エルムステークス2020の予想です。
エルムステークス2020の出走馬は、タイムフライヤー、ウェスタールンド、エアスピネル、アナザートゥルースなど14頭。札幌競馬場ダート1700mで行われるG3戦です。
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クイーンステークス2020の予想です
昨年のエルムステークスは差し、追い込み決着になったが、基本的に同レースは逃げ、先行勢が有利。今年は上位人気に推されているタイムフライヤー、ウェスタールンド、エアスピネルらがそろって差し脚質。今年は例年のエルムステークスらしく4コーナーで大勢がほぼ決するレースになるのではないか。
本命は前置きと異なるかもしれないが、ウェスタールンド
本馬はギアチェンジ力の速さが素晴らしく、一瞬で前を飲み込める脚力を持っているのがウリ。過去2回走っているダート1700mでは2回ともゴーサインが出てからあっという間に前を交わしさっており、この条件でこそ良さが生きるタイプだろう。鞍上は引き続き藤岡祐介騎手で、自在に動けそうな5枠8番に入った以上、不発に終わる可能性は少ないはず。4コーナーで前を射程圏に入れ、直線では内で粘り込む馬をスッと交わしていくと見た。
相手はエルムステークスで2年連続連対中のハイランドピーク
前走大沼ステークスは昨年10月以来の実戦だったが、外目3番手からしぶとく粘り込んで3着を確保。ダート1700mでは【2.2.1.1】と抜群の安定感を誇っており、この条件ではとにかく崩れない。前走同様にレース運びがしやすそうな外目の枠に入り、リアンヴェリテを見ながらの2、3番手が濃厚。今年も馬券圏内に加わるチャンスは大いにある。
3番手は位置取り重視でアルクトス
メンバー的にハナを主張する可能性が高いリアンヴェリテの外目2、3番手になりそうで、レース運びはしやすそう。3歳時には福島ダート1700mの猪苗代特別を勝利しており、右回りに変わるのも特段気にする必要はないだろう。大型馬でも気のいいタイプなので、馬体重がさらに増えていない限り、力を発揮できると判断したい。
リアンヴェリテは何と言っても行き切れる強みがある。昨年のエルムステークスは逃げられなかった上、超ハイペースに巻き込まれながらも勝ち馬モズアトラクションから0.5秒差の5着。今年はハナ主張が濃厚な上、展開的にもそこまで激流になるとは思えず、上位争いに加わっても何ら不思議ではない。
アナザートゥルースはアンタレスステークス勝ち馬ウェスタ―ルンドに本命を打つ以上、当然評価しなければならない1頭。ただダート馬らしいダート馬で、ややもっさりしているので、忙しいダート1700mの流れについていけるかがカギになりそう。
ロードゴラッソはダートグレード2勝の実績があり、人気ほど舐められた馬ではないはず。昨年の大沼ステークスでは2着に好走しており、ダート1700mも決して悪くない。
エアスピネルは初ダートのプロキオンステークスで2着に好走。芝では中距離も走っていたので、コース替わり自体は問題ないものの、内目の枠に入ったので上手く捌けるかがカギになりそう。スッと動けるイメージがなく、後手に回ると差し損ねるかもしれない。
アディラートは前走マリーンステークスが出遅れ、強引なマクりで負けて強しの競馬。相手は一段と強くなるが、内に潜り込み、せこく回ってくれば、上位に食い込んでも驚けない。立ち回りひとつでタイムフライヤーとの逆転は可能だろう。
タイムフライヤーは前走マリーンステークスが上手く行き過ぎた印象。今回は相手強化、大外枠と嫌な要素があり、前売りでは1番人気に推されているが、普通に飛んでも驚けない。
ヒラボクラターシュは長期休養明けで厳しいかもしれないが、能力的には決して見劣っておらず、人気がないなら一枚押さえておいても損はないか。
サトノティターンは昨年のエルムステークス3着馬も、展開がドハマりしての結果。今年は4コーナー=ゴールくらいのつもりで予想しているので、本馬が上位に台頭するシーンはあまりイメージできない。
最後にワンダーリーデル。鞍上的に後方ポツンの戦略を取ってきそうだが、そういう時にこそ怖い鞍上。今年のフェブラリーステークス4着と力はあり、展開が上手くハマれば、大外一気があるかもしれない。
エルムステークス2020の印です
◎⑧ウェスタールンド
〇⑫ハイランドピーク
▲⑪アルクトス
△⑥リアンヴェリテ
△⑩アナザートゥルース
△⑨ロードゴラッソ
×②エアスピネル
×⑤アディラート
×⑬タイムフライヤー
×①ヒラボクラターシュ
×③サトノティターン
×④ワンダーリーデル
以上、エルムステークス2020の予想でした。