東京新聞杯2023の予想です。
東京新聞杯2023の出走馬は、ジャスティンカフェ、ピンハイ、ナミュール、ウインカーネリアン、プレサージュリフトなど16頭。東京芝1600mで行われるＧ３戦です。
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東京新聞杯2023の予想です
今年の東京新聞杯のカギを握るのは展開か。メンバーを見渡す限り、是が非でもハナを主張したい馬が不在。おそらく内枠を引いてスタートセンス抜群のウインカーネリアンがじわっとハナに立つことになるだろう。スローペース必至で、立ち回りと瞬発力が要求されるレースになりそうだ。
本命は好枠を引けたウインカーネリアンを狙いたい
前走マイルチャンピオンシップは抜群のスタートを決めて前に行くも、外の馬が内に切り込んできたことで、中団の内の窮屈なポジションで我慢を強いられる展開に。直線ではさらにごちゃついてブレーキをかける場面があるなど、終始チグハグな競馬だった。それでも前が空いてからはしぶとく脚を使っており、二ケタ着順に敗れたとは言え、ここに来ての地力強化を改めて感じさせる内容でもあった。今回はメンバー、コース形態的にスムーズな先行策が濃厚。あとは展開読み通りにゆったりとした流れになれば、本馬の先行力と立ち回り力が生きてくるのではないか。
相手にはピンハイを狙いたい
前走エリザベス女王杯は二ケタ馬番を引いた馬が掲示板を独占する中、３番ゲートから終始馬場の悪い内を通らされており、負けるべくして負けた一戦。410キロ前後の小柄な牝馬でもあり、あの手のタフな重馬場はそもそも合っていなかった。今回はワンターンコースでスタミナよりスピードが要求される東京芝1600m。条件は大きく好転するので、ここは前走以上のパフォーマンスを見せてくれるのではないか。チューリップ賞がイン突きで２着に好走しており、４番ゲートなら当時のような競馬に持ち込みやすいだろう。昨秋の２戦はスタートを五分に決めており、鞍上が坂井瑠星騎手なら前を見ながらの中団付近に収まりそうなのも心強い。
３番手はジャスティンカフェが強い
前走マイルチャンピオンシップでは直線で内を突いて捌きづらい場面があるも、勝ち馬に次ぐ上り２位をマーク。テンにダッシュがつかないので、引き続き捌けるかはギャンブルではあるが、前走のレースぶりなら直線で馬群を割ってこれそうで、前さえ空けば、一気の脚で突っ込んできていいだろう。東京芝1600mはベスト舞台と見ていい。
マテンロウオリオンは前走京都金杯が出遅れて後方ポツンで参考外。スタートに難があり、引き続きゲートを出て流れに乗れるかはカギになるが、ポテンシャルはこのメンバーでも最上位。前走の敗戦で過度に人気を落とすなら要注意だろう。
インダストリアは長期休養明けだった前走カウントダウンステークスで鮮やかな差し切り勝ち。昨年のＮＨＫマイルカップでは５着に健闘しており、昇級戦でもクラスの壁はないだろう。器用な立ち回りが出来るリオンディーズ産駒で、内目の枠を引けたのはプラス。
ナミュールは能力上位も、15番ゲートに入り、ペースが落ち着くと外々を余分に回らされそうなのが懸念材料。それでも近走は以前よりもゲートを出るようになっているので、スタートを決めてある程度の位置で流れに乗れれば、上位争いに加わっても不思議ではない。
プレサージュリフトもナミュール同様に枠順が割引材料。前走京都金杯は２番ゲートからロスなく立ち回っての結果で、ここはひと叩きされての上積みがないと通用しないかもしれない。
エアロロノアは前走京都金杯で２着に好走。５番ゲートからロスのない完ぺきな立ち回りに見えたが、昨年の安田記念、マイルチャンピオンシップともに見せ場を作っており、このメンバーでも能力的に見劣りはしない。
ファルコニアは前走マイルチャンピオンシップで崩れたが、道中で一気にハナに立つ無茶な競馬。今回は【2.1.0.0】と相性のいい吉田隼人騎手に乗り替わり、前々でリズム良く運べれば、巻き返しがあってもいい。
最後にシュリ。スタートがそこまで速くないので、この枠順だと行き切れるか微妙も、関屋記念で逃げて２着に粘り込ませた津村騎手に乗り替わり。行ければ行きたい気持ちはあるはずで、楽逃げが叶った時に粘り込みがあるかもしれない。
東京新聞杯2023の印です
◎②ウインカーネリアン
○④ピンハイ
▲③ジャスティンカフェ
△⑥マテンロウオリオン
△⑤インダストリア
△⑮ナミュール
×⑯プレサージュリフト
×⑭エアロロノア
×⑧ファルコニア
×⑫シュリ
以上、東京新聞杯2023の予想でした。
