アルテミスステークス2020の予想です。

アルテミスステークス2020の出走馬は、ソダシ、ユーバーレーベン、ククナ、ウインアグライアなど16頭。東京競馬場芝1600mで行われる2歳牝馬限定のG3戦です。

10月31日(土)の平場の勝負レースはこちらから。

先週の土曜日は以下の3レースがヒットしました。

*************************************

≪東京6レース 1勝クラス 勝負度C(自信度★★★☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨オメガドーヴィル(1番人気2着
○⑩アンジェリーブル
▲⑬ブライティアランド
△⑤ガチコ(12番人気1着
△⑥リアンフィーユ
△①ショウナンバービー
×⑭ヤンチャプリヒメ(3番人気3着
×③ライクアジュエリー
×④アマゾーヌ

本命はオメガドーヴィル。休み明けの前走は大外から猛然と追い込むも、距離がやや短かった印象。今回は2走前に2着に好走している東京ダート1400m。鞍上も当時手綱を取った和田騎手に戻り、ここは巻き返しの番と見ていいだろう。

相手筆頭は末脚強烈なアンジェリーブル。長期休養明けの前走は実績のないダート1200mなので度外視してOK。それでも終いはそれなりに伸びており、次走に期待が持てる走りだった。東京ダート1400mはベスト条件で、このメンバーなら展開ひとつで差し込んでくるだろう。

ブライティアランドは近2走のレースを見る限り、距離が伸びた方が良さそう。春には東京ダート1400mで5、4着とあと一歩の競馬を見せており、このメンバーなら馬券圏内も見えてくるだろう。アンジェリーブルと同じクロフネ産駒で、同コースは本質的に向いているはず。

以下、東京ダート1400mに実績のあるガチコ、前走案外も春の実績的にこのメンバーなら差はないリアンフィーユも侮れない。

馬券は3連複で1列目にオメガドーヴィル、2列目にアンジェリーブル、ブライティアランド、ガチコ、リアンフィーユ、3列目に印を打った馬へ(ワイド4点でもOK)。本線は2列目がアンジェリーブル、ブライティアランド、3列目がショウナンバービーまで。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△△(ガチコ、リアンフィーユ)ー〇▲△△△×××(22点)…本線は2列目がアンジェリーブル、ブライティアランド、3列目がショウナンバービーまで 102.3倍的中

馬連:◎ー〇▲△△(ガチコ、リアンフィーユ)(4点) 60.7倍的中

馬単:◎→〇▲△△(ガチコ、リアンフィーユ)(4点)

≪東京11レース 富士ステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫

◎⑨ケイアイノーテック(6番人気3着
○④サトノアーサー
▲⑤ヴァンドギャルド(5番人気1着
△⑩ペルシアンナイト
△⑥レイエンダ
△⑫ワーケア
×②タイセイビジョン
×⑪ラウダシオン(3番人気2着

ここはケイアイノーテックが人気薄、上位人気に推されている3歳勢が怪しいと見ており、妙味があると見て勝負度Cにします。ケイアイノーテックはここで走れなければ、今後も厳しいでしょう。

馬券は3連複で1列目にケイアイノーテック、2列目にサトノアーサー、ヴァンドギャルド、ペルシアンナイト、レイエンダ、3列目に印を打った馬へ(ワイド4点でもOK)。本線はサトノアーサー、ヴァンドギャルド絡みです。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲△△(ペルシアンナイト、レイエンダ)ー○▲△△△××(18点)…本線はサトノアーサー、ヴァンドギャルド絡み 77.1倍的中

馬連:◎ー〇▲△△(ペルシアンナイト、レイエンダ)…同上

馬単:◎ー〇▲△△(ペルシアンナイト、レイエンダ)…同上

≪京都11レース 室町ステークス 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫

◎⑨リュウノユキナ(8番人気1着
○⑧ヒデノヴィーナス
▲②レッドルゼル(2番人気1着
△⑥ロードラズライト(10番人気3着
△⑤テーオージーニアス
△⑩スナークライデン
×①コパノフィーリング
×⑯ヒロシゲゴールド
×⑮ウルトラマリン
×⑫エイシンポジション

ここは7、8枠にヘリオス、アユツリオヤジ、ウルトラマリン、ヒロシゲゴールドと前に行きたい馬がズラッとそろったのがポイント。さらに内のレッドルゼルが包まれるのを嫌って出していき、前走レコード勝ちのヒデノヴィーナスも積極策を取れば、激流は避けられないだろう。今の京都ダートは内、前有利も、ここは伏兵の差し馬を狙いたい。

本命はリュウノユキナ。2勝クラス勝ちは逃げ切り勝ちだったが、柴田善臣騎手騎乗時は一度も逃げたことがなく、前走ながつきステークスは中団からしぶとく伸びて2着を確保。このメンバーなら位置取りは相対的に中団付近に収まりそうで、極端な後方待機策だと今の馬場は厳しそうなので、ちょうどいいポジションに収まるのではないか。時計の出る馬場も合っている。

相手は決して逃げ一手ではないヒデノヴィーナス、包まれる怖さはあるが、このメンバーなら地力上位のレッドルゼルが有力。

馬券は3連複で1列目にリュウノユキナ、2列目にヒデノヴィーナス、レッドルゼル、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連、馬単を押さえる。

【参考買い目】

3連複:◎ー〇▲ー○▲△△△××××(15点) 221.3倍的中

馬連:◎ー〇▲(2点) 27.9倍的中

馬単:◎→〇▲(2点)

*************************************

今週も土曜日からいいスタートを決めましょう。

東京芝重賞は2週前・府中牝馬ステークス◎サムシングジャスト、先週・富士ステークス◎ケイアイノーテックに続いて、今週も狙っていきたいと思います。

平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。

メルマガを購読する

アルテミスステークス2020の予想です

G3に格上げされた14年以降、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラックと後のG1ホースを4頭も誕生させているアルテミスステークス。

舞台は実力勝負になりやすい東京芝1600m。陣営としては来年のオークスに向けて一度東京を使いたい思惑もあり、毎年メンバーレベルが高くなりやすいのだろう。

過去5年の3着以内馬15頭のうち11頭は前走新馬、未勝利に出走(2勝以上を挙げて馬券に絡んだのは15年2着メジャーエンブレムのみ)。2歳戦らしく実績はアテにならず、素質の見極めが重要だ。

本命は次走注目馬としてマークしているモリノカンナチャン

前走未勝利は鞍上がお世辞にも上手く乗れなかったが、直線だけでカランドゥーラ(コスモス賞2着)を楽々と差し切っており、潜在能力の高さを感じさせた一戦。2走前は結果的に早仕掛け、3走前はスローペースの中、勝ち馬バスラットレオン(札幌2歳ステークス3着)に上り最速タイで迫っており、新馬から前走未勝利までに見せている走りは未勝利と言えど非常に中身が濃い。

今回は1ハロンの距離短縮になるが、これまでのレースぶりから反応の良さが目に留まるので、マイルのスピード勝負でも対応できそう。ハービンジャー産駒の牝馬と言えば、ディアドラ(府中牝馬ステークス)、ノームコア(ヴィクトリアマイルなど)、モズカッチャン(フローラステークス)など。東京芝の重賞をよく勝利しているイメージがある。人気は弟・武史のウインアグライアの方が集めそうだが、ここは兄としての意地を見せて欲しいところ。

相手は親父が騎乗するヴァーチャリティ

本馬もデビュー3戦目の未勝利で勝ち上がり。その前走は淀みのない流れの中、早めに進出を開始して後続を封じ込める強い競馬。2着ウインミニヨンは次走未勝利を勝利し、2着ヘネラルカレーラは次走未勝利2着。負かした相手はなかなか骨っぽかった。モリノカンナチャン同様、「デビュー3戦目の未勝利勝ち」という事実から人気は控え目気味になりそうだが、このメンバーに入っても見劣ることはないと見た。

3番手は新馬→コスモス賞と連勝中のウインアグライア

新馬ではブエナビスタの仔・ブエナベントゥーラを封じ込めて勝利し、続くコスモス賞でも好位から抜け出してきっちりと勝利。いかにもウイン・マイネル軍団らしいセンスの良さが光る馬で、ここも大崩れなく走ってくるのではないか。新馬で東京芝1600mを経験しているのは強み。

オレンジフィズは新馬がなかなか奥の深さを感じさせる勝ち方。ローカルの牝馬限定戦とは言え、2着メイサウザンアワー、3着スウィートブルームは次走未勝利を勝ち上がっており、負かした相手は決して弱くない。

ストゥーティは新馬の勝ち時計こそ物足りないものの、負かしたのはあのレッドベルオーブ。血統的にも奥があり、キャリア1戦でも侮れない。

テンハッピーローズは前走サフラン賞2着。勝ち馬サトノレイナスはアルテミスステークスに出走していれば、間違いなく上位人気に推されていたはずで、負けた相手が悪かった。このメンバーなら差はないだろう。

ククナは良血×ルメール騎手騎乗で売れ過ぎな気も。前走未勝利は完勝と言えるレースぶりも、負かした相手はかなり微妙。

タウゼントシェーンは前走サフラン賞で5着に敗れてしまったが、ターフローズの仔はロサギガンティア、スターオブペルシャなど、東京芝でよく走るので、本馬も東京でパフォーマンスを上げてくるかもしれない。

ユーバーレーベンは前走札幌2歳ステークスで本命を打ったが、レースの上り36.9秒の持久力戦になったからこそ力を発揮することができた。東京芝1600mのスピード勝負で、ゴールドシップ×ロージズインメイの馬を買うには勇気がいる。

ソダシもユーバーレーベン同様、コース替わりで不安が先行する。今の東京芝は極限のスピード勝負にならないので、その点ではプラスだが、それでも良馬場なら一定のスピードが求められるので、それに対応できるかは半信半疑だ。

アルテミスステークス2020の印です

◎⑮モリノカンナチャン
○⑯ヴァーチャリティ
▲⑦ウインアグライア
△⑨オレンジフィズ
△②ストゥーティ
△⑬テンハッピーローズ
×⑥ククナ
×①タウゼントシェーン
×⑤ユーバーレーベン
×⑭ソダシ

以上、アルテミスステークス2020の予想でした。