兵庫ゴールドトロフィー2024の予想です。
兵庫ゴールドトロフィー2024の出走馬は、JRAからサンライズホーク、ラプタス、ヘリオス、エートラックスが出走。地方勢は、スペシャルエックス(北海道)、アラジンバローズ、エコロクラージュ、サイレンスタイム(以上、兵庫)、マックス(大井)、パワーブローキング(船橋)らが出走します。園田競馬場1400mで行われるハンデ・JpnIII戦。このレースは勝負度B(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)を予定しています。
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兵庫ゴールドトロフィー2024の予想です
兵庫ゴールドトロフィーはダートグレードの中では珍しいハンデ戦。
そのため地方勢の活躍が目立ち、過去10年を振り返ると、
23年3着スペシャルエックス(53キロ、北海道)
21年2着イグナイター(52キロ、兵庫)
20年2着ベストマッチョ(56キロ、川崎)
19年2着イルティモーネ(52キロ、兵庫)
19年3着サクラレグナム(53キロ、高知)
18年3着キクノステラ(51キロ、兵庫)
17年2着ラブバレット(54キロ、岩手)
15年3着ポアゾンブラック(56キロ、北海道)
14年2着ジョーメテオ(53キロ、浦和)
14年3着サクラシャイニー(53キロ、高知)
と計10頭の地方勢が3着以内に好走している。
3着以内馬10頭のうち8頭に共通するのは、「斤量51~54キロ」の軽量を背負っていたこと。昨年は3歳のスペシャルエックスが斤量53キロで3着に食い込んだ。
今年はJRA勢の層が例年よりも薄い印象で、地方勢が上位独占する可能性も大いにあるのではないか。ここは早速、予想に移りたい。本命は前走が価値ある敗戦だった…
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マックスの巻き返しがありそうだ
前走JBCスプリントではアラジンバローズ、パワーブローキングに先着を許しているが、5番ゲートから終始砂の深いラチ沿いを通っており、負けるべくして負けた一戦。佐賀競馬は以前から内が伸びづらい傾向だったが、今年の9月に砂が補充されたことで、砂厚は
内ラチから4mまで…約15cm
内ラチから4mより外…約11cm
と明確な差が出ており、スタートからゴールまで砂厚15cmのコースを走らされた本馬は明らかに厳しい競馬だった。今回は11番ゲートでレースの流れに乗りやすいはずで、勝ち味に遅いタイプではあるが、馬券圏内ならチャンスは大いにあるだろう。
相手にはまずフォーヴィスムを挙げたい
前走マイルグランプリは13番ゲートから外々を回らされてしまい、コース取りに泣かされての敗戦。格付けのあるダートグレードは初出走になるが、斤量54キロの軽量なら能力的に見劣りすることはないだろう。JRA時代にはダート1400mで2勝をマーク。1ハロンの距離短縮は問題ないはず。
3番手はギガースが面白そう
前走船橋記念では3着に終わったものの、いかにも距離不足だった印象。2走前の園田1400mで行われた楠賞は負けて強しの競馬で、園田1400mへの適性はあると見ていいだろう。自由自在に立ち回れるタイプで、位置取りに拘らないのは強み。ここは外に前に行きたい馬がいるので、前に馬を置いて控える競馬がベストだろう。
スペシャルエックスは昨年の兵庫ゴールドトロフィーで3着に好走。今年も昨年と同じ斤量53キロの出走で、展開ひとつで馬券圏内が狙えるのではないか。鞍上に地元の名手・吉村騎手が騎乗できるのは魅力。
アラジンバローズは前走JBCスプリントで3着に好走。コーナー4回の1400m戦への適性が高く、地方勢では最も重い斤量57キロを背負わされるが、相手なりに走ってくるのではないか。
兵庫ゴールドトロフィー2024の印です
◎⑪マックス
〇⑩フォーヴィスム
▲②ギガース
△③スペシャルエックス
△④アラジンバローズ
1番サンライズホーク…近2走は安定しているが、どちらも外からプレッシャーをかけられない競馬。本質的に揉まれ弱い面があり、12頭立ての1番ゲートだと力を発揮できない可能性が高い。
5番ラプタス…兵庫ゴールドトロフィーは20年3着、21年2着、22年1着と崩れていないが、ピークを過ぎた現状では上位争いに食い込むのは難しいか。斤量60キロもマイナス。
6番エコロクラージュ…デビュー以来、大崩れなく走っているが、今回がダートグレード初挑戦。斤量53キロでもこのメンバーではやや荷が重いか。
7番ヘリオス…近走はやや単調な走りが続いており、ピークを過ぎたと判断して良さそう。今回のメンバーならハナ主張は叶うかもしれないが、マックスが勝ち負けするなら本馬には厳しい展開になりそう。
8番サイレンスタイム…兵庫移籍後は3連勝をマークしているが、JRA時代には2勝クラスで勝ち切れず。斤量51キロは魅力も、前走で底がやや見えた感はあり、ダートグレードでは荷が重そう。
9番エートラックス…3走前に園田1400mで行われた園田チャンピオンシップを制しているが、古馬初対戦だった前走東京盃が12着に敗退。実績のあるコースでスムーズな先行策が打てれば、変わり身があるかもしれないが、このメンバーで斤量57キロはやや背負わされた感がある。
12番パワーブローキング…2走前のJBCスプリントでは上り最速をマークして5着まで追い上げるも、展開がドハマりしての結果。ここも前が崩れれば、見せ場はあるかもしれないが、山中騎手への鞍上弱化で積極的には狙いづらい。
兵庫ゴールドトロフィー2024の買い目です
ここは◎マックスから印を打った馬に流します。
【参考買い目】
ワイド:◎ー〇▲△△(4点)
3連複:◎ー〇▲△△ー〇▲△△(6点)
馬券はワイドでマックスから印を打った馬へ。あとはボーナス的に3連複6点を買います。
以上、兵庫ゴールドトロフィー2024の予想でした。