(@h_r_p_studio さんの写真。)
有馬記念2016の予想考察です。
有馬記念2016の出走予定馬は、キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、マリアライトなど。中山競馬場芝2500mで行われるG1戦です。
まずはいつも通り先週の結果報告から。重賞は
●ターコイズステークス
1着○マジックタイム(1番人気)
2着×レッツゴードンキ(6番人気)
3着×カフェブリリアント(3番人気)
8着◎アルマディヴァン(15番人気)
●朝日杯フューチュリティステークス
1着△サトノアレス(6番人気)
2着モンドキャンノ(7番人気)
3着ボンセルヴィーソ(12番人気)
7着◎クリアザトラック(3番人気)
という結果でした。
どちらも勝負度がそこまで高くなかったのですが、重賞を外したことよりも、平場の勝負レースがサッパリでした。秋の競馬シーズンに今年最大のスランプが訪れていますが、今は忍耐強く我慢するしかない感じ。1年間、競馬をやっていれば、こういう時期もあるので仕方ないと割り切るしかないですね。気持ち的には最後くらいスカッと当てたいですが、有馬記念も相性が良くないですし、今年の回収率をこれ以上下げたくないなーと思っています(汗)。正月開催は毎年調子がいいので、そこでスタートダッシュを決めたいです。
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過去2年はスローペースからの立ち回り勝負
まず始めに過去5年の有馬記念の結果から見ていきましょう。
過去2年はともにスローペースからの立ち回り勝負。ただ14年は歴史的な超スローペースだったのに対し(同日のグッドラックハンデの勝ち時計より1秒以上遅かった)、15年は普通のスローペース。いずれにせよ実力勝負というよりも、立ち回り勝負、位置取り勝負になりました。
13年以前を見ても、10年ヴィクトワールピサ、11年オルフェーブルの年は明らかなスローペースでしたし、基本的にスローペースからの立ち回りor加速力勝負になるレースと見たほうがいいでしょう。
有馬記念2016の注目馬は?
今年の秋古馬三冠を振り返ると、天皇賞(秋)、ジャパンカップともにスローペース。有馬記念はジャパンカップ組の再戦ムードが強いですし、武士沢騎手のマルターズアポジーがレースをぶち壊すとは思えず、またまた「キタサンブラックのスローペースの逃げを誰も突かない」レースになるんじゃないでしょうか。
レースとしては面白味がないですが、現時点での本命候補は
サトノダイヤモンド
です。キタサンブラックを負かすとすれば、一瞬の決め手に長ける本馬しかいないでしょう。極端な枠さえ引かなければ、軸はたぶん変えないです。古馬初対戦になりますが、ジャパンカップのレインボーラインの健闘ぶりを考えると、このメンバーでもヒケを取らないはず。なにより立ち回り勝負にも加速力勝負にも対応できるのが強みで、今年の有馬記念は「サトノの年だった」で終わる気がします。ルメール騎手も「キタサンブラックが勝利して武豊騎手と北島三郎さんが祭りを歌う」というシナリオをぶち壊すキャラですしね(笑)。
以上、有馬記念2016の予想考察でした。