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有馬記念2018の予想です。
有馬記念2018の出走馬は、レイデオロ、オジュウチョウサン、キセキ、ブラストワンピース、モズカッチャンなど16頭。中山競馬場芝2500mで行われるG1戦です。
12月23日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。
土曜日のメインは、◎メイショウキトラ@グレイトフルステークス、◎ミスターメロディ@阪神カップでともに見せ場たっぷりでしたが、直線であとひと押しが足りず。特に阪神カップは前決め撃ちの予想で△ダイアナヘイロー(11番人気)→◎ミスターメロディ(2番人気)→△スターオブペルシャ(12番人気)で馬券をハズすのはちょっともったいなかったですね。
全体的に悪くはなかったものの、もうひと押しが足りなかったので(前走本命のジャカンドジョーのレースも悔しかったです…)、日曜日は有馬記念までの勝負レースでスカッと当てて、有馬記念はお祭り気分で見たいですね。また日曜日に頑張ります。
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直近5週の厳選軸馬の結果↓
11/24◎エイコーン(2番人気1着、単360、複150)
11/25◎ラレータ(5番人気1着、単710、複230)
12/01◎メイショウサチシオ(2番人気3着、複160)
12/02◎カズマペッピーノ(3番人気1着、単520、複220)
12/08◎クールティアラ(2番人気7着)
12/09◎ダノンファンタジー(1番人気1着、単260、複120)
12/15◎アロハブリーズ(3番人気2着、複270)
12/16◎メイショウジーク(2番人気2着、複170)
12/22◎ダノンチャンス(1番人気3着、複110)
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有馬記念2018の予想です
有馬記念は枠順と展開がカギを握るレース。逃げるのはスタートセンスのいいオジュウチョウサン。公開枠順抽選会で武豊騎手が3年連続の1枠を引き当て、本馬が行く可能性が高まったと見てよさそう。続くのはキセキ。できれば内枠を引いてスッと主導権を奪いたかったが、外目の7枠14番に入った以上、無理にハナを叩くことはないか。それでもオジュウチョウサンの出方次第ではハナに立つ可能性もある。
このレースのポイントはキセキの外にいるシュヴァルグランの存在。ボウマン騎手はタイトな競馬が好みで積極性がウリ。ここはキセキにピッタリとついていく競馬を選択するだろう。「大外枠=コースロスが生じる」と思われるかもしれないが、キセキが内に切り込んでいくことを考えると、意外とコースロスなく乗れるかもしれない。
オジュウチョウサンがスローペースに落としたとしても向上面から後続勢がプレッシャーをかけ、徐々にペースアップ。最後は地力勝負になるだろう。それでも直線での大逆転劇は起こりにくいのが有馬記念。早めに抜け出した馬がそのまま粘り込むだろう。
本命は馬券の軸としてレイデオロを信頼する
これまで国内で敗れたレースは、高速馬場でマイル適性が問われた皐月賞(5着)、3歳で挑戦したジャパンカップ(2着)、テン乗りのバルジュー騎手が足を引っ張っていた京都記念(5着)のみ。古馬になってから国内ではまだ3戦しか走っていないため、暫定王者的な印象だが、ジャパンカップに出走していれば、アーモンドアイといい勝負になっていただろう。
絶対的な能力が高い上、ギアチェンジ能力が高く、中山のような小回りコースでも苦にしないタイプ。中山は4戦3勝。唯一の敗戦だった皐月賞も後方から馬群の間を割ってスルスルと追い込んでいた。枠はやや外目に入ったが、能力+コース適性+鞍上を考えると、馬券圏外に敗れる可能性は低いはず。勝ち切るかはともかく3着以内には入ると判断したい。
相手はシュヴァルグランが前々で粘り込む
昨年の有馬記念は5枠10番から外々を回り、直線ではスワーヴリチャードが内側に斜行した影響でブレーキをかけながら3着に好走。直線での不利がなければ、2着は確実、上手く行っていれば、キタサンブラックを交わしていた可能性もあった。今年はさらに外枠に入ったが、いい意味で割り切って大胆に乗れそう。ボウマン騎手は隣のキセキについて行くはずで、この大外枠が意外とプラスに働くのではないか。昨年時と比べて能力はややダウンしているものの、前走ジャパンカップではあと少しでスワーヴリチャードを交わすところでの4着。上りのかかる持久力戦になれば、まだまだトップクラスで戦える。
3番手はミッキーロケットの積極策に期待
今年の宝塚記念ではワーザーと一騎打ちを演じ、3着ノーブルマーズ以下に完勝。当時のように早め早めに動けば、とにかくしぶとい。今回は初来日から積極性が光るマーフィー騎手に乗り替わり。これまでの騎乗ぶりを見る限り、4コーナーで先頭を射程圏に入れるような競馬をするはずで、本馬の持久力を最大限に引き出してくれそう。直線入り口の時点でレイデオロとの差が2、3馬身あれば、そのまま押し切ってグランプリ連覇の可能性もあるだろう。
マカヒキは位置取り的に微妙ではあるが、人気を考えると評価したい1頭。札幌記念では穴人気しているモズカッチャンに先着を果たしており、このメンバーなら捌きひとつで馬券圏内に加わるチャンスはありそう。フランス遠征後、馬が明らかにズブくなっており、今の本馬には中山芝2500mが合っているかもしれない。
ブラストワンピースは能力上位も、やはり自分でレースを作れないのがネック。毎日杯は10頭立ての少頭数かつ1番ゲートで先行策を打てたが、基本的にスタートが速くないので、今回のメンバー、枠順なら中団~後方で進めることになりそう。今の池添騎手もこの外国人騎手の中で勝ち切るイメージが湧かない。
モズカッチャンは枠順的に思った通りの競馬はやってくれそう。それでも枠順でやや過剰に売れている感は否めず、この人気で喜んで買いたいかと言われれば、微妙なところ。スタートはいつももっさり出るので、必ずしも絶好位を取れるとは限らないだろう。
パフォーマプロミスは実績的に格下も、枠順を生かせば、上位進出の可能性あり。条件戦だが、5走前の中山芝2500mで行われたグレイトフルステークスの勝ちっぷりが良く、同コースへの適性は高そうだ。
ミッキースワローは能力、中山適性ともに文句なしで、重い印を打つことを考えていたが、やはりスタートが遅く、自分でレースを作れないのがネック。このメンバーでは最後方に近い位置取りになるはずで、よほど特殊な展開にでもならない限り、上位進出は難しいのではないか。
サトノダイヤモンドは枠のアドバンテージをどこまで生かせるかがカギ。フランス遠征後、以前の輝きを失っており、今年のG1は大阪杯7着、宝塚記念6着、ジャパンカップ6着。G1ではワンパンチ足りないのが明らかで、コースロスなく乗ってのハマり待ちになるだろう。
キセキは中山へのコース替わりに大きな疑問。フットワークが非常に大きく、広いコースで伸び伸びと走らせた方がいいタイプ。ジャパンカップを好時計で走って有馬記念で凡走したエピファネイアに非常に被る。マイペースで運べたとしても直線で被されたところで意外と伸び切れず…というシーンは想像しやすい。
クリンチャーは海外遠征明けでどこまで走るか分からないので押さえておく。スタートが決して上手くないので、1枠2番がプラスに出るかはゲートが開いてみないと分からないが、京都記念1着、天皇賞(春)3着の走りを基準に考えれば、上位争いしても何ら不思議ではない。
最後に内を引けば、本命も考えていたサクラアンプルール。昨年の有馬記念は直線でスワーヴリチャードの斜行をモロに受けて参考外。直線入り口の脚色からスムーズなら上位争いしていた可能性があり、やはり中山適性は高い。大外枠で好走する確率はグッと減ったが、どこかでひと脚は使えるはずで、田辺騎手が120点満点の騎乗をすれば、ノーチャンスとはいえないか。
有馬記念2018の印です
◎⑫レイデオロ
○⑮シュヴァルグラン
▲⑪ミッキーロケット
△④マカヒキ
△⑧ブラストワンピース
△③モズカッチャン
×⑤パフォーマプロミス
×⑩ミッキースワロー
×⑥サトノダイヤモンド
×⑭キセキ
×②クリンチャー
×⑯サクラアンプルール
以上、有馬記念2018の予想でした。