（@h_r_p_studio さんの写真。）
オークス2019の枠順確定後の見解です。
フラワーカップを制してレーン騎手が騎乗するコントラチェックは２枠３番、桜花賞３着のクロノジェネシスは１枠２番、デビューから３戦３勝のラヴズオンリーユーは７枠13番に入りました。早速、確定した枠順をもとに展開、隊列を予想していきたいと思います。
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オークス2019の枠順
まずは確定した枠順から。
◆オークス2019の枠順
１番人気が予想されるコントラチェックは２枠３番。オークスは日本ダービーほど枠順を意識しなくていいと思いますが、同馬は立ち回りを生かして粘り込むタイプなので、この枠は好枠と捉えていいでしょう。内にジョディーがいるので、スッと好位の内に入れそうですね。
２番人気想定のクロノジェネシスは１枠２番。折り合いに多少難があるので、前に壁を作れるという意味ではプラスですが、スタート力を考えると位置取りが後ろになるのは間違いないので、スムーズに回ってこれるかは少し怪しくなったと言えそうです。
３番人気濃厚のラヴズオンリーユーは７枠13番。同馬は後ろから行くタイプですし、ごちゃつくよりスムーズに走らせた方がいいので、これくらいの枠でもいいんじゃないでしょうか。鞍上はＭ・デムーロ騎手ですし、内より外の方が好走するイメージは湧きやすいですね。
以下、昨年の２歳女王ダノンファンタジーは４枠８番、桜花賞再先着のシゲルピンクダイヤは６枠11番。上位人気勢は比較的まずまずの枠に入った印象を受けます。
オークス2019の展開、隊列予想
確定した枠順をもとに予想した隊列が以下の通り。
◆オークス2019の隊列予想図
逃げるのはジョディー。これまで逃げた時は【2.0.2.0】、２番手以下に控えた時は【0.0.0.4】と両極端な馬。その逃げた時はすべて武藤騎手が騎乗しており、今回も同騎手なのでハナを奪いにいくでしょう。１枠１番ですし、外から徹底先行する馬が出てこない限り、行き切るはずです。
続くのは外枠でもメイショウショウブ。この枠を引いてしまった以上、１コーナーまでに位置を取りに行きたいでしょうし、内に切り込みながら先行策を打つ形になりそう。ジョディーの出方次第ではハナもありえそうですが、ジョディー＆武藤騎手はハナを譲らないつもりで乗ってくるでしょう。
コントラチェックはスタートがいいので、前の２頭を見ながらの好位の内。前走フラワーカップは逃げ切り勝ちも、ジョディーがハナを主張すれば、無理に競いかけることはないでしょう。レーン騎手も好位の内で溜めて直線勝負というイメージを描いてそうです。
序盤～中盤はスローペースで流れても、時計の速い馬場で１番人気のコントラチェックが前にいるのであれば、レースは早め早めに動き、オークスらしい実力、体力勝負になると見ています。
オークス2019の枠順確定後のイチオシ馬は…
上位拮抗ムードが漂う今年のオークス。
コントラチェック、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーにはそれぞれ魅力がありますが、現時点で本命を予定しているのは、
◎クロノジェネシス
です。
前述に書いた通り、この枠で北村友一騎手だと多少怖さはあるものの、過去のオークスのレース映像を見る限り、直線はバラけることが多く、「捌けずに終わる可能性」は低いでしょう。王道ローテの桜花賞組で、上り勝負にも対応可能（デビュー以来、上りはすべて２位以内）。加えて東京コースも２戦２勝と実績があるのなら馬券圏内には加わってくる可能性が高いと見ています。本来なら１番人気になって然るべきですが、レーン騎手バブルでコントラチェックに次ぐ２番人気に収まりそうなのも魅力です。
以上、オークス2019の枠順確定後の見解でした。
