予想】船橋1600mのJpnIII戦です)の方が的中。
1着◎テオレーマ(2番人気)
2着▲マドラスチェック(3番人気)
3着〇サルサディオーネ(1番人気)
事実上、フェアリーポルカ含めての4頭立てのレースと見ていましたが、◎テオレーマのアタマ固定、サルサディオーネの2、3着が大本線だったので、印で当てるのは簡単なレースでしたが、買い方含めて上手くいきました。
今週も先週に続いてダートグレード+南関東重賞の二本立て。
どちらも馬券的に面白そうなので、今週は高配当を狙っていきたいと思います。
ブリリアントカップ2021の予想と見解です
ブリリアントカップは、帝王賞の前哨戦・大井記念のトライアル競走として18年から重賞に格上げされたレース。
今年は報知グランプリカップの1、2着馬ゴールドホイヤー、リンゾウチャネル、そしてフジノウェーブ記念で復活の勝利を挙げたキャプテンキングに、大井で16戦13勝の実績を誇る上り馬フィアットルクスが立ち向かう構図と言えるだろう。
一見、波乱の余地はないように見えるが、先週の京成盃グランドマイラーズを制したカジノフォンテンのように絶対的な存在がいないのも事実。ここは過小評価されている伏兵から大きく狙ってみたい。本命はアッと驚く…
ここより下は有料記事(東京スプリントと合わせて400円)とさせて頂いております。
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ノーブルサターンの一撃に期待したい
昨年まではJRAのオープンクラスに在籍しており、ダートグレードでも兵庫チャンピオンシップ2着、マーキュリーカップ2着の実績がある馬。JRAで成績が下降しての南関東移籍ではあるが、転入初戦の東海菊花賞で3着に好走すると、その後も多摩川オープンで3着、梅見月杯で大差勝ちなど、地方でもうひと花を咲かせそうな雰囲気がある。
確かに前述の3レースは相手が弱かったものの、地味に評価したいのが東京大賞典の内容。3コーナーからロングスパートを打ち、4コーナーではウェスタールンドと一緒に進出(以下参照)。直線ではさすがにバテてしまったが、一級線相手に見せ場を作っており、南関東のSIIIくらいなら十分に戦える感触があった。
◆東京大賞典の4コーナー映像
前走名古屋大賞典は鞍上にやる気がなかったのか、梅見月杯の積極策から一転して後方ポツンでただ回ってきただけのレースに。それでも名古屋大賞典の上り1~3位をマークした馬を見ると、
◆名古屋大賞典の上り順(着順)
1位 ノーブルサターン 37.9秒(6着)
2位 クリンチャー 38.0秒(1着)
3位 バンクオブクラウズ 39.0秒(2着)
3位 ロードブレス 39.0秒(3着)
で上り最速を記録。
それも3位以下を大きく引き離し、唯一、上り37秒台をマークしていた。鞍上が積極的に乗っていれば、勝ち負けできたとまでは言わないが、勝ち馬との着差がグッと詰まっていたのは間違いないだろう。
3走前のいかにもコース不向きの多摩川オープンではサンタアニタトロフィー3着・報知グランプリカップ4着のコパノジャッキーと差のない競馬。このメンバーに入っても能力的に大きく見劣ることはないのではないか。
鞍上は積極性がウリの真島騎手で、本馬といかにも手が合いそう。被されない外枠を引けたのもプラスで、早め早めの進出を心掛けてくれれば、上位争いに加わる資格はあるはずだ。
相手はゴールドホイヤーが筆頭だろう
これまで1800m重賞で3勝を挙げており、いかにもこの距離に適性がある感じ。特に大井1800mでは雲取賞、羽田盃と2勝を挙げ、休み明けで古馬初対戦の勝島王冠でもカジノフォンテン、モジアナフレイバーに真っ向勝負を挑んで6着。このメンバーなら地力、コース適性ともにアタマ半分くらい抜けた存在だろう。隣枠のノーブルサターンが好走するなら、同じように外から追い上げてくる本馬もその近くにいるはず。
3番手は一時期のスランプを完全に脱したリンゾウチャネル
2走前の報知グランプリカップでは勝ち馬ゴールドホイヤーから0.3秒差の2着に敗れたものの、逃げたサルサディオーネを自ら捕まえに行っての結果で、決して完敗だったとは言えない。今回はゴールドホイヤーより斤量1キロ軽いアドバンテージ。前が残る展開ならゴールドホイヤーが差してくる前にゴール版に飛び込んでも驚けない。
キャプテンキングは前走フジノウェーブ記念で復活の勝利。南関東のSII、SIIIレベルならまだまだ走れそうだが、今回は距離延長がカギになりそう。2年前の同レース覇者で、1800m重賞で2勝を挙げているが、本質は1400~1600mがベストのはず。
トーセンブルは長距離の差し馬のイメージが強いものの、昨年の大井1600mで行われたサンタアニタトロフィーでは2着グレンツェントから0.2秒差の6着に入っており、1600mより適性が間違いなくある1800mに変われば、馬券圏内に届いてもいい。
インペリシャブルは昨年の黒潮盃勝ち馬。その後は苦戦しているが、前走黒船賞は着順ほど悪い内容ではなかった。内枠マイスターの森泰斗騎手に乗り替わり、内で脚が上手く溜まれば、不気味さはある。
ストライクイーグルはピークをやや過ぎた印象があるものの、昨年の同レース勝ち馬。1800mは昨年の日本テレビ盃でも3着に好走している距離で、実績のある距離と舞台に変わってパフォーマンスを上げてくる可能性はありそう。
最後にフィアットルクス。戦績の見た目の良さから1番人気に推される可能性も秘めているが、南関東のオープンは層が非常に厚く、前走と今回ではレベルに雲泥の差。あのコパノジャッキーでも重賞になってから普通の馬に変わってしまったので、本馬も人気を集めるなら静観が妥当だろう。今回は内のミスディレクション&的場文男騎手がハナを主張してきそうで、前走のような楽逃げは叶わないのではないか。
ブリリアントカップ2021の印
◎⑯ノーブルサターン
〇⑮ゴールドホイヤー
▲⑫リンゾウチャネル
△⑧キャプテンキング
△⑥トーセンブル
△②インペリシャブル
×⑭ストライクイーグル
×⑬フィアットルクス
1番ブラヴール…昨年のクラシックでは、羽田盃2着、ジャパンダートダービー4着と活躍したが、黒潮盃で11着に大敗して以降、冴えない走りが続いている。母チャームアスリープは早熟だったので、本馬もその可能性大。
3番エメリミット…昨年の東京ダービー勝ち馬も、今年に入ってからは報知オールスターカップ10着、報知グランプリカップ7着と苦戦続き。前走柏の葉オープンでも5着止まりで、早熟だったかスランプに陥っているのでは。
4番サルサレイア…昨年のクイーン賞では本命に推し、3着に激走してくれたが、近2走は南関東の牡馬相手に走り、日吉オープン3着、隅田川オープン5着と掲示板が精いっぱいの走り。重賞では荷が重いだろう。
5番ミスディレクション…転入初戦&初ダートの前走隅田川オープンでは勝ち馬ワークアンドラブから0.8秒差の4着。使われていくうちにどこかで馬券に絡みそうだが、重賞ではさすがに荷が重いのでは。
7番ブレスジャーニー…南関東に転入後、非重賞を4戦して勝ち切れず。重賞では荷が重いだろう。
9番ハセノパイロ…東京ダービー馬も、古馬になって成長がパタッと止まってしまった。今回と同舞台で行われた年末の勝島王冠では16頭立ての12着。ここも苦戦必至だろう。
10番ナムラアラシ…転入後の2戦の走りを見る限り、馬に走る気持ちが欠けている印象で…
11番サブノクロヒョウ…近走は得意の長丁場でも苦戦しているのが現状。年齢による衰えを隠せない。
ブリリアントカップ2021の買い目
ここはまず印を以下の通りに変更します。
◎⑮ゴールドホイヤー
〇⑯ノーブルサターン
▲⑥トーセンブル
△⑫リンゾウチャネル
△⑧キャプテンキング
△②インペリシャブル
×⑭ストライクイーグル
×⑬フィアットルクス
決してノーブルサターンの評価を下げたわけではなく、トーセンブルも同様に妙味アリと判断しているので、軸として信頼できそうなゴールドホイヤーから人気薄のノーブルサターン、トーセンブルの2頭に流します。
【参考買い目】
3連複:◎ー〇▲ー〇▲△△△××(11点)
3連複で1列目にゴールドホイヤー、2列目にノーブルサターン、トーセンブル、3列目に印を打った馬へ(ワイド2点でもOK)。本線はキャプテンキングまでです。
馬連(or枠連):◎ー〇▲(2点)
馬単(or枠単):◎→〇▲(2点)
あとは馬連&馬単でゴールドホイヤーからノーブルサターン、トーセンブルへ。
ブリリアントカップ2021の予想でした。