有馬記念2024の予想です。

有馬記念2024の出走馬は、アーバンシック、ダノンデサイル、べラジオオペラ、ジャスティンパレス、プログノーシスなど15頭。中山芝2500mで行われるG1戦です。

12月22日(日)の予想(有馬記念、りんくうステークスほか)はこちらから

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有馬記念2024の予想です

今年の有馬記念はドウデュースが秋古馬三冠を達成し、有終の美を飾るかが注目されていたが、枠順確定後にまさかの出走取消に。一転して主役馬不在の混戦ムードになり、馬券的にはより面白みが増したと言えるか。メンバーを見渡すと、逃げ、先行勢が手薄で、何が逃げるのかも不透明な組み合わせ。ここはシンプルに内、前で立ち回れそうな馬を狙ってみたい。

本命はシャフリヤールの積極策に期待したい

昨年の有馬記念は2番ゲートからロスなく立ち回れたとは言え、4-4-5-6の通過順が示す通り、勝負どころでポジションをやや落としてしまい、脚を余しての5着。2着スターズオンアース、4着ジャスティンパレスとは位置取りひとつで逆転可能な走りに見えた。今年は3戦して勝ち星こそ挙げていないものの、ドバイシーマクラシックではリバティアイランド、ジャスティンパレスらに先着を果たしての2着、ブリーダーズカップターフはスムーズさを欠きながらも3着に好走。6歳でも能力に衰えはなく、国際G1で上位争いしているのは素直に評価していいだろう。今年の有馬記念は大外の16番ゲートに入ってしまったが、枠順確定後に積極策を示唆しており、積極性のある鞍上を考えても、前々で立ち回る競馬が濃厚。思い切ってハナに立つようならペース次第では粘り込みがあってもいいのではないか。

相手は内枠からロスなく立ち回れそうなダノンデサイル

前走菊花賞は8-9-14-15の通過順を見ても分かる通り、向正面で差し、追い込み勢がポジションを押し上げる中、本馬は内に押し込められる形でポジションをズルズルと下げる展開に。直線では大外に持ち出し、この馬なりに伸びてきたが、向上面~直線入口までのレース運びが致命的だった。今回は枠順、鞍上の性格を考えると、ハナでもOKくらいのつもりで好位の内を狙ってくるはず。アーバンシックより前で立ち回った京成杯、日本ダービーはどちらも本馬が先着を果たしており、前々で流れに乗れそうな今回はダノンデサイル>アーバンシックと評価していいだろう。

3番手はジャスティンパレスがやや不気味

近走はG1で歯がゆいレースが続いているものの、今年の天皇賞(秋)、ジャパンカップともに展開不向きの中、4、5着と健闘しており、ドウデュース不在の一戦なら展開ひとつで馬券圏内に食い込めそう。過去2年の有馬記念では7、4着と結果が出ていないものの、昨年の有馬記念は内、前で立ち回った馬が1~3着に入る中、二ケタ馬番から外々を回りながら4着に入っており、着順以上に評価していい走りだった。舞台適性は決して悪くないはずだ。

プログノーシスは昨年の天皇賞(秋)でイクイノックス、ジャスティンパレスに次ぐ3着に好走。その後は国内G1を走っていないが、クイーンエリザベス2世カップ2着、コックスプレート2着と国際G1で勝ち負けを演じており、6歳でもまだ能力に陰りは見られない。中距離馬の印象が強いので、距離延長に対応できるかはカギも、23年札幌記念や24年金鯱賞のロングスパートを見ると、これくらいの距離でも力を発揮できるかもしれない。

ローシャムパークは前走ブリーダーズカップターフで2着に好走。後方追走から外目をリズム良く走れたとは言え、勝ち馬レベルスロマンスを追い詰めたのは素直に評価していいだろう。乗り難しい面があるものの、内で脚をじっくりと溜められれば、直線で弾けても不思議ではない。

アーバンシックは能力だけならダノンデサイルと互角も、近2走は鞍上のルメール騎手の手腕に助けられた面があり、人気ほど信頼できるかはやや微妙。2番ゲートなら前走菊花賞のように自分からポジションを押し上げるのは難しいだろう。

べラジオオペラは今年の大阪杯勝ち馬。レースセンスの良さがウリで、立ち回りが問われやすい今年の有馬記念なら再び勝ち負けに加わってきても不思議ではないか。思い切って本馬がハナを主張する可能性はありそう。

レガレイラはポテンシャルだけならG1級も、レースセンスのなさが足を引っ張っている。ただ近走の敗戦で人気が落ち着きそうなので、無理に嫌う必要はないだろう。テン乗りの戸崎騎手とは手が合いそう。

スターズオンアースは長期休養明けの前走ジャパンカップが勝ち馬ドウデュースから0.6秒差の7着。ひと叩きされてどこまで上積みがあるかは分からないが、現時点でピークを過ぎたと判断するのは時期尚早だろう。

シュトルーヴェは今年の日経賞勝ち馬。前走ジャパンカップは流れに乗れずも、勝ち馬ドウデュースから0.8秒差の10着に入っており、着順以上に評価できる走りに見えた。人気が全くないなら押さえておいても損はないか。

有馬記念2024の印です

◎⑯シャフリヤール
〇①ダノンデサイル
▲⑪ジャスティンパレス
△⑩プログノーシス
△⑥ローシャムパーク
△③アーバンシック
×⑤べラジオオペラ
×⑧レガレイラ
×⑦スターズオンアース
×⑫シュトルーヴェ

以上、有馬記念2024の予想でした。