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アンタレスステークス2017の予想です。

アンタレスステークス2017の出走馬は、グレンツェント、ミツバ、アスカノロマン、モンドクラッセなど。阪神競馬場ダート1800mで行われるG3戦です。

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アンタレスステークス2017の予想です

過去5年、4コーナー2番手以内の馬が必ず2着以内に好走しており、逃げ、先行勢に分がいいレース。2年前はクリノスターオーとアジアエクスプレスの行った行った、昨年はアスカノロマンが2番手追走から2着に粘り込んだ。ダートの実力馬は先行脚質が多いので、単純に強い馬が強い競馬をしているだけともいえるが、12年には単勝万馬券だったアイファーソングが2着に粘り込んだこともあり、前々で運べる馬にとって優位なレースといえるだろう。

本命はモンドクラッセ

エルムステークス3着以降、ダートグレードでは結果が出ていないものの、白山大賞典はスタートで出遅れ、みやこステークスは上位3頭(アポロケンタッキー、グレンツェント、ロワジャルダン)が強過ぎ、チャンピオンズカップは超ハイペース、根岸ステークスは適性外の条件と言い訳のつく敗戦ばかり。前走総武ステークスはオープン特別とはいえ、斤量58キロを背負ってピオネロを封じ込めたのだから、ダートグレードでも勝ち負けできる力があるのは間違いない。

今回は同型ショウナンアポロンとの兼ね合いがカギも、鞍上の性格を考えると、行き切るのはこちらのほうか。とにかく自分の形にさえ持ち込めればしぶといので、4コーナー~直線入り口でグレンツェントが少しでもモタモタすれば、本馬が悠々と逃げ切ってしまう可能性は十分にあると見た。

相手はグレンツェント

昨年のみやこステークスではのちの東京大賞典勝ち馬アポロケンタッキーに迫っており、本馬も近いうちにG1制覇のチャンスがありそう。このメンバーなら能力はアタマひとつ抜けており、能力通り走ってくれれば、勝ち負け必至だろう。ただ問題はその能力を出し切れるかどうか。本馬より外に前に行きたい馬が多く、馬群の中に押し込められる可能性はありそうで、直線で捌けないシーンがあっても不思議ではないか。もし単勝1倍台並みの支持を集めるなら捌けないリスクをしっかりと考慮したい。

3番手はアスカノロマン

ピークをやや過ぎた印象を受けるが、マーチステークスでは厳しい展開の中、トップハンデを背負いながら5着。チャンピオンズカップやマーチステークスのように自分から動く形のほうが合っており、その意味で自分のタイミングで動ける外枠を引けたのはプラスだろう。自分の力さえ出せれば、このメンバーならまだまだ能力上位のはず。

ロンドンタウンは昨夏以降、明らかに地力が強化されており、今年の佐賀記念でダートグレード初制覇。続くマーチステークスでも勝ち馬から0.3秒差の4着に健闘しており、JRAのダートグレードでも通用する力を持っている。500キロを超える大型馬ながらカネヒキリ産駒らしく器用な面があるので、内目の枠もそれほど割引にはならない。

ロワジャルダンは一時期の勢いがないものの、3走前のみやこステークスでは2着グレンツェントから0.1秒差の3着。当時だけ走れば、馬券圏内のチャンスはあるか。

ミツバはこのメンバーだと控える形になりそうで、捌けるかが大いに心配。阪神に実績があるとはいえ、ベテルギウスステークスは10頭立て、その前のシリウスステークスは11頭立てだった。能力的には勝ち負けしても不思議ではないが、力を出し切れずに終わるかもしれない。

あとは末脚堅実なタムロミラクル、前走が前残りの流れの中、楽々と差し切ったナムラアラシまで抑える。

アンタレスステークス2017の印です

◎⑦モンドクラッセ
○⑥グレンツェント
▲④ロンドンタウン
△⑬アスカノロマン
△⑤ロワジャルダン
△③ミツバ
×⑮タムロミラクル
×⑯ナムラアラシ

以上、アンタレスステークス2017の予想でした。