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スプリンターズステークス2018の予想です。
スプリンターズステークス2018の出走馬は、ファインニードル、ナックビーナス、レッドファルクス、レッツゴードンキ、ダイメイプリンセスなど16頭。中山競馬場芝1200mで行われるG1戦です。昨年のスプリンターズステークスは◎ワンスインナムーン(7番人気3着)、今年の高松宮記念は◎ファインニードル(2番人気1着)と来ているので、今年のスプリンターズステークスはガツンと当てたいところです。
9月30日(日)の平場の勝負レースはこちらから(当日の9時ごろに掲載します)。
土曜日は勝負度Cのレースが2つあり、結果は…
≪阪神1レース 2歳未勝利 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑧トイガー(6番人気2着)
○②レクスミノル(1番人気1着)
▲⑦リゴメール
△⑨セイウンコーヒー
△⑩レオビヨンド
△①ノイーヴァ(4番人気3着)
×⑥タガノファジョーロ
本命はトイガー。母系はダートの活躍が多いロジータの系統で、新馬は10着に敗れたが、上りは全体の2位タイをマークしており、距離が不足していた印象。今回は1800mなので追走がいくらか楽になるはず。大型馬なのでひと叩きされた効果も大きそうだ。
相手はレクスミノル。前走ガンケン組では3着馬に2.2秒差をつけての2着。初ダートの勝ち馬が走り過ぎただけで仕方のない敗戦だろう。今回は距離延長がカギになるも、すんなりと主導権を奪えれば、馬場を味方につけて押し切れるのではないか。
馬券は3連複で1列目にトイガー、2列目にレクスミノル、リゴメール、セイウンコーヒー、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド3点でもOK)。本線はレクスミノル絡み。あとは馬連、馬単を押さえる。ここは勝負度Dと迷ったが、人気もないので勝負度Cで。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲△(セイウンコーヒー)ー○▲△△△×(12点)…本線はレクスミノル絡み
馬連:◎ー○▲△(セイウンコーヒー)(3点)
馬単:◎→○▲△(セイウンコーヒー)(3点)
≪阪神11レース シリウスステークス 勝負度C(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑮ラインルーフ
○⑧グレイトパール
▲⑬コスモカナディアン<次走注目>
△⑤ヒラボクラターシュ
△⑭サンライズソア(3番人気3着)
△③オメガパフューム(2番人気1着)
×⑥クインズサターン
×①ミキノトランペット
×⑯ウェスタ―ルンド(7番人気2着)
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×××(13点)…本線は2列目がグレイトパール、3列目がクインズサターンまで
馬連:◎ー○▲(2点)
馬単:◎→○▲(2点)
単勝:◎(1点)…10倍くらいつけば
ご覧の通り、阪神1レースが当たったのですが、メルマガを配信した直後、眠くてベットに入っていたら気づいたら阪神1レースが終わっていました…(苦笑)
その後に購入した中山1、阪神2レースとハズれるも阪神3レースが印上位3頭で綺麗に決着。
≪阪神3レース 2歳未勝利 勝負度D(自信度★★☆☆☆ 妙味度★★★☆☆)≫
◎⑦エイティーンガール<次走注目><単妙味>(3番人気1着)
○⑥エイシンオリヒメ(4番人気2着)
▲⑨グレーフィンソニア(2番人気3着)
△⑤スカーヴァティ
△④セデックカズマ
△⑬ニシノバモス
×⑫サルース
本命は次走注目馬のエイティーンガール。前走は直線で進路がなく、脚を余しての敗戦。それでも5着まで追い上げており、スムーズに運べていれば、勝ち負けしていたのではないか。前走ヴァニラアイス組の3着ブリングイットオンは次走未勝利勝ち。本馬もここはチャンスと見ていい。
馬券は買いたいのがエイティーンガールのみなので、単勝、馬単を中心に。
【参考買い目】
単勝:◎(1点)…最低でも4倍以上はついて欲しいところ
馬単:◎→○▲△△△×(6点)
ここは◎エイティーンガールのアタマ固定1択。単勝、馬単はもちろん、○エイシンオリヒメの人気が意外となかったので、◎→○⇔印の3連単を購入したのも結果的に上手くいきました。
それよりもですよ、悔しいのがなんといっても中山11レースのロードプレミアムメモリアル。
≪中山11レース ロードカナロアメモリアル 勝負度D(自信度★☆☆☆☆ 妙味度★★★★☆)≫
◎⑧ウインフェニックス(11番人気3着←最低人気)
○③キロハナ
▲②プロディガルサン(1番人気1着)
△⑥テンクウ
△④ウイングチップ
△⑨チャンピオンルパン
×①ウインファビラス
ここはプロディガルサン、キロハナが人気を集めそうだが、2頭ともにほかの馬が弱過ぎることで押し出された人気といえそう。プロディガルサンはいくらモレイラ騎手でもこらだけ詰めが甘いので勝たせることは難しいだろう。キロハナにいたってはほぼ最後方に近い位置取りになりそうで、やはりこちらも勝ち切るには注文がつきそうだ。
本命は当日朝現在、最低人気も積極策を打てればウインフェニックスは怖い。3走前の湘南ステークスでは直線で勝ち馬レッドオルガに馬なりで並びかけ、最後は瞬発力の差が出てしまったが、勝ち馬から0.4秒差と健闘。その後の2戦は鞍上の明らかな騎乗ミスで、全く走れていない。人気は全くないが、3走前のようにスムーズな先行策を打てれば、もっと走ってもいい。
相手は展開微妙も能力上位のキロハナ、プロディガルサン。さすがにどちらかは走ってくるか。
馬券は3連複で1列目にウインフェニックス、2列目にキロハナ、プロディガルサン、3列目に印を打った馬へ流したい(ワイド2点でもOK)。あとは馬連を押さえる。
【参考買い目】
3連複:◎ー○▲ー○▲△△△×(9点)
馬連:◎ー○▲(2点)
最低人気の◎ウインフェニックスから入って痛恨のヒモ抜け。馬連を取れていれば…とかではなく、これは一番やっちゃいけないヤツですね、はい。少頭数だからこそ手広く流す。しかも軸が最低人気ですからねえ。ここで今週のプラスを確定させたかったです。
トータルではプラスで終われたものの、最後が最後なだけに悔しさしかありません。この悔しさは馬券でしか返せないので、日曜日はドカンと当てて悔しさを吹き飛ばしたいですね。といっても気持ちは冷静にいつも通り臨みたいと思います。
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スプリンターズステークス2018の予想です
日曜日の中山競馬場は朝から暴風雨の予報。メインレースの頃には水分をたっぷりと含んだ田んぼ状態の不良馬場になっているか。ファンを大いに悩ませる天気だが、極端な馬場悪化はポテンシャル勝負になりやすく、強い馬が強い競馬をする傾向が強い。
過去に不良馬場で行われたG1を振り返っても、キタサンブラック@17年天皇賞(秋)、ジャスタウェイ@14年安田記念、オルフェーヴル@11年日本ダービー、タイキシャトル@98年安田記念など。90年以降、不良馬場で行われた芝G1は13レースあるが、そのうち12レースで3番人気以内の馬が勝利している。
◆不良馬場で行われた芝G1(1990年以降)
今年のスプリンターズステークスも極端に馬場が悪くなるからこそシンプルに強い馬から入るべきなのではないか。
本命は高松宮記念同様にファインニードルを信頼する
昨年のセントウルステークスは枠と相手関係に恵まれた勝利に見えたが、実際はセントウルステークスを境に本格化しており、内田騎手が足を引っ張っていたスプリンターズステークスと海外遠征のチュアマンズスプリントプライズを除けば、目下重賞4連勝中。今年に入ってからは国内のスプリント重賞で3勝を挙げており、2000年以降、同一年にスプリント重賞(芝1400m以下の重賞)で3勝以上を挙げたのは、01年トロットスター、07年サンアディユ、08年スリープレスナイト、10年キンシャサノキセキ、11年カレンチャン、13年ロードカナロア。すべて同一年のスプリンターズステークスで3着以内に入っている(以下参照、10年キンシャサノキセキは2位入線後の降着なので事実上、すべて連対を果たしている)。
◆同一年にスプリント重賞(芝1400m以下、スプリンターズステークス以降も含む)で3勝以上を挙げた馬のスプリンターズステークス成績(2000年以降)
スプリンターズステークスで勝ち負けできるくらいの能力がないと同一年にそれだけ勝つことはないのだろう。現スプリント路線の混戦のイメージとは裏腹にファインニードルの1強なのではないか。
枠順は絶好ともいえる4枠8番。この枠ならどんな流れになっても対応できるだろう。レースセンス抜群でとにかく注文のつかない馬。鞍上の川田騎手が自信を持って騎乗してくれれば、自ずと結果はついてくるだろう。
相手はダイメイプリンセスの一撃に期待
前走北九州記念は勝ち馬アレスバローズが終始インベタだったのに対し、本馬は外々を回りながらの追走。勝ち馬アレスバローズとの「0.2秒差」は通ったコースの差と見てよく、コース取りが逆なら結果も逆になっていたはずだ(以下の写真参照、パトロールビデオで見ると分かりやすい)。
◆北九州記念の4コーナー(赤がアレスバローズ、緑がダイメイプリンセス)
◆北九州記念の直線入り口(同上)
今回は舞台がタフな中山芝1200mに替わり、斤量は通常のセックスアローワンスの2キロ差。アレスバローズとの比較でいえば、本馬のほうがはるかに期待値が高いはずだ。
問題はそのほかの馬との力関係だが、ナックビーナス、レッドファルクス、レッツゴードンキなど実力馬は軒並み外目の枠に入り、外々を回らされる競馬になりそう。馬場が悪くなると外差しを意識しがちだが、田んぼ状態のような馬場では“どこを通っても同じ”になることが多く、外々を回ると意外と伸び切れないことがある。その意味で実力馬より内目の枠を引いたことは大きなプラス。ナックビーナス、レッドファルクスらとの実力差は縮まるのではないか。500キロ前後の大型馬でも過去のレースぶりから馬群を割ることもできる。
3番手は上位人気の中ではレッツゴードンキが怖い
国内のスプリントG1では、17年高松宮記念2着→17年スプリンターズステークス2着→18年高松宮記念2着と3戦連続で連対を果たしている馬。今年の高松宮記念のレースを見ても、能力の絶対値はファインニードルと大きく差はないだろう。以前よりもややズブくなっているのは気がかりだが、道悪でスピード勝負にならない分、そのマイナス要素は緩和されそう。内にファインニードルを見ながら運べるベストな枠順を引き、能力通りに走れば、勝ち負けに加わってくると見た。
レッドファルクスはレッツゴードンキ同様にズブくなっており、先週のような高速馬場ならバッサリと切りたかったが、道悪は本馬にとってプラスに働くはず。一昨年や昨年と比べると、近走成績は悪いものの、近2走も終いはしっかりと伸びており、能力が大きく衰えたわけではない。スプリンターズステークス2連覇中の本馬が5番人気に留まるなら買いといえるのではないか。
香港からの刺客ラッキーバブルズを買わない理由はない。今年の高松宮記念では本馬よりも実績的に見劣るブリザードから勝ち馬ファインニードルから0.2秒差の5着に健闘。レース内容も見どころ十分で、いくらピークを過ぎたとはいえ本馬の実績なら日本のトップホースと互角に渡り合っても不思議ではない。二ケタ人気は舐められ過ぎだろう。
ナックビーナスは正直、前走キーンランドカップが上手く行き過ぎた感。直近で勝利を挙げた2戦(18年カーバンクルステークス、キーンランドカップ)はともに逃げ切り。本質的に逃げる形が合っており、今回は同型がズラッとそろい、持ち前の立ち回り力を生かせるかが怪しく、モレイラ人気も上乗せされるならここは買い時ではないだろう。前走で重賞初勝利を挙げた馬がファインニードルに迫る人気を集めているのはどう考えても過剰人気だ。
ラブカンプーは走っても走っても人気にならず、今回も完全な脇役扱い。前走セントウルステークスは超ハイペースで逃げて2着に粘り込んでおり、着順以上に評価できる内容だった。同型がそろい、厳しい競馬になりそうだが、セントウルステークスのように本馬だけ粘り込むシーンはあるかもしれない。
アレスバローズは北九州記念2着ダイメイプリンセスを上位に評価したが、近2走がやや上手く行き過ぎたこと、ディープインパクト産駒らしいタイプで道悪がプラスとは思えないことを考えると積極的に手を出しづらい。北九州記念2着ダイメイプリンセスを上位に評価する以上、消しにはしないが、今回は買うタイミングではない気がする。
ムーンクエイクは前走キーンランドカップが字面の上で上り最速も、後方からインベタで回ってきただけで特に評価できる内容ではなかった。芝1200mは短い印象を受けたが、半姉バウンスシャッセ同様にタフな馬場が非常に合いそう。鞍上も不気味なので押さえておく。
最後にスノードラゴン。常識的に厳しいかもしれないが、昨年のスプリンターズステークスで勝ち馬レッドファルクスから0.1秒差の4着に健闘した馬。今年の高松宮記念でも勝ち馬ファインニードルから0.5秒差の9着と大きく負けているわけではなく、得意の中山芝1200m、田んぼ状態の馬場で上りがかかれば、生涯最後の大駆けがあるかもしれない。
スプリンターズステークス2018の印です
◎⑧ファインニードル
○⑥ダイメイプリンセス
▲⑩レッツゴードンキ
△⑯レッドファルクス
△⑭ラッキーバブルズ
△⑫ナックビーナス
×⑨ラブカンプー
×⑤アレスバローズ
×⑮ムーンクエイク
×④スノードラゴン
以上、スプリンターズステークス2018の予想でした。