東京シンデレラマイル2022の予想です。

東京シンデレラマイル2022の出走馬は、スピーディキック、ダノンレジーナ、セパヌイール、レディオスター、リネンファッションなど13頭。大井競馬場1600mで行われる牝馬限定のSIII戦です。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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東京シンデレラマイル2022の予想です

今年の東京シンデレラマイルは、同レース2連覇中のダノンレジーナvs現3歳世代の最強牝馬スピーディキックという構図だろう。

過去15回で3歳馬が勝利したのは、14年ノットオーソリティの1頭のみ。基本的に古馬に軍配が上がっているレースだが、果たして今年はどんな結末になるのだろうか。早速占っていきたい。本命は勝つイメージしか湧かない…

ここより下は有料記事です(東京2歳優駿牝馬と合わせて400円です)。

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スピーディキックが来年に向けて負けられない

今年の活躍を改めて説明するまでもなく、牝馬クラシックで二冠を達成したのち、関東オークスでグランブリッジ、ラブパイローに次ぐ3着に好走。振り返れば、昨年の東京2歳優駿牝馬を制して以降、地方勢には一度も先着を許していない。近走は川崎2100mを中心に使われているが、2歳時には門別1200mのエーデルワイス賞を制したスピードの持ち主。昨年の東京2歳優駿牝馬の度肝を抜く突き抜け方を見ても、マイル前後がベストなのではないか。JBCレディスクラシックをパスして、南関東同士の東京シンデレラマイルに歩んできた経緯があり、来年、JRA勢と互角に渡り合うためにもここは負けられない一戦だ。

相手は3連覇がかかるダノンレジーナが巻き返す

前走レディスプレリュードでは勝ち馬プリティーチャンスから2.4秒も離されての9着に終わったが、逃げたショウナンナデシコを追いかけた上、向上面でテリオスベルのマクリを受けてしまい、展開が明らかに厳しかった。戦績から勢いがややなくなっているのは気になるものの、2走前の秋桜賞ではJRA3勝のグランパラディーゾらを退けており、南関東同士の牝馬ならまだ戦えるだろう。今回は【0.0.0.4】の1800mから【4.1.0.0】の1600m。相手関係が大幅に弱化することを考えても、ここは巻き返してくる可能性が高い。前走レディスプレリュードから無理に使わず、このレースに照準を絞ってきたのも好感だ。

3番手はリネンファッションの粘り込みを警戒したい

かつては牝馬ダートグレード路線で活躍し、21年JBCレディスクラシックでは3着に好走。南関東移籍後はパフォーマンスがグッと落ちてしまったが、3走前のレディスプレリュード、前走クイーン賞では5着と掲示板に食い込んでおり、南関東の牝馬重賞なら通用してもいいのではないか。外から被されると脆さを見せるので、大外枠を引けたのはプラス。展開を考えても、逃げそうなモンサンラファータの外目2番手でリズム良く運べそうだ。

セパヌイールは前走で東京シンデレラマイルトライアルを勝利。今回は相手がグッと強化されるものの、スピーディキック、ダノンレジーナを除けば、一長一短のメンバーなので、ここでも馬券圏内に加わる資格はあるだろう。7歳牝馬でも近走の充実ぶりから地方でもうひと花咲かせそう。

トップザビルはB1で足踏みが続いているものの、大崩れなく走っているのは好感。ここは前述のとおり、スピーディキック、ダノンレジーナを除けば、ほとんど差のない組み合わせなので、実績では格下も斤量53キロを味方につければ、馬券圏内に食い込んでもいいだろう。被されると良くないAmerican Pharoah産駒なので、外目の枠を引けたのはプラス。

最後に大穴候補でジュランビル。前走ビオラ賞の大敗を見てしまうとあまり買う気が起きないものの、JRA時代にはダートで3勝クラス勝ちがある馬。3走前の日本テレビ盃は相手関係を考えれば、そこまで悪い走りではなく、ここは当時並みのパフォーマンスを発揮してくれれば、通用してもいいのではないか。

東京シンデレラマイル2022の印です

◎②スピーディキック
〇④ダノンレジーナ
▲⑬リネンファッション
△⑧セパヌイール
△⑪トップザビル
△⑨ジュランビル

1番ロカマドール…2走前のクイーンズオーディションでは鮮やかな追い込みを決めたが、差し、追い込み勢が上位独占しており、展開の恩恵を受けての勝利だった。大井1600m内回りでは差し届かずに終わるだろう。

3番マルカンセンサー…東京シンデレラマイルは3年連続の出走で、過去2回は20年2着、21年5着。かつては19年TCK女王盃2着などもあるが、今年に入ってサッパリ走らなくなってしまった。

5番シゲルルビー…2走前のクイーンズオーディションではロカマドール、前走の東京シンデレラマイルトライアルではセパヌイールに完敗。ここは相手が強い。

6番モンサンラファータ…マイル路線から短距離路線に転じて結果を残している馬。過去に大井1600mで2勝を挙げているので、マイルがダメというわけではないが、これまでのレースを見る限り、1200mがベストなのでは。

7番カンバンムスメ…B1で苦戦が続いている現状。このメンバーでは明らかに荷が重い。

10番ディアリッキー…今年は岩手に移籍し、重賞のウィナースプリントを勝利するも、1600mの前走ORO牝馬特別では9頭立ての7着に敗退。現状、短い距離で末を生かす競馬が合っているのでは。

12番レディオスター…3走前にはサルビアカップを制すも、近2走のロジータ記念6着、クイーン賞8着が見せ場なく敗退。マイル替わりで前進するイメージが湧かず、ここも苦戦必至だろう。

東京シンデレラマイル2022の買い目です

まずは東京大賞典の的中おめでとうございました。◎メイショウハリオ〇ウシュバテソーロの印が逆ならもっと喜べたのですが、とりあえず有馬記念に続いて的中できたのは良かったです。この勢いで残りの2戦もモノにしたいですね。

東京シンデレラマイルは◎スピーディキック、〇ダノンレジーナから流すイメージでいたのですが、その2頭からの3連複の合成オッズと、馬単5点流しの合成オッズがほぼ変わらないので、決して当てにいくわけではありませんが、◎スピーディキックのアタマ固定の馬券を買いたいと思います。ここは正直、来年に向けて負けられない一戦でしょう。

【参考買い目】

馬単(or枠単):◎→〇▲△△△(5点)…本線はセパヌイールまで

馬単でスピーディキックから印を打った馬へ。本線はセパヌイールまでです。

以上、東京シンデレラマイル2022の予想でした。