大井記念2020(大井)の予想です。

大井記念2020の出走馬は、フレアリングダイヤ、クインズサターン、タービランス、ストライクイーグル、サウンドトゥルーなど13頭が出走。大井競馬場2000mで行われるSI戦。このレースは勝負度D(自信度★★★☆☆ 妙味度★★☆☆☆)を予定しています。

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大井記念2020の予想と見解です

ブリリアントカップ→大井記念→帝王賞と続く南関東の古馬中距離路線。

帝王賞はJRAの一級線が参戦してくるのでまた話は別になるが、南関東馬同士で行われるブリリアントカップと大井記念は当然ながら関連性が深い。

過去5年の大井記念の3着以内馬15頭のうち7頭はブリリアントカップに出走。今年も出走馬の半数近くがブリリアントカップに出走しており、同レースの結果をどう捉えるかが予想において重要な指針になるだろう。

今年のブリリアントカップは前半1000m通過64.7秒の超スローペースで、上り3ハロンの勝負になった特殊なレース。今回もメンバー的にペースが落ち着きそうだが、結果はまた違ったものになるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…

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サウンドトゥルーの巻き返しに期待したい

前走ブリリアントカップは展開が向かなかったの一言。直線では進路を切り返す場面もあり、明らかに脚を余しての敗戦だった。今回も展開が向くかは怪しいが、ゲートが最内の1番から大外の13番に変わるのがポイント。距離は違えど、3走前の金盃が14番ゲートを引いて早めのスパートを仕掛けているので、隣に人気を集めて先行しそうなストライクイーグルとタービランスがいることを考えても、森騎手はその2頭を目標に早め早めの競馬を心掛けてくるだろう。距離延長、枠順と条件が好転し、今回は前走の雪辱を果たすと見た。

相手はタービランスが粘り込むだろう

スタミナ型の本馬にとって超スローペースからの上り勝負になった前走ブリリアントカップは負けるべくして負けたレース。今回は枠順の並び、本馬のスタート力から逃げの手までありそうで(出来れば逃げたいオールブラッシュはスタート力が致命的にないので、1コーナーで主導権を奪うのは難しいはず)、ストライクイーグルより前で運べれば、着順が入れ替わる可能性は大いにあるだろう。デビュー以来、4コーナー4番手以内【12.8.2.0】、5番手以下【0.0.0.4】と両極端な戦績。前々でしぶとさを生かす形なら馬券圏内は外さない。

3番手はストライクイーグル

前走ブリリアントカップはノンコノユメとの一騎打ちを制して勝利。展開に恵まれたとは言え、評価できる内容だったが、8番人気だった前走から一転して今回は1番人気までありそう。タービランスがスタミナを生かすべく逃げて、サウンドトゥルーが早めにマクりを打ってきた時、その間にいる本馬は決して楽な展開にはならないだろう。気性的にも決して安定感があるタイプではなく、人気を集めるなら少し疑いたい。

クインズサターンは前走川崎マイラーズがいかにも距離不足だった印象。JRA時代にはマイル前後でも走っていたが、今なら中距離くらいが良さそう。2走目のエイプリル賞でジョーストリクトリに敗れているのは不甲斐ないが、あのように自分から動くと詰めが甘くなるので、終い勝負に徹すれば、パフォーマンスを上げてきてもいいだろう。

オールブラッシュはスタートが致命的に遅く、逃げたいくちだが、この枠は最悪と言えるか。それでも13頭立ての少頭数なら隊列次第でマクりを打つのも難しくないはず。ポテンシャルでは上位にヒケを取らないので、ハマった時に多少の怖さはある。

最後にフレアリングダイヤ。昨年、門別に再転入したのが良かったのか、南関東に戻ってきてからの成績が優秀。鞍上の楢崎騎手とも手が合っており、相手は一段と強くなるが、3着くらいならチャンスがあってもいい。

大井記念2020の印

◎⑬サウンドトゥルー
○⑪タービランス
▲⑫ストライクイーグル
△⑤クインズサターン
△①オールブラッシュ
△④フレアリングダイヤ

2番バンズーム…3走前のブリリアントカップでは6着と健闘したが、インベタで回ってきての結果で、着順ほど褒められる内容ではなかった。終いは確実も、掲示板までが精いっぱいでは。

3番マルカンセンサー…前走ブリリアントカップでは勝ち馬ストライクイーグルから2.3秒差の11着。牡馬の一級線相手では分が悪い。

6番ブラックバゴ…南関東に移籍してから見せ場のないレースが続いている。

7番ジョーストリクトリ…2走前のエイプリル賞ではクインズサターンを下して勝利を挙げているが、展開がハマった印象が強かった。一級線相手では荷が重いだろう。

8番グリードパルフェ…3歳時から大きな成長がなく、オープン特別で善戦止まり。SIでは通用しないだろう。

9番サブノクロヒョウ…鞍上的に積極策を打ってきそうで、少し怖さはあるが、この強力なメンバーに混じって馬券に絡むイメージが浮かばない。

10番キャッスルクラウン…前走オグリキャップ記念で2着に好走するも、笠松の重賞と南関東のSIではレベルが全く違う。苦戦必至だろう。

大井記念2020の買い目

ここは予定通り、◎サウンドトゥルー○タービランスから印を打った馬へ流します。

【参考買い目】

3連複:◎ー○ー▲△△△(4点)

3連複でサウンドトゥルー、タービランスから印を打った馬へ。本線はオールブラッシュまで。この予想でストライクイーグルに勝利されたら馬券が当たっても予想的に負けだと思うので、3連複印上位3頭の組み合わせはほどほどにして、3連単◎○→◎○▲→◎○▲に回したいですね。

3連単:◎→○→▲△△△(4点)

3連単を少点数で買うならサウンドトゥルー→タービランス→印を打った組み合わせでしょうか。タービランスは詰めが甘いので、タービランス→サウンドトゥルーより、その逆の可能性が高いと見ています。

大井記念2020の予想でした。