@h_r_p_studio さんの写真。)

ジャパンカップ2018の枠順確定後の見解です。

1番人気が予想されるアーモンドアイは1枠1番。今年の大阪杯勝ち馬スワーヴリチャードは7枠11番、前年の覇者シュヴァルグランは6枠9番、サトノダイヤモンドは3枠3番に入りました。早速、確定した枠順をもとに有利に運べそうな馬、不利になりそうな馬を見ていきましょう。

昨年のジャパンカップから早1年。

1着◎シュヴァルグラン(5番人気)
2着△1レイデオロ(2番人気)
3着○キタサンブラック(1番人気)

と大勝負をして大本線で当てたレース(現地で10万円購入⇒721100円の払い戻し)。

昔から相性のいいレースでもあるので、今年も当てられるように頑張ります!

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ジャパンカップ2018の枠順

始めにジャパンカップ2018の枠順は以下の通りです。

◆ジャパンカップ2018の枠順

1番人気が予想されるアーモンドアイはまさかの1枠1番。ジャパンカップは内枠が強いレースで、1枠1番に入った馬は4年連続で3着以内に好走(過去2年は1枠1番に入った馬が勝利)。データ上はプラスといえますが、スタートがそれほど速くなく、外からのプレッシャーを執拗に受けそうなことを考えると、この枠はむしろマイナスといえるでしょう。

ルメール騎手はスタートから出して好位で立ち回るくらいのつもりで騎乗してくるかもしれませんが、馬自身のスタートセンスは平均以下。後方待機策になる可能性の方が高く、そうなれば、直線で馬群を捌くかロス覚悟で外を回すかの二択になりますし、難しい競馬になりそうですね。

2番人気に推されそうなスワーヴリチャードも7枠11番という微妙な枠配置に。鞍上のM・デムーロ騎手としては「内枠を引いて流れに乗せたかった…」というのが本音でしょう。この枠なら内に入れるのは困難。正攻法の競馬でどこまで走れるか…といったところでしょうか。

サトノダイヤモンドは逆に好枠といえそう。ゲートセンスは決して良くないですが、内にいるのがアーモンドアイ、ハッピーグリンなので、1コーナーまでに好位の内のいわゆる「ジャパンカップを勝つためのポジション」を確保できそう。鞍上は戦略家のモレイラ騎手ですし、昨年の勝ち馬シュヴァルグランのイメージで乗ってくるんじゃないでしょうか。

全体的には内に差し、追い込み馬がそろい、外に逃げ、先行馬がそろった印象。難しい枠順配置になりましたね。

ジャパンカップ2018の展開、隊列予想

確定した枠順をもとに予想した隊列は以下の通りです。

◆ジャパンカップ2018の予想隊列図

逃げるのはウインテンダネスで間違いないでしょう。3走前の目黒記念は好位からの抜け出しで勝利していますが、大外枠で控えるメリットはゼロなので、鞍上の内田騎手は是が非でもハナを奪うスタンスで乗ってくるはず。問題はどれくらいのペースを刻むかですが、内田騎手はスロー逃げを好むので、1コーナーまでは多少ガツガツと行ってもそこから抑え込んでペースを落とすはず。前半1000m通過は61秒台と見ています。

その直後はキセキ、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードで争うことになりそう。その3頭の中で枠順が最も内なのはキセキ。近2走の川田騎手の騎乗を見ても、逃げれたら逃げるでも無理に行かないスタンスで騎乗してくるはずなので、外のウインテンダネスにハナを譲り、本馬はその直後に収まるでしょうか。5枠8番と中目の枠ですが、本馬より内にいるのは軒並みスタートの遅い馬で(本馬も決して速くないですが)、好位の内のジャパンカップの勝利ポジションに収まる可能性もありそうです。

シュヴァルグラン、スワーヴリチャードも鞍上が積極的に騎乗し、好位集団にとりつきそう。スワーヴリチャードは序盤に位置が取れなくてもこの枠なら自分から動いていくでしょうね。

アーモンドアイは後方10番手前後を想定。前述で触れた通り、レース運びは決して簡単ではないでしょう。今年のメンバーなら能力的にあっさりがあっても不思議ではないと見ていましたが、その大前提ともいえる能力を出し切れるかがやや怪しくなりました。

今年のジャパンカップはスローペースが濃厚。立ち回り力と加速力が問われるレースになりそうです。

ジャパンカップ2018の枠順確定後のイチオシ馬は…

枠順、隊列から好枠を引いたと感じるのは、

キセキ

です。

人気を考えると積極的に買いたくないのですが、この枠順の並びならそれなりに評価する必要がありそう。競馬は強い馬が勝つことよりも恵まれた馬が勝つことのほうが多いですし、アーモンドアイとスワーヴリチャードが乗り難しい枠順に入ったことで本馬によりチャンスが出てきたといえるでしょう。

現時点でアーモンドアイ、スワーヴリチャードをどうするかまだ結論が出ていないので、土曜日夕方までにじっくりと考えて後悔のない予想をしたいと思います。

以上、ジャパンカップ2018の枠順確定後の考察でした。