中日新聞杯2023の予想です。

中日新聞杯2023の出走馬は、ヤマニンサルバム、キラーアビリティ、ピンハイ、ホウオウビスケッツ、カレンルシェルブルなど17頭。中京芝2000mで行われるハンデ・G3戦です。

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中日新聞杯2023の予想です

中日新聞杯は中京芝2000mで行われるハンデ重賞。例年波乱含みの一戦で、過去5年のうち4年は3連複万馬券で決着。今年も一長一短の組み合わせで、一筋縄ではいかないだろう。

本命は過小評価されているハヤヤッコに期待したい

昨年の中日新聞杯では勝ち馬キラーアビリティから0.1秒差の5着に健闘している馬。今年の金鯱賞でも勝ち馬プログノーシスに次ぐ上り2位をマークして4着まで追い上げており、急坂を2回登るタフな中京芝2000mへの適性が高いのだろう。近走は結果が出ていないものの、2走前の函館記念では斤量58.5キロを背負いながら2着馬からタイム差なしの5着に入っており、決して能力が衰えたわけではない。前走オールカマーは相手が強かった上に、逃げたタイトルホルダーを早めに追いかけての失速。今回は相手弱化で得意の舞台に変わるので、展開ひとつで巻き返しがあってもいいのではないか。

相手は前走福島記念で本命に推したカレンルシェルブル

その前走福島記念は展開に乗じての好走も、タフな消耗戦なら終いは確実に伸びてくる馬。500キロ超の大型馬らしくやや不器用な面があり、本質的に小回りコースより中京芝2000mのような大箱コースの方が力を発揮しやすいだろう。本命に推したハヤヤッコが好走するなら本馬も上位争いに加わってくる可能性が高い。

3番手は昨年の覇者・キラーアビリティ

昨年の中日新聞杯では1番ゲートでやや捌きづらい面があったものの、馬群を割るように伸びて勝利。その後は結果が出ていないが、特殊な道悪馬場や明らかに適性外のマイル戦など、力を発揮できないレースが続いており、能力自体が衰えたわけではなさそう。今回は勝ち鞍のある中京芝2000mに変わり、前進があってもいいのではないか。ムルザバエフ騎手が騎乗できるのも魅力。

ユーキャンスマイルはG1、G2中心に使われているが、G3では【2.2.0.1】と好成績を収めている馬。このメンバーなら能力的に見劣りしないはずで、展開ひとつで上位争いに加わってもいいだろう。

ホウオウビスケッツはハイレベルな日本ダービーで6着に健闘。当時の5着べラジオオペラが次走チャレンジカップ、5着ノッキングポイントが次走新潟記念を制しており、本馬も古馬混合のG3なら勝ち負けできるかもしれない。

カントルは重賞で【0.0.0.6】と結果が出ておらず、オープン大将のイメージがあるものの、この低レベルなメンバーなら上位争いに加わっても不思議ではなさそう。昨年の中日新聞杯では12着に終わったが、ディープインパクト産駒でも切れないタイプなので、中京芝2000mへの適性はあるはず。

シュヴァリエローズはオープン特別(リステッド競走含む)で勝ち切れないレースが続いているものの、中京芝2000mは【1.1.0.0】と相性のいい舞台。コース替わりで上積みがあれば、通用してもいいだろう。

ピンハイは休み明けの前走カシオペアステークスで2着に好走。前走だけ走れば、足りていいメンバーだが、ワンターンコースが良さそうで、タフな中京芝2000mだとパフォーマンスを落とすかもしれない。

ヤマニンサルバムは前走オクトーバーステークスで久しぶりの勝利を挙げるも、行った行った決着だったことを考えると、展開の恩恵を受けていたのは確か。今回はユニコーンライオンが徹底先行するはずなので、前走の再現に持ち込むのは難しいか。

リューベックは前走中山記念でハイレベルな面々相手に善戦しており、このメンバーなら能力的に見劣ることはないはず。気性的に鉄砲駆けするタイプなので、長期休養明けでも侮らない方がいいだろう。

スパイダーゴールドは4連勝でオープンクラス入りを果たすも、その後は新潟大賞典16着、関越ステークス11着と苦戦。近2走の敗因がいまひとつ掴めないものの、3走前のアメジストステークスの内容からこのメンバーでも通用する下地はある。

中日新聞杯2023の印です

◎⑪ハヤヤッコ
○⑬カレンルシェルブル
▲⑫キラーアビリティ
△⑨ユーキャンスマイル
△⑧ホウオウビスケッツ
△②カントル
×④シュヴァリエローズ
×⑮ピンハイ
×⑦ヤマニンサルバム
×⑩リューベック
×⑯スパイダーゴールド

以上、中日新聞杯2023の予想でした。