兵庫ゴールドトロフィー2019（園田）の予想です。
兵庫ゴールドトロフィー2019の出走馬は、ＪＲＡからデュープロセス、テーオーエナジー、ノボバカラ、ランスオブプラーナが出走。地方勢は、ラブバレット（川崎）、サクラレグナム（高知）、ブラゾンドゥリス（園田）らが迎え撃ちます。園田競馬場1400mで行われるJpnIII戦。このレースは勝負度Ｄ（自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆）を予定しています。正直、高知で覚醒中のケイマがいれば、本命を打っていましたが、出走しないのがちょっと残念ですね。
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兵庫ゴールドトロフィー2019の予想と見解です
兵庫ゴールドトロフィーはダートグレードの中でも珍しいハンデ戦。
そのため軽量の地方勢が波乱を演出するのが特徴のひとつ。過去５年では
18年５番人気３着キクノステラ（51キロ）
17年２番人気２着ラブバレット（54キロ）
15年４番人気３着ポアゾンブラック（56キロ）
14年４番人気２着ジョーメテオ（53キロ）
14年７番人気３着サクラシャイニー（53キロ）
らの地方勢が３着以内に好走（16年を除けば、毎年１頭は３着以内に好走している）。そのうち４頭は51～54キロの軽量だった。
今年はＪＲＡ勢が例年よりも手薄な印象。地方勢も一見、小粒な印象を受けるが、今年のＪＲＡ勢が相手なら好走のチャンスは大いにあるのではないか。それでは予想にいきましょう。本命は…
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軸にはＪＲＡ勢のノボバカラを信頼する
前走ＪＢＣスプリントでも本命に推したが、結果は８番人気４着。ゴール前で大外から猛追するも、勝負どころで前に進路がなく、追い出しが遅れた分の敗戦。スムーズなら３着には入れたはずで、ややもったいない競馬だった。これまで1400mの地方ダートグレードは、
16年かきつばた記念１着
16年兵庫ゴールドトロフィー３着
19年オーバルスプリント４着（３着馬とはクビ差）
19年ＪＢＣスプリント４着（３着馬とはハナ差）
と安定した成績を残しており、直近２走のオーバルスプリントは展開が向かず、ＪＢＣスプリントはスムーズさを欠きながらの敗戦。今回は「前走よりメンバーレベルが低下」「鞍上強化（地元の名手）」と強調できる面があり、上位争いには加わってくるのではないか。単調な逃げ、先行勢が多い中（テーオーエナジー、ランスオブプラーナなど）、確実に脚を使えるのも魅力だ。
相手は今年こそサクラレグナムの一撃があってもいい
地方に移籍してからのダートグレード挑戦は、
18年さきたま杯６着
18年東京盃８着
18年兵庫ゴールドトロフィー４着
19年黒船賞５着
19年かきつばた記念６着
という結果。確かにＪＲＡ勢が相手では分が悪いものの、最も見せ場を作ったのが昨年の兵庫ゴールドトロフィー。今年は昨年以上にメンバーレベルが手薄なことを考えると、昨年以上の着順があってもいいのではないか。来年で11歳を迎える直前だが、能力はまだまだ衰えていない。
３番手も地方勢のラブバレット
昨年の兵庫ゴールドトロフィーは無念の除外も、16年４着、17年２着と適性を見せているレース。今年は再三書いているようにＪＲＡ勢のレベルが高くないので、逃げ、先行勢に有利な流れになれば、残り目があってもいいだろう。
穴ならハヤブサマカオーが怖い。南関東に移籍してから結果が出ていないのは不満だが、コーナー４回の1400mに合いそうなタイプ。実際に２歳時には園田1400mの兵庫ジュニアグランプリを勝利しており、コース替わりでパフォーマンスを上げてくる可能性はありそう。年齢的にもまだ老け込む年ではない。
デュープロセスは人気ほど信頼が置けるかは微妙。秋の２戦はオープン特別、重賞と人気を裏切っており、マル外らしい淡白な面が出てきたか。ここはある意味で試金石だが、どっちに転んでも驚けない。
テーオーエナジーは近走の淡白な走りを見ると、なかなか手を出しづらいが、距離短縮が利く可能性はありそう。鞍上に園田を知り尽くした岩田騎手が乗れるのは強み。
最後にランスオブプラーナ。ケープブランコ産駒は、ダート馬も輩出しているが、決してダートでこそというタイプではなく、ダートにも対応可能という程度。本馬自身、ダート馬のイメージがなく、怪しい匂いがプンプンするが、初ダートでどこまで走るか分からないので押さえておきたい。
兵庫ゴールドトロフィー2019の印
◎⑧ノボバカラ＜堅軸＞
○⑨サクラレグナム
▲①ラブバレット
△⑪ハヤブサマカオ―
△③デュープロセス
△⑥テーオーエナジー
×⑩ランスオブプラーナ
２番ナチュラリー…自分の形に持ち込めれば、しぶといものの、ダートグレードではさすがに荷が重いか。春の東京スプリントでは15着に大敗している。
４番キヨマサ…近走は園田のＡ１で掲示板に入るのが精いっぱいの現状。軽量51キロでもダートグレードでは荷が重いだろう。
５番ブラゾンドゥリス…17年黒船賞勝ち馬だが、近走は気持ちがプツンと切れてしまったような走りが続いている。転入初戦のＡ１では勝ち馬セセリから1.0秒差の８着に敗退。今さらガラリ一変を望むのは酷では。
７番イルティモーネ…４走前の園田1400mで行われた園田チャレンジカップではエイシンエンジョイ、ナチュラリーに完敗。ダートグレードでは荷が重い。
兵庫ゴールドトロフィー2019の買い目
ここはノボバカラから２列目に地方勢の３頭のうち１頭が入る組み合わせで勝負します。
【参考買い目】
３連複：◎ー○▲△（ハヤブサマカオ―）ー○▲△△△×（12点）
３連複で１列目にノボバカラ、２列目にサクラレグナム、ラブバレット、ハヤブサマカオ―、３列目に印を打った馬が入る組み合わせ（ワイド３点でもＯＫ）。本線は２列目がサクラレグナム、３列目がデュープロセスまでです。
３連単：◎→○⇔▲△△（６点）
３連単はなかなか絞りづらいですが、ノボバカラとサクラレグナムが同居し、本線のデュープロセスまでが入る組み合わせは押さえておこうかと思います。
以上、兵庫ゴールドトロフィー2019の予想でした。
