有馬記念2015予想参考のキーワードは加速力!?

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有馬記念2015の予想参考です。

いよいよ有馬記念が残り3日と迫って参りましたね!

コアな競馬ファンにとっては「有馬記念も重賞の1つ」に過ぎませんが、やっぱり最後のレースは当てたいもの(笑)。私も昨年はジェンティルドンナを軽視して悔しい思いをしたので、今年はビシッと当てたいです。

ところで今年の有馬記念で鍵を握るのは何だと思いますか?

私はペースだと思います。今年の有馬記念は全体的に混戦ムード。展開、隊列によって結果が大きく左右するのではないでしょうか。

ペースのカギを握りそうなのはリアファル。ただ鞍上のルメール騎手は基本的に逃げを好まないタイプで、逃げるとほぼスローペースになります。

そこで今回は今年の有馬記念もスローペースになると見て、スローペースだった有馬記念を振り返ってみたいと思います。

スローペース=前残り&加速力勝負

皆さんはスローペースになりそうなレースではどういう馬を買いますか?

おそらく多くの人は「前に行きそうな馬から買う」のではないでしょうか。それは確かに正解なのですが、もう1つ重要なポイントがあります。

それは加速力

加速力は言い換えると、ギアチェンジの速さともいえます。スローペースのレースでは後半で一気にペースが上がるため、そこで瞬時にギアチェンジできるかどうかが重要になります。またスローペースのレースでは馬群が固まりやすいため、狭いスペースからでも一気に伸びてこれるタイプが有利なのです。

では加速力のある/なしをどうやって見分ければいいのか。これはただひたすらにレースを見るしかありませんが(笑)、簡単に見分けられる方法もあります。それは年齢。加速力は基本的に年齢とともに下降するからです。

スローペースだった有馬記念を振り返る

ここでスローペースだった有馬記念の年齢別成績を見てみましょう。スローペースの定義はターゲットのRPCI(race pace change indexの略)が55以上だった年を調べました。いきなり難しい言葉が出てきましたが、明らかにスローペースだった年だけを抽出したと思ってください。

有馬記念2015表1

上記を見ても分かる通り、3歳馬が圧倒的に優秀

RPCIが55以上だった年は3歳馬が必ず3着以内に絡んでいます。

今年の有馬記念もスローペースを想定するなら、年齢の若い馬を中心に攻めたほうがいいと言えるでしょう。

以上、有馬記念2015の予想参考でした。