(@h_r_p_studio さんの写真。)
チャンピオンズカップ2018の予想考察です。
チャンピオンズカップ2018の出走予定馬は、ルヴァンスレーヴ、ゴールドドリーム、ケイティブレイブ、サンライズソア、オメガパフューム、など。外国からはパヴェル(米国)が参戦します。中京競馬場ダート1800mで行われるG1戦です。
先週のジャパンカップの感想はジャパンカップ2018はアーモンドアイが2分20秒6の驚愕のレコードで完勝!に書いた通り。改めて素晴らしいレースだったなと思います。
重賞の結果は、
●京都2歳ステークス
1着◎クラージュゲリエ(1番人気)
2着○ブレイキングドーン(4番人気)
3着▲ワールドプレミア(2番人気)
●ジャパンカップ
1着○アーモンドアイ(1番人気)
2着△キセキ(4番人気)
3着◎スワーヴリチャード(2番人気)
●京阪杯
1着◎ダノンスマッシュ(1番人気)
2着インテイルズ(12番人気)
3着ダイアナヘイロー(11番人気)
勝負レース全体では良かったレースもあれば、悪かったレースもあり、買い方次第だった感じ。11月は割とそういう週が多かったので、12月はしっかりと勝てる週を増やしていきたいですね。ジャパンカップロスが若干ありますが、また今週から頑張っていきましょう。
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目次
チャンピオンズカップ2018の予想のポイント
ジャパンカップ同様、立ち回りが決め手に
ジャパンカップの翌週に行われるダートの頂上決戦・チャンピオンズカップ。
芝とダートでは全くの別物ですが、共通点をあえて探すとすれば、どちらのレースも「立ち回り力が求められる」といえるでしょうか。
◆17年チャンピオンズカップの直線入り口
◆16年チャンピオンズカップの直線入り口
◆15年チャンピオンズカップの直線入り口
◆14年チャンピオンズカップの直線入り口
脚質に関係なくいかにロスなく立ち回れるかがひとつのカギになっています。
16年1着サウンドトゥルーは4コーナー13番手からの派手な追い込みを決めましたが、道中ではロスなく立ち回っており、外に持ち出したのは直線に入ってから。
17年1着ゴールドドリームに関してもスタート後に内に切り込みを入れており、終始内から1頭分ほどの外を追走。直線入り口で上手く外に持ち出していました。
14年1着ホッコータルマエ、16年3着アスカノロマン、17年2着テイエムジンソク、同年3着コパノリッキーのように前々でロスなく立ち回れるのがベストですが、馬自身に器用さがあり、騎手に腕もあれば、差し馬でも台頭できるレースといえます。
できればひとケタ馬番を引きたい
「立ち回り力が問われる」ことに関係していますが、チャンピオンズカップは枠順バイアスも少し出ているレース。
14年以降のチャンピオンズカップ3着以内馬12頭のうち10頭はひとケタ馬番(1~9番)を引いていました(以下参照)。
◆チャンピオンズカップの3着以内馬(14年以降)
例外は14年3着ローマンレジェンド(4コーナー2番手)と17年2着テイエムジンソク(同2番手)のみ。どちらも4コーナーで2番手以内に位置していました。
差し、追い込みを決めた馬を見ても、内目の枠を引いていることが多く、二ケタ馬番は先行できない限り、少し割り引いて考えたほうがいいでしょう。
チャンピオンズカップ2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 | 馬名 | 単勝オッズ |
---|---|---|
1 | ルヴァンスレーヴ | 2.8 |
2 | ゴールドドリーム | 2.9 |
3 | ケイティブレイブ | 4.6 |
4 | サンライズソア | 4.8 |
5 | オメガパフューム | 8.8 |
6 | サンライズノヴァ | 16.1 |
7 | ノンコノユメ | 18.8 |
8 | センチュリオン | 32.0 |
9 | ミツバ | 45.2 |
10 | アンジュデジール | 48.5 |
1番人気は3歳ダート最強馬のルヴァンスレーヴ。前走南部杯ではゴールドドリームに完勝しており、ここは期待を背負って1番人気に推されるはず。単勝は2倍台後半と予想します。M・デムーロ騎手もさすがにそろそろ勝ちたいでしょうね。
2番人気は前年の覇者ゴールドドリーム。前走南部杯ではルヴァンスレーヴに敗れたとはいえ、昨年のチャンピンズカップ以降は連対率100%を継続中。ダートの古馬路線ではアタマひとつ抜けた存在ですし、ルヴァンスレーヴと人気を分け合う形になるでしょう。単勝はこちらも2倍台後半と見ます。
3番人気は前走JBCクラシックを制したケイティブレイブ。今年は勝ち切るレースが多く、詰め甘キャラを脱却しつつあります。これで外国人騎手ならルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームに匹敵する人気を集めたのでしょうが、鞍上が福永騎手の分、単はそれほど売れないか。前走JBCクラシックと同じ4倍台でしょうか。
以下、サンライズソア、オメガパフューム、サンライズノヴァ、ノンコノユメ、センチュリオン、ミツバ、アンジュデジールと続く形。上位4~5頭がやや抜けたオッズになるでしょうね。
チャンピオンズカップ2018のイチオシ馬は…
出走予定馬を見た時に思ったのは、
逃げ馬がいない
ということ。
JBCクラシックで逃げ、先行争いをした馬がコゾッと抜け、ペースが落ち着きそうな雰囲気。少なくてもJBCクラシックのような消耗戦にはならないかもしれません。その上で狙いたいのは、
サンライズソア
です。
シリウスステークス、JBCクラシックともに負けて強しの競馬。特に前走JBCクラシックは向上面でテイエムジンソクに絡まれてしまい、息を入れられない流れに。勝ち馬ケイティブレイブとは力負けというより、位置取りの差と見ていいでしょう。ここは前走で絡まれたテイエムジンソクが抜け、メンバー的にもマイペースの逃げを刻めそう。能力ではルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームに見劣るかもしれませんが、展開を味方につけて押し切りがあっても不思議ではなさそうです。
以上、チャンピオンズカップ2018の予想考察でした。