中山大障害2021の予想です。
中山大障害2021の出走馬は、タガノエスプレッソ、オジュウチョウサン、ラヴアンドポップ、レオビヨンド、ベイビーステップなど14頭。中山障害4100mで行われるJ・G1戦です。
12月25日(土)の平場の勝負レースはこちらから。
平場の勝負レースなどはメルマガで配信しています。ご登録は以下からお願いいたします。詳細はメルマガ『ゆたぽんの馬券生活協同組合』に加入するをご覧ください。
中山大障害2021の予想です
障害界の絶対的存在だったオジュウチョウサンが今年に入ってまさかの3連敗。オジュウチョウサン時代の終わりにメイショウダッサイが新王者に登り詰めたものの、本レースを目標に調整されている中、故障してしまい、戦線離脱。今年の中山大障害は役者豊富な有馬記念と比べると、寂しい顔ぶれになった。
このメンバーなら「オジュウチョウサンの復活」というドラマもありそうだが、近3走は以前ほどの闘争心が感じられず、相手に恵まれたからと言ってそう簡単に勝てるかは怪しいところ。ここは新たな障害王者が誕生するのではないか。
本命はタガノエスプレッソに勝利のチャンスが巡ってきた
昨年の中山大障害では直線で外ラチ沿いから豪脚を発揮して3着に好走。続く中山グランドジャンプでは逃げて目標になりながらも3着に好走しており、現障害界のトップホースの1頭と言っていいだろう。今回は近3走で先着を許したメイショウダッサイ、ケンホファヴァルトが不在。衰えが明確なオジュウチョウサン、大障害コース未経験のラヴアンドポップが相手なら、本馬がG1奪取する可能性は十分にあるのではないか。仮に勝ち切れなくても馬券圏内に加わってくる確率は90%近くあるはず。
相手はレオビヨンドが面白そうだ
ハイライトは前走イルミネーションジャンプステークス。4コーナーで1番人気のアサクサゲンキを射程圏に入れると、直線で外から豪快に伸びて5馬身差の完勝。鞍上の平沢騎手が上手く誘導した面はあったものの、早めに動ければ、どこまでも伸びていきそうな雰囲気があった。2年前の中山大障害で本命を打った◎ブライトクォーツ(6番人気2着)も重賞実績こそなかったが、前走イルミネーションジャンプステークスの走りに「本番でさらにパフォーマンスを上げそう」と感じさせるものがあり、本馬もブライトクォーツ同様、本番でもう一段上の走りを見せてくれそうな気がする。
3番手は人気がないならマイネルプロンプトを追いかける
かつての実績を考えると、近走は「物足りない」の一言も、前走京都ジャンプステークスでは直線で内からしぶとく伸びており、脚をやや余しての敗戦。それでも2着タガノエスプレッソから1.6秒差。決して大負けしているわけではない。大障害コースでは18年中山大障害3着、19年中山グランドジャンプ3着の実績。鞍上も相性のいい森一馬騎手に戻り、今年の低レベルなメンバーなら久しぶりに馬券圏内に加わるチャンスがあるのではないか。
オジュウチョウサンは連勝記録がストップしたとは言え、前走東京ハイジャンプでは62キロを背負いながら勝ち馬ラヴアンドポップから0.3秒差の3着。春の中山グランドジャンプと比べると、メンバーレベルは落ちているので、前走並みのパフォーマンスでも上位争いに加わる資格はあるだろう。このメンバーならオグリキャップのような涙の復活があっても何ら驚けない。
最後にラヴアンドポップ。前走東京ハイジャンプは約1年4ヶ月ぶりの実戦も、ホッコーメヴィウス、オジュウチョウサンを押さえて優勝。18年阪神ジャンプステークスではJ・G1勝ち馬アップトゥデイトと一騎打ちを演じており、J・G1で通用するポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。あとは大障害コースが初めてなので、近2走のような力を発揮できるかがカギ。
中山大障害2021の印です
◎④タガノエスプレッソ
〇②レオビヨンド
▲⑥マイネルプロンプト
△③オジュウチョウサン
△⑤ラヴアンドポップ
以上、中山大障害2021の予想でした。