(@h_r_p_studio さんの写真。)
チャンピオンズカップ2019の予想考察です。
チャンピオンズカップ2019の出走予定馬は、クリソベリル、ゴールドドリーム、オメガパフューム、チュウワウィザード、インティなど。中京競馬場ダート1800mで行われるG1戦です。
先週のジャパンカップは◎ユーキャンスマイル&岩田騎手のコンビに託しましたが、後方から大外を回って届かずの5着。スワーヴリチャード&マーフィー騎手のコンビのように好位の内から脚を伸ばせれば最高でしたが、そういう馬ではないことは理解していたので、岩田騎手の騎乗には特に不満はありません。終わってみれば、東京芝2400mのG1らしいラチ沿いの椅子取りゲームでしたね。あわやダイワキャグニーまで残りそうでビックリしました(苦笑)
11月はエリザベス女王杯→マイルチャンピオンシップと本命対抗で決着するも、ジャパンカップで連勝ストップ。12月にはG1が5つもあるので、もう1、2発どこかでガツンと当たられるよう頑張って参ります。
LINEでは1日1頭、厳選軸馬を配信しています。
チャンピオンズカップ2019の予想のポイント
4コーナーの捌きが最大のポイント
チャンピオンズカップは逃げ、先行勢が前で粘りながら、差し、追い込み勢も追い込んでくる難しいレースですが、脚質に関係なくどの進路をとるかが非常に重要です。
以下にまとめたのは過去3年のチャンピオンズカップの直線入り口の画像で、1~3着馬の大半は4コーナーで内をロスなく立ち回っていました。
◆18年チャンピオンズカップの直線入り口
◆17年チャンピオンズカップの直線入り口
◆16年チャンピオンズカップの直線入り口
これは平場のレースについてもいえますが、中京ダートは4コーナーで外に膨れずにコースロスを最小限に抑えられるかがカギ。枠順、馬の立ち回り力、騎手の腕等の総合的な観点からラチ沿いのベストポジションを獲るのはどの馬かを読むゲームともいえます。
ある意味ではラチ沿いのポジション取り争いになるジャパンカップと同じですね。
チャンピオンズカップ2019の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | クリソベリル | 2.8 |
2 | ゴールドドリーム | 3.3 |
3 | オメガパフューム | 4.0 |
4 | チュウワウィザード | 4.6 |
5 | インティ | 8.7 |
6 | ウェスタ―ルンド | 11.7 |
7 | ヴェンジェンス | 15.4 |
8 | サトノティターン | 16.0 |
9 | タイムフライヤー | 22.4 |
10 | キングズガード | 34.0 |
1番人気はクリソベリル。デビューしてから無傷の5連勝。世代レベルにやや疑問はあるものの、前走日本テレビ盃ではG1馬・ロンドンタウン、ノンコノユメを退けて優勝。「無敗」というのは過剰に人気を集めやすい要素でもあるので、JRAで古馬初対戦のG1でも1番人気に推されるでしょう。もしここも突破するならダート界に新たなスター誕生といって良さそうですね。単勝は2倍台後半と予想します。
2番人気はゴールドドリーム。2年前のチャンピオンズカップ勝ち馬。振り返れば、そのチャンピオンズカップ以降、G1のみに出走して【4.4.1.0】と素晴らしい成績。近走は以前よりもレースぶりに安定感がありますし、連複系ではクリソベリルに匹敵する人気を集めそう。単勝は3倍台前半と予想します。
3番人気はオメガパフューム。昨年のチャンピオンズカップでは5着に敗れたものの、その後に本格化してG1で2勝をマーク。今回は鞍上にデットーリ騎手を手配。秋初戦のJBCクラシックではチュウワウィザードにクビ差及ばずも、今回はそのチュウワウィザードよりも人気を集めるでしょう。単勝は4倍前後と予想します。
以下、チュウワウィザード、インティ、ウェスタールンド、ヴェンジェンス、サトノティターン、タイムフライヤー、キングズガードと続きそうです。G1に相応しい好メンバーがそろい、いい意味で混戦ですね。
チャンピオンズカップ2019のイチオシ馬は…
11月のG1は◎クロコスミア、◎インディチャンプ、◎ユーキャンスマイルと推してきましたが、最後のユーキャンスマイルでコケてしまったので、12月はまた一から頑張っていきましょう。
現時点での本命候補は、
オメガパフューム
です。
昨年のチャンピオンズカップでは5着に敗れるも、当時は鞍上のC・デムーロ騎手が上手く乗れずの敗戦。ダート馬にしては小柄な分、スッと瞬時に動けるのが本馬の良さで、前走JBCクラシックの浦和コースへの対応力を見ても、中京ダートでインからスルッと伸びてくるイメージは浮かびやすいですね。
鞍上はデットーリ騎手。チャンピオンズカップの前身のジャパンカップダートではイーグルカフェで内からスルスルとポジションを押し上げて差し切り勝ち。当時のような後方から内をロスなく立ち回って直線入り口であれいつの間に?という騎乗に期待したいですね。
以上、チャンピオンズカップ2019の予想考察でした。
~先週の勝負レースのプチ回顧のコーナー~
≪東京12レース 2勝クラス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎①オジョーノキセキ<次走注目>(8番人気2着)
○⑬アフランシール
▲③ロケット(1番人気1着)
△⑦イルヴェントデーア
△⑪エスタジ(3番人気3着)
△②ヴェロニカグレース
×⑰ヴェルスパー
×⑯ノーブルアース
×④アロハブリーズ
×⑮ショウナンバニラ
×⑤スペキュラース
×⑨ハトホル
×⑧スタークォーツ
本命は次走注目馬のオジョーノキセキ。出遅れ率ほぼ100%、致命的に不器用なのでフルゲートの最内枠で買うのは勇気がいるが、荒れ馬場なら直線で馬群がバラける可能性があり、内を通っても進路を確保できそう。3歳時にはマーガレットステークス2着もある馬。能力は現級で通用するので、あとは捌けるかだけだろう。血統的に時計、上りともにかかった方が良さそう。
相手は難解だが、アフランシール、ロケット、イルヴェントデーアらが有力か。
馬券は馬連&馬単でオジョーノキセキから手広く流したい。
【参考買い目】
馬連:◎ー○▲△△△×××××××(12点)
馬単:◎→○▲△△△×××××××(12点)
このレースは単複を買いましたが、これは単純に締め切り直前に購入したため、券種を考える時間がなかったためです(笑)
11月は全体的に穴馬の◎がよく走り、特に連に絡んだ時の馬連の破壊力を改めて認識したので、このレースは相手にたまたま1番人気が来ましたが、穴馬から入る場合は3連複のほか馬連もどういう形であれ押さえるのがいいでしょう。
≪京都10レース 花園ステークス 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑦ヒストリーメイカー<次走注目>(2番人気3着)
○⑩ウインユニファイド
▲①ビルジキール
△⑫ゴルトマイスター
△⑧サザンブリーズ
△⑯グローリーグローリ
×⑭ナンヨーイザヨイ
×③テーオーフォース(11番人気1着)
×⑨サンライズセナ(5番人気2着)
×⑪ゼンノワスレガタミ
本命は次走注目馬のヒストリーメイカー。前走御陵ステークスは明らかな早仕掛けで、負けるべくして負けた敗戦。むしろ長期休養明けであの強引な騎乗で5着に踏ん張ったのは能力が高い証拠だろう。今回は前走よりも相手関係が楽になっているので、多少下手に乗っても上位争いに加われると見た。
相手は走っても走っても人気がないウインユニファイド、田中健騎手が行き切ればビルジキールにもチャンスが出てくる。
人気のゴルトマイスターは前走御陵ステークスの内容が案外。やや一本調子の面があり、再びのポカがあっても驚けないか。人気で買うのはハイリスクローリターンだろう。
馬券は3連複で1列目にヒストリーメイカー、2列目にウインユニファイド、ビルジキール、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△××××(15点)
馬連:◎ー○▲(2点)
このレースはヒストリーメイカーを買いたいと同時に「ゴルトマイスターは怪しい」というのも予想の肝だったのですが、その部分を上手く予想に落とし込めなかったと反省。
×ー×ー◎で3連複498倍。この組み合わせで的中できたかはともかく、断然人気のゴルトマイスターを怪しいと見るなら、2列目は2頭ではなく、もっと手広く流すべきでした。堅いのか、波乱含みなのか。レースの波乱度に合わせて券種も幅を持たせるべきだと感じました。理屈では分かっているのですが、1日に10レース以上買うことが多いので、ふと忘れてしまいがちです。
≪東京11レース ジャパンカップ 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
まず印を少し変更します。
◎⑥ユーキャンスマイル<次走注目><堅軸>(4番人気5着)
○②ワグネリアン(2番人気3着)
▲④ムイトオブリガード
△⑨ルックトゥワイス
△⑤スワーヴリチャード(3番人気1着)
△⑬エタリオウ
当初、印を打たなかったムイトオブリガードを3番手に。今の馬場を考えると、内、前で立ち回れて、かつ追われてからも脚を使える本馬は怖いかと。土曜日はミスプロ系が大活躍だったので、ルーラーシップ産駒の同馬は押さえておいた方がいいでしょう。それと引き換えに今の馬場で好走するイメージが湧かないレイデオロ、シュヴァルグラン、カレンブーケドールの3頭はバッサリと切ります。
3番手以下の印をイジりましたが、今年のジャパンカップはとにかく「ユーキャンスマイルが勝つ」というのが予想の中心です。馬券ははまず単勝、あとは馬連、馬単、3連複。いろいろと書きましたが、心情的には単勝1点です。3連単は余裕があれば、◎→印→印は押さえておきたいですが、絞るならワグネリアンの2、3着付けがオススメです。
【参考買い目】
単勝:◎(1点)…3番人気、5.5倍想定
馬連:◎ー○▲△△△(5点)
馬単:◎→○▲△△△(5点)
3連複:◎ー○▲△△△-○▲△△△(10点)
3連単:◎→○▲△△△→○▲△△△(20点)
東京芝2400mのG1は10万勝負というマイルールのもと久しぶりに10万円購入。過去2年は上手く行きましたが、今年は不的中でした。
予想における反省点はありますが(レースの巧拙をもっと重視すべきだった)、レース前には考え尽くして予想および買い方でベストな選択をした気持ちがあったので、ハズれても納得というか引きずらずに次に生かそうという思いを自然と持つことができました。来年またチャレンジします。
≪京都11レース 京阪杯 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
印を少しだけ変更。
◎⑬リナーテ(4番人気5着)
○⑥ライトオンキュー(2番人気1着)
▲⑫アイラブテーラー(3番人気2着)
△⑪アウィルアウェイ
△⑭エイシンデネブ
△⑦カラクレナイ(7番人気3着)
×⑭モズスーパーフレア
×⑧ダイメイフジ
ライトオンキューの評価を上げました。土曜日の京都芝の全レースを見返すと、先週ほど顕著な外差し馬場ではなくなっており、むしろある程度、ロスなく立ち回れた方が有利な印象。ライトオンキューは3枠6番ならコースロスなく、かつスムーズに追い出せそうで、再びリナーテと接戦に持ち込むと見ます。アイラブテーラー、エイシンデネブは小柄な馬なので、馬体重の増減はしっかりとチェックしたいですね。特にエイシンデネブは使い減りする傾向があるので。
馬券は3連複でリナーテ、ライトオンキューから印を打った馬へ(ワイド1点でもOK)。本線はカラクレナイまで。あとは馬連を押さえる。3連単を絞って買うならリナーテ、ライトオンキューのワンツーで決まる組み合わせでしょうか。
【参考買い目】
3連複:◎ー○ー▲△△△××(6点)…本線はカラクレナイまで
馬連:◎ー○(1点)
3連単:◎○→◎○→▲△△△××(12点)
このレースは予想の見解はほぼ当たっており(差し競馬になるが、大外よりも中ほどを通った馬が来る)、実際にタテ目のワンツーだったのですが、唯一の誤算は本命のリナーテが伸び切れなかったこと。間隔が詰まりながら馬体重が+12キロと増えていたので、その影響が少し出てしまったのかもしれません。
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。