（@h_r_p_studio さんの写真。京王杯２歳Ｓのボールライトニング。）
アーリントンカップ2016の予想参考です。
アーリントンカップ2016の出走予定馬は、ロスカボス、ボールライトニング、ロワアブソリュー、アーバンキッド、シゲルノコギリザメなど。阪神競馬場芝1600mで行われるGIII戦です。
パワー型の先行馬を狙え
まずは過去５年のアーリントンカップの３着以内馬を見ていきましょう（以下参照）。
血統面を見ると、まず目を引くのがダイワメジャー産駒。12年２着オリービン、13年１着コパノリチャード、15年３着マテンロウハピネスとダイワメジャー産駒が３頭も好走しています。
そのほかでは「ノーザンダンサーの血を持った馬」の好走が目立ち、昨年の勝ち馬ヤングマンパワーは父がNorthern Dancer～Danzingのスニッツェル。２着アルマワイオリの父もNorthern Dancer～Danzinのピルサドスキー。そして３着マテンロウハピネスの父もNorthern Dancer～Sadler’s WellsのMontieuでした。
以上のことからアーリントンカップでは、パワー型（あるいは持続力型）の種牡馬の血を持った馬が強いといえるでしょう。
また通過順を見ると先行勢に有利のレースといえます。過去５年はすべて４コーナー４番手以内の馬が１頭は馬券に絡んでいます。特に逃げた馬は３頭も馬券になっており、前々で運ぶ馬には要注意です。
血統、通過順の観点から考えると、アーリントンカップはパワー型の先行馬を狙うのが良さそうです。
アーリントンカップ2016で注目の１頭は？
アーリントンカップ2016の出走予定馬で「パワー型の種牡馬の血を引いている」かつ「前々で立ち回れる」タイプをザッと上げると、
オデュッセウス
シゲルノコギリザメ
ダンツプリウス
ヒルノマゼラン
ボールライトニング
メイショウカネサダ
レオナルド
らが該当。困ったことに今年は「いかにもアーリントンカップで走りそうな馬」が多いですね。意外と先行馬がそろった印象を受けるので、今年はとにかく前有利と決めつけるよりも、純粋なポテンシャル勝負を想定したほうがよさそう。単純に一番強い馬を買ったほうがいいレースかもしれません。そうなると注目したいのは
ヒルノマゼラン
です。前走で本命に推しましたが、まだ上を目指せそうな雰囲気。今回は大したメンバーがいないので通用するはずです。
以上、アーリントンカップ2016の予想参考でした。
