シンザン記念2025の予想です。
シンザン記念2025の出走馬は、アルテヴェローチェ、マイネルチケット、タイセイカレント、レーヴブリリアント、リラエンブレムなど15頭。中京芝1600mで行われる3歳限定のG3戦です。
1月13日(月)の予想(シンザン記念、ニューイヤーステークスほか)はこちらから
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。
シンザン記念2025の予想です
今年は中京芝1600mで行われるシンザン記念。
前日オッズを見ると、アルテヴェローチェ、タイセイカレント、マイネルチケットらの前走重賞組が上位人気に推されているが、現3歳世代の重賞は前走新馬、未勝利組の活躍が目立つのが特徴。
サウジアラビアロイヤルカップ以降に行われた2歳限定重賞の前走クラス別成績を見ると(サウジアラビアロイヤルカップ以前はほとんど前走新馬、未勝利組のみで行われるので除外)、前走新馬、未勝利組がすべての数字で前走重賞組を上回っている(以下参照)。
◆昨年の2歳限定重賞の前走クラス別成績(24年10月以降)
昨年の2歳G1を振り返ると、朝日杯フューチュリティステークスでは前走未勝利組のアドマイヤズームが勝利し、前走新馬組のランスオブカオスが3着に好走。ホープフルステークスでは前走未勝利組で17番人気だったファウストラーゼンが3着に食い込む波乱劇。2歳重賞が乱立されたことで、重賞そのものの価値が相対的に低下しているのだろう。
シンザン記念でも前走新馬、未勝利組の中から期待値の高そうな馬を狙っていきたい。
本命は前走新馬組のリラエンブレム
京都芝1600mで行われた新馬は、中団外目追走から早めに前を捕らえにいって完勝。勝ち時計1分34秒2は、内回りコースなので単純な比較はできないものの、外回りコースの朝日杯フューチュリティステークスの勝ち時計1分34秒1と比較しても遜色ないほど。淀みのないラップの中、終いは11.7-11.5と全く止まっておらず、重賞レベルのパフォーマンスだったと言っていいだろう。キャリア1戦かつ休み明けで未知な面は多いものの、前走新馬、未勝利組でポテンシャルが最も高そうなのは本馬なのではないか。
相手は前走重賞組でもアルテヴェローチェ
前走朝日杯フューチュリティステークスは、立ち回り決着に近い形になってしまい、本馬の良さが生きず。淀みのない持久力戦になった2走前のサウジアラビアロイヤルカップで外から力強く伸びてたようにタフなレースになればなるほど良さが生きるタイプ。現在の中京コースは適性が高いはずで、ここは上位争いに加わってくるのではないか。追える川田騎手とは手が合うだろう。
3番手はタイセイカレントの巻き返しがありそう
前走朝日杯フューチュリティステークスではまさかの大敗に終わったが、16番ゲートから終始外々を回らされてしまい、気持ちが切れてしまったか。2走前のサウジアラビアロイヤルカップでは勝ち馬アルテヴェローチェから0.1秒差の2着。能力通りに走れば、再びアルテヴェローチェと差のない競馬に持ち込めるのではないか。気持ちを優先させた方がいいタイプなので、武豊騎手への乗り替わりはプラスに出るかもしれない。
マイネルチケットはデビュー以来、条件問わずに堅実な走り。サウジアラビアロイヤルカップではアルテヴェローチェ、タイセイカレントに先着を許したが、レースセンスは前述の2頭より上で、立ち回りひとつで着順が入れ替わってもいいだろう。
ジーティーマンは前走東京スポーツ杯2歳ステークスで6着に終わったが、明らかに折り合いを欠いていたので、1ハロンの距離短縮はプラスに出そう。気難しいモーリス産駒だが、あたりの柔らかい藤岡祐介騎手で噛み合えば多少の怖さはある。
レーヴブリリアントは前走ベゴニア賞で4着に終わるも、行った行った決着になってしまい、脚を余しての敗戦だった。まだ底を見せていない印象があり、このメンバーに入っても侮ることは出来ないだろう。
ゴールデンカイトは初芝になるが、父は芝でも活躍馬を送り出しているTapit。現状のパワーが要求されるタフな中京芝1600mなら、ダートでの経験がむしろ生きてくるかもしれない。人気がないなら押さえておいて損はない。
シンザン記念2025の印です
◎④リラエンブレム
〇⑧アルテヴェローチェ
▲②タイセイカレント
△①マイネルチケット
△⑤ジーティーマン
△⑬レーヴブリリアント
×⑩ゴールデンカイト
以上、シンザン記念2025の予想でした。